テント日誌6月24日…安倍政権はようやく坂を転がりはじめた
- 2017年 6月 27日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1807日後
大雨の中の座り込み パラソルチェアについて評定 6月21日(水)
今日は大雨の座り込みとなった。テント撤去以来、水曜日は晴れの日ばかりで、本格的雨ははじめて。それにしても雨は強く、風もある大変な日になった。
雨なのでよかれと思って、前日の6月20日から使い始めた緑色のパラソルチェア3脚を使った。使い勝手はいいのか悪いのか。雨の日には向かないことが分かった。最大の問題点は椅子の部分が窪んでいるため、雨がたまってしまうこと。身はレインコートとゴミ袋で包んでいるので、雨がたまってもお尻が濡れるということはなかったが、時々、たまった水をこぼさないとだめだった。しかし、利点としては、パラソルが椅子についているので、傘を持つ必要がないことだった。しかし、風邪が強いので、実際には持っていなければならなかったが…。それと、傘部分が短いため、身がすっぽり入る形になり、道を通る人たちをよく見ることができなかったことが挙げられる。
それで、警官も少しのぞき込むようだった。大雨の日に、そんなパラソルが経産省前に初登場して目立ったと思う。執念の表れというか、いやいや違う! 3・11後に産まれた子供の体内にセシウムの犠牲を強いている原発の大罪を糾弾する意思のあらわれだ!
ドン・キホーテのようか?
水曜日チームは大雨の中でも明るく闘う気概でパラソルの実用性をあれこれ評定して大笑い。
今日はさすがに立ち寄る人が少なかった。Aさんが参議院議員会館で行われる院内学習会に参加すると寄っただけだった。あと、通行人が「この座り込みは共謀罪反対ですか」と聞いてきた。
Iさんが北海道の友人に雨の写メを送ったら、北海道は30度だということだった。
遅番の人たちが来たところで、風雨が強いので、今日は終わりにしようと提案して、3時30分に終わりにした。
追伸:筋向かいは文科省。あちらでもやろうか? やりたい気持!(I&T)
前日とは打って変わって過ごしやすい一日だった 6月22日(木)
前日の雨が気になり、いつもより1時間前に事務所に着く。
事務所に入ると、先日の風雨で苦労された跡がハッキリと解った、色々なものが干されていたが、ただ一つBOXだけが気が付かなかったのか、中が水浸しになっていた。
木曜日は、いつも一人で座り込みセットの搬出やセッティング(Iさんが経産省前に早着の時は二人)をしているが、来週は所要があり助人をお願いしましたが、その人はテント撤去後のセッティングは初めてなので、常連のIさんと、後半担当のTさんにお話をしたところ、お二人とも、11時30分までには事務所に
行って頂ける事になり、一安心致しました。
座り込みの方は、天気予報では30度位までになると言っていましたが、そう日差しも強くなく適当な風もあり、後半は7個の椅子も二個パラソル付き椅子も満席になりまして、過ごし易い一日でした。(Y・R)
官僚たちの動きも少しずつみえてくる 6月23日(金)
おはようございます。
沖縄慰霊の日、そして安倍自民の連勝~一強がようやく退潮に転じるかという都議選告示の朝。
私としては初めて?直接原発関係ではない投稿でしょうが、NHK総合のニュースおはよう日本「若手官僚たちが作った“ある文書”が、インターネットを通じて爆発的にダウンロードされている。異例の反響に官僚たちは何を思うのか?」http://www.nhk.or.jp/ohayou/
ご覧になった方もおられるでしょう。
テントとの対応、申し入れ抗議、ヒヤリング等で専ら直面してきた中堅以下(3.11後の入省組から十数年目まで)の経産省官僚たちの提言。
役人は理想論より、小さく目先でも実行してナンボ!だとか、「現場を知らない机上の空論」といった批判も含めて、大きな反響をよんだのは役人用語や「縦割り」に囚われず、
「お前は何をしたくて経産省に来たんだ?今、それが出来ているのか?」
といった先輩との飲み話等から我を振り返り、間違っても「門前で座り込み続けている人たちからの叱咤激励」などとは言いませんでしたが、間接的にせよ少なからず届いている事でしょう。
最終処分場も結局、候補1つさえ出せないまま
原発「新設」まで今年度閣議決定のエネルギー基本計画に明記しようという安倍政権の目論見がリークされ、火消しに慌てたようですが、心ある官僚たちには負けずに、脱原発実現へ踏み切ってもらいたいものですね。
今日も暑くなるそうで、夕方の金曜行動にも私は行けませんが、
体調には気を付けつつ、互いに励みにガンバってください。(S)
経産省も東電もなぜ未だに安泰? 6月23日(金)
梅雨も中休みなのか経産省前には強い日が差している。木陰や日傘に守られながら我らは座り込みを続けた。
慰霊の日に沖縄戦72年や大田昌秀元知事を想った。木曜のMX「ニュース女子」サウンドデモは盛り上がったそうだ。DHC不買運動も話題になったが、座込み者の中には利用者が少ない。
テントひろばリーフレットと「脱原発を実現しよう、私は安倍政治を許さない」手製チラシを配ったところ、意外に取りがいい。やっと安倍批判が増えて来ているよう。おまけに経産省の担当職員までチラシを取りにきた。
4時には文科省前で大勢の若い人が授業料無償化を朝鮮高校からだけはずす排外主義に抗議。もう127回目とか。5時からの経産省抗議行動では、Mさんが経産省官僚に良心を取り戻すように話しかけた。また、大洗事故が話題になった。プルトニウム管理はどうなっている? 被ばくした人たちの容態は? 原子力研究開発機構は何たる組織?規正委の田中委員長も次期更田委員長もここ出身。大洗は大笑いとも言っておれない。
午前に東電の株主総会があり、総会前の抗議行動が40人近くに盛り上がったそうだ。会長も社長も変わったが、未だに東電が法的整理もされずに存続していることは、反原発運動側としても情けない。6月30日には告訴団の裁判が始まる。経産省と東電との無責任策略を暴く古賀茂明さんの「日本中枢の狂謀」が紹介された。この日の日刊ゲンダイにも掲載。経産省の東電温存・原発推進もひどいが、お蔭で日本の自然エネルギー政策が十年以上立ち遅れコストの異様に高いことも許せない。
首相官邸前も「裏」も国会側も経産省前も経産省角も農水省前も、霞ヶ関のあちこちで安倍政権批判の声が夜遅くまで轟いた。金曜担当のSさんが腰痛でお休み、皆で心配している。どうぞお大事に。実は私も先週の片付け後から一週間、右肩の痛みがだんだんエスカレート。大幅にサバを読んで四十肩? パイプ椅子など重いものの持ち運びには細心の注意をせねば。 (K.M)
安倍政権はようやく坂を転がりはじめた 6月23日(金)
共謀罪法案を委員会採決抜きの奇策で通し、加計学園問題は逃げ切りが成功した政府与党は思っているのだろうか。安倍総理は反省の弁とやらで取り繕いをやろうとしている。やれやれと胸をなでおろして、一息つきたいのだろうが彼等の思惑道理には行くまい。今回の国会会期中に見せた政府与党の姿は国民に政権への不信を起こさせたが、これは国会を閉じたからと言って消えるものではない。森友学園問題や加計学園問題はこれからも追及されて行くだろし、安倍は例え、この問題が世間の片隅に追いやられたにしても、そこで人々が持った不信は消えるわけではない。曖昧な、権力の独善的な所業をみた人々の不信は尾引くように続く。政権にとってはボディブローのように効いていくものだ。政治とはこういうことなのだ。この怖さを彼らは感じているのか。これを知らないはずはない、そこで、政治的な題目(例えば憲法改正)などで危機的な場を乗り切ろうとする動きが出てくるかもしれない。安倍は憲法をそのように扱いたいのだろうが、それは彼の思惑通りに行くわけはない。思惑通りに行かないのが憲法の問題だという認識が安倍にはないだろうが、安倍はそれを思い知るだろう。
共謀罪法案はそれに気がつく、その持つ意味、あるいはその認識が広がるのが遅すぎた感じがした。でも。法の成立過程での闘い(立法府である国会での闘い)は極めて重要ではあるが、その枠組みにとらわれてはならない。国会での法案の成立に決戦的なイメージを持ち、そこで勝利か敗北かという思考を取ってはいけない。共謀伻は官僚(警察等)で具体化させる。その施行者とのまた、そう出て来た場面での闘いが重要なのだ。それは法案が成立後の継続された闘いである。安保法案(戦争法案)が成立したとも、継続した闘いが存続しているように、いろいろの方法でこれはやらなければならない。共謀伻の廃案を要求する闘いを国会レベルでは展開し、共謀是法案が憲法に違反するものであること(憲法のいう自由や人権の侵害を内容とする法である)を広めていく闘いを継続していくべきだ。そして、共謀罪の適用とみられる事柄(たとえば沖縄での山城さん大砲や警察の強権的行動)をとらえ、それを共謀罪のあらわれとして闘っていくことが大事になる。日常的な具体的な現れでの、日常的な具体的なたたかいである。これはなかなかイメージしにくいことかも知れない。その闘いの形態やスタイルは生みだされるだろうと思う。要は僕らの意識や自覚がどこに見ているかだ。これは国会での法案成立を決戦主義的に設定する思考から脱して、闘いの方法や形態をかえていくことであり、その現在的な方法や形態を創りだつしていくことだ。なかなか、これは思いつくものでもなければ、簡単に創りだせないものだ。この壁を破っていくことが歴史的に要請されていることだ。共謀罪法案はそのことを僕らに突き出している。何が壁か、何が問題かの所在が分かれば、闘いは端緒についたことだ。共謀罪に対する継続した闘いの中でここを考えて行こう。思わぬところから道が開けるということに出会うかも知れない(三上治)
昨日は沖縄線戦没者追悼式 6月24日(土)
〇カンパ有難うございました。
カンパで頂いたパラソル付き折り畳み椅子を早速使わせていただきました。超軽量で設置は簡単、座り心地は極上でした。パラソルは傾き調整が自在、今まで日傘を持って座っていましたが両手がフリーなので助かりました。右手でスケッチ、左手に鳩、ときに両手に鳩、帽子の上に止まるのもいたり。今までは日傘を少しでも動かすと鳩が驚いて逃げていました。有難うございました。
〇恵の風
今日は最高気温29度・湿度40~50%。日向は蒸し暑く先週より暖かめの風が吹いていたがパラソルのおかげで快適だった。水分摂取量、発汗量ともここひと月で一番少なかった。都会の喧噪の隙間からケヤキの葉が風にそよぐ音がさわさわと聞こえてきた。これって自然の風鈴だね。
〇テントは今でも
久々に道を尋ねる人がいた。Iさんが霞が関ビルへ行く道順をすらすらと説明した。今までに何百回説明したのかな。
Nさんがデモに行くまでと座り込んでくれた。会うのは久しぶり。テントが強制撤去されるまでここはデモ・集会の行き返りに立ち寄る山小屋・ベースキャンプだった。道案内といい今でもテントはその機能を果たしている。
〇辺塞寧日無く、北地春光遅し
恰好つけてみたけれど土曜日は平穏無事な日が続いている。座り込みというより過ごしていると感じることもある。「それはあなただけ」という声が聞こえてきそうだけれど。
国家の中枢といえるこの場所で辺境の砦もないだろうが、少人数で座り込んでいると「辺塞」が相応しく思えてくる。原発ある限り「春光遅し」だしね。
〇昨日は沖縄慰霊の日 沖縄全戦没者追悼式
初めての詩作、それも授業の課題としてわずか1日で書き上げたという高校3年上原愛音さんの「誓い~私達のおばあに寄せて」を読んだ。
この詩を「清流に降った新雪」に例えるなら、安倍総理のスピーチは何に例えるべきか。例えに使う諸々の言葉の立場を忖度すれば絶句するしかない。諸々は言うだろう、「一緒にするなよ」と。
〇韓国jからのお客様
何とホ・ヨングさん。渋谷での集会に行く前に立ち寄ってくださった。テントの成り立ち・近況などを質問され熱心にメモを取られていた。とても物静かで穏やかな笑顔が印象的。運動のリーダー・論客というより芸術家というイメージ。最後に皆で記念写真を3枚。極上な1日だった。(O・O)
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6月28日(水)大間原発NO!スタンディングデモ 9時~10時
電源開発株主総会 東京プリンスホテル前 地下鉄御成門駅徒歩4分
東京プリンス前にて大間原発の危険性と建設計画停止を訴える
原発告訴団からのお知らせ
◆初公判決定!6月30日
福島原発告訴団が2012年6月に告訴してから5年。
とうとう東電元会長ら幹部の刑事責任を問う裁判が始まります!
原発事故の責任をうやむやにはさせない新たなたたかいの一歩です!
6月30日(金)
タイムスケジュール
9:00 東京地裁前 福島バス到着予定
【傍聴者】
10:00開廷~17:00閉廷(開廷より前に抽選あり)
*裁判は傍聴希望者が殺到し、高倍率の抽選となることが予想されます。抽選で外れた方は、参議院議員会館での集会にご参加ください
【傍聴しない方(抽選で外れた方)】
院内集会(参議院議員会館 講堂に移動)
11:00~12:00 第1部 リレートーク等
13:00~16:40 第2部 「東電テレビ会議49時間の記録」上映(途中休憩有)
17:45~18:35 第3部 弁護士による裁判報告会
19:00 参議院議員会館前 バス出発
■福島発バスのご案内(帰りの出発を19時発に変更しました)
行 4:00 福島駅西口発 ~5:00 郡山教組会館発
帰 19:00 参議院議員会館前発
料金1,500円
*福島から来られる方で、浜通り方面等バスをご利用になれない方は、高速バス代相当の交通費補助をいたします
お問い合わせ:福島原発刑事訴訟支援団
電話:080-5739-7279 メール:info@shien-dan.org
福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1(支援団・告訴団事務局)
6月30日(金)5時~6時経産省前抗議行動 官邸前抗議行動は6時30分~
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