「より広域の避難態勢を、妊婦や子供…高齢者障害者の方々を優先に」は、大事なこと
- 2011年 3月 22日
- 交流の広場
- 「弱者」優先安東次郎広域避難
表題は、たんぽぽ舎の「20-30km圏内住民をもっと遠くへ避難させよ」(地震と原発事故情報 その(17))
http://chikyuza.net/archives/7670 に掲載されている海渡雄一(弁護士)氏の見解ですが、大事なことです。
「事態が今よりも悪化してしまった時点では避難のために働く要員までが危険に晒 られてしまいます。・・・今の時点で手を打つことが必要」
「今は、パニックを起こさないで、まず30キロ圏からより広域の避難態勢を、妊婦や子ども、移動に困難のある高齢者障害者の方々を優先に秩序正しく実施するべき」
残念ながら、政府の対応は、後手後手にまわっていますので、期待できません。
パニックを起こさず、『弱者』から避難させることは大変ですが、30キロを超えて放射能汚染がひろがっていることも事実です。
よく、「ただちには健康に影響がない」と言われますが、「それではその後は?」については、マスコミは何も言いません。
被曝の長期的影響については、不明の点もあり、いろいろの見解もあるでしょうが、少なくとも子供に害があることは明らかです。
取り残された地域の救援とともに、「弱者」にたいする早めの対応が必要ではないでしょうか。
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