アメリカ人元捕虜・家族との交流会2017
- 2017年 9月 25日
- 催し物案内
- 笹本妙子
- ヘンリー・チェンバレンさん( Henry CHAMBERLAIN ) 元捕虜
- ウォルター・ストラカさん( Walter STRAKA) 元捕虜
- ドリス・ジーン・プルイットさん( Doris Jean PRUITT) 元捕虜の妻
- シャーリー・エマーソン・スティールさん( Shirley Emerson STEELE) 元捕虜の妻
- ジョン・ホワイトハーストさん( John WHITEHURST) 元捕虜の息子
- ジョー・ブラウンさん( Joe BROWN) 元捕虜の息子
- メアリー・ブレインさん( Mary BLAINE) 元捕虜の娘
- キャロライン・バークハートさん( Caroline BURKHART) 元捕虜の娘
- レベッカ・チェンバレンさん ( Rebecca CHAMBERLAIN) 1のチェンバレンさんの娘
アメリカ人元捕虜・家族との交流会2017
2017年10月5日(木) 於 東京麻布台セミナーハウス
日本外務省によるアメリカ人元捕虜・家族の招聘プログラムも今年で7年目を迎えました。戦後72年ともなると、ご健在の元捕虜の方々も90代後半となり、昨年は元捕虜ご本人が1人も来られませんでしたが、今年は元捕虜お2人を含め、元捕虜の妻や子どもなど計12名をお迎えできることになりました。来日期間は10月1日~9日、市民交流会は10月5日(木)に行ないます。
アメリカ人捕虜の多くはフィリピンやウェーク島、グアム島などで捕われ、現地の収容所を経て、「地獄船」と呼ばれた捕虜輸送船で日本に送られました。航海中、病や船の沈没で命を落とした人々も数多くいます。ゲストのうち2人は、米潜水艦による雷撃で沈没した「阿里山丸」の犠牲者の遺族です。この船の生存者はわずか9人でした。生きて日本にたどり着いた人々も、各地の炭鉱、金属鉱山、工場、造船所などで過酷な労働を強いられ、飢えや病に苦しみながら苦難の日々を送りました。
捕虜の体験は一様ではありません。今回も1人1人のお話に真摯に耳を傾け、語り合い、今私たちが平和を求める市民として何をしなければならないのかを考える機会としたいと思います。世界中がキナ臭い情勢になりつつある今だからこそ、戦争がもたらす傷の深さに目を向ける必要があります。どうぞ皆様、お誘い合わせの上ご参加下さいますようご案内申し上げます。
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<日時>
2017年10月5日(木)午後2時~4時30分(1時30分開場)
<会場>
大阪経済法科大学「東京麻布台セミナーハウス」
3階大研修室 (東京都港区麻布台1-11-5)
<交通>
東京メトロ日比谷線「神谷町」駅2番出口(1番出口は工事中)から地上に出て東京タワー方向に徒歩5分、飯倉交差点手前。
<参加費> 500円 (カンパ大歓迎)
<主催> 元捕虜・家族と交流する会
*お問い合わせは下記へ。ご参加の方は事前にご連絡いただけると助かります。
笹本 kiki@ee.catv-yokohama.ne.jp
*麻布台セミナーハウスへのお問い合わせはご遠慮ください。
<協力> POW研究会 http://www.powresearch.jp/jp/about/index.html
<来日する捕虜家族の方々>
※各人の詳しいプロフィールはまだ入手できていませんが、現段階で知り得た情報をご紹介します。
宮城県栗原市にあった仙台第3分所(三菱細倉鉱山)に収容。
福岡県北九州市にあった福岡第3分所(八幡→小倉)に収容。
夫は山口県美祢市にあった広島第6分所(大嶺炭鉱)に収容。
夫は山口県美祢市にあった広島第6分所(大嶺炭鉱)に収容。
父は沈没した輸送船「阿里山丸」の犠牲者。(同船は米潜水艦の雷撃で沈没し、生存者わずか9名)
父は沈没した輸送船「阿里山丸」の犠牲者。
父は秋田県小坂町にあった仙台第8分所(小坂鉱山)に収容。
父は香川県善通寺市にあった広島第1分所(善通寺)と福井県大野市にあった大阪第11分所(六呂師)に収容。
10. ポール・ストラカさん (Mr. Paul STRAKA) 2のストラカさんの息子
11. ジュディス・プルイットさん (Ms. Judith PRUITT) 3のプルイットさんの娘
12. ローズマリー・スティールさん (Ms. Rosemarie STEELE) 4のスティールさんの娘
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