「カレーとうんこ問題」
- 2017年 9月 28日
- 交流の広場
- ナンパせん
衆議院が解散した。安倍の晋ちゃんは「国難突破解散」とか言ってみせたそうだが、
そうか、やっぱりアベノミクスは失敗だったから国難ってことなのね、
それとも北方のヘンな髪形の太った兄さんのせいなのかしら、
はたまた、ズラらしいこれも太った不動産屋の一挙手一挙動に振り回されてることを指すのかしら、
突っ込みどころ満載である 。
晋ちゃんは絶対勝てるぜっとばかりに伝家の宝刀を抜いたんだけど、
ムラサキおばさんならぬグリーンおばさんが突如飛び出して、
晋ちゃんの目算は狂ったようだ、さすがに「この~ミドリ~!死ねば」とどならないのは
首相だけのことはある。
しかし、投票するこっちは困ってしまう。そこで俄かに思い出したのが、
「カレーとうんこ問題」である。
『カレー味のうんこと、うんこ味のカレー、食べるならどっち?』
というかつてはやったあれである。
どっちがどっちでもあまり変わらなさそうに思えるのだが、
間違いないことは、どちらを食べても絶対にマズイこと請け合いということだ。
しかしまあ、日本劣化論が囁かれる昨今の我が国、案外国民の舌も劣化している
かもしれないので、どっちでもたいして変わらなく平気で食べられるのかも知れない。
(考えてみりゃ、これってけっこう怖いことだけどね)
どんなにマズくてもあたしゃ、やっぱりカレー味したカレーが食べたいのよね。
でも近未来、長い列に並んだ末にようやくありつけたカレーがカレーだかうんこだか
全く見分けのつかない代物で、それをありがたがって「おいしいね!」とか何とか言って
食べている我が国民の姿がなんとなく想像できちまう。
そのときになって、「本当のカレーはこんなもんじゃないんだよ」とか一生懸命に説明しても
誰も聞く耳をもっていない、もしくは舌の感覚が完全に麻痺して、てんで分かってもらえない、
なんてことになりそうだ。
くわばらくわばら。
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