12/16講演「不当逮捕~築地警察交通取締りの罠」
- 2017年 12月 15日
- 催し物案内
- 林 克明
講演「不当逮捕~築地警察交通取締りの罠」
・講師:二本松進氏(寿司店経営者)
・日時:12月16日(土)13:30開場、14:00開演、16:45終了
・場所:雑司が谷地域文化創造館 第2会議室
http://www.toshima-mirai.jp/center/e_zoshigaya/
東京都豊島区雑司が谷3-1-7千登世橋教育文化センター内
交通:副都心線 雑司が谷駅 2番出口直結、JR山手線 目白駅より 徒歩10分
・資料代:500円
・主催:草の実アカデミー
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警察が係る国賠訴訟で勝訴した事件の当事者に話していただく企画のご案内です。
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新宿で寿司店を経営する二本松氏は、妻の運転で築地市場に仕入に来て帰ろうとしていた。すると車の前に立っていた警察官が「法定禁止エリアだ」と一言発した。
ドライバーが運転席に座りエンジンをかけて出発しようとしているのに、その警察官は、発車をうながすどころか、妨害したのである。これで口論になったところ、ヒステリー状態になった警察官は「暴行を受けています!」と緊急通報してしまった。
まったくの虚偽、狂言である。
駆けつけた多数の警官たちに後ろ手に手錠を掛けられて、二本松氏は公務執行妨害の現行犯人として逮捕され、連行された先は、築地警察署の組織犯罪対策課だった。
19日後に釈放されてから、法律の勉強をし、2年後に東京都(警視庁)と国(検察庁・裁判所)を相手取って彼は国賠訴訟を起こし、事件から9年1か月、2016年11月1日に東京高等裁判所で勝訴判決。確定した。
築地市場前の些細な口論から、警察・検察・裁判所による組織的冤罪づくりを目の当たりにすることになった二本松氏。悪質警察官による狂言にとどまらず、築地警察署、検察、裁判所を巻き込んだ組織犯罪(冤罪づくり)について、実体験をもとに語ってもらう予定である。
また、国家賠償法や「指定代理人」なるものの問題点も提起していきたいと思う。
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なお、この事件の真相を記録した拙著「不当逮捕ー築地警察交通取締りの罠」(同時代社)がこのほど刊行されました。https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%8D%E5%BD%93%E9%80%AE%E6%8D%95-%E7%AF%89%E5%9C%B0%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E4%BA%A4%E9%80%9A%E5%8F%96%E7%B7%A0%E3%82%8A%E3%81%AE%E7%BD%A0-%E6%9E%97-%E5%85%8B%E6%98%8E/dp/4886838294
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