「許されぬ原発「想定外」の言い訳」などー地震と原発事故情報 その27
- 2011年 3月 31日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎地震と原発事故
3つの情報(おしらせ2つ、許されぬ原発「想定外」の言い訳、たんぽぽ舎
に寄せられたメール)
●1.おしらせ2つ
イ.4月3日(日)14時~東京電力前で抗議アピール・ライブ!
15時半から経済産業省&原子力保安院前に移動して
抗議&ライブ、17時まで
共催:園 良太( walking0624@gmail.com )-若者たち-
たんぽぽ舎( nonukes@tanpoposya.net )
ロ.広瀬隆さん3/26講演のDVD
題名:福島原発事故と放射能汚染―爆発した原子炉時限爆弾―
発行:たんぽぽ舎 協力:ビデオプレス
頒価:1枚1000円(送料1枚で80円-ヤマトメール便-)
お申込みは、たんぽぽ舎へ EメールかFAX 03-3238-0797でお願い致します。
※このDVDは、4月1日以降にたんぽぽ舎に届く予定です。
発送には少しお時間をいただくことになると思います。
あらかじめご了承下さい。
●2.許されぬ原発「想定外」の言い訳
産経新聞(西尾幹二)や読売新聞(高嶋哲生)の指摘
★地震と津波が発生し、福島第一原発4基が重大放射能事故をおこしている(現
在進行形)。政府や東電は「想定外」という言葉を乱発して、自らの責任(今後
予想される損害賠償と責任)を小さくしようと、様々な策謀を張り巡らしてきた。
(現在も)。
しかし、同じ大地震、津波を受けた東北電力(原発3基)や東電福島第二原発
(4基)が一応無事であったという事実はこの「想定外」という「言い訳」を無
力にしている。住民や心ある学者の従来からの指摘に東電が普通に答えて、対策
をしていれば(費用を出し惜しみしていなければ)十分惨事は防げたのであり、
そのイミでは「すべて人災」=「100%人災」である。事故対応のまずさ(事
故を拡大した)も人災である。
★いつもは政府や東電の肩をもったご用評論や右翼的主張が主流の産経新聞と読
売新聞の3月30日号(朝刊)が許されぬ「想定外」の言い訳(産経 西尾幹二)、
「想定外」ではすまない(読売 高嶋哲生)の文をのせている。その要旨を紹介
する。
産経新聞 西尾幹二氏(評論家)の文の要旨
許されぬ「想定外」の言い訳と題して、次のように述べる。
東北は津波のたえない地域である。設計者はそのことを当然知っていた。東京
電力は今回の津波の規模は「想定外」だというが、責任ある当事者としてはこれ
は言ってはいけない言葉だ。たしかに津波は予測不可能な大きさだったが、20
06年の国会で共産党議員がチリ地震津波クラスでも引き波によって冷却用の海
水の取水停止が炉心溶融に発展する可能性があるのではないかと質問していた。
二階俊博経産省(当時)は善処を約していたし、地元からも改善の要望書が出さ
れていたのに、東電は具体的な改善を行なわなかった。・・危険を予知し、警告
をする人がいても、意に介さず放置する。破局に至まで問題を先送りする。
さらに日本にとっての問題の深刻さは、次の2点であるとのべる。
第1は事故の最終処理の姿が見えないことである。
第2点は (前略)
問題の第二は、今後、わが国の原発からの撤退とエネルギー政策の抜本的立て
直しは避け難く、原発を外国に売る産業政策ももう終わりである。(中略)
熱意が冷めた中で、残された全国48基の原子炉を維持管理しなくてはならな
い。そうでなくても電力会社に危険防止の意志が乏しいことはすでに見た通りだ。
国全体が「鬼っ子」に冷たくなれば、企業は安全のための予算をさらに渋って、
人材配置にも熱意を失うだろう。私はこのような事態を招く再度の原発事故を最
も恐れている。日本という国が世界から見放される日である。(後略)
●3.たんぽぽ舎に寄せられたメール
東京都在住 三人の子供をもつ母親です。この子供達を守る為に何を為すべ
きか戸惑いました。それを見定める為にはこの度の原発事故の本当の実態を知る
事だと思いました。テレビにかじりつくように見ていましたが 全くよくわから
ず…不安だけが押し寄せる日々でした。
友人より こちらを紹介して貰い すぐに広瀬隆氏の講演会をネット上で拝見致し
ました。一番欲しかった本当の情報源に出会えた事に心より感謝致します。
子供達を守る事からの視点での情報提供だったので 在り方に信頼できました。
有難うございました。
これから 子供達をどう育ててゆけばよいのか…課題山積みですね…
メ-ルで原発の情報を配信して下さるとのこと 是非 お願いしたいと思いますが
いかがでしょうか?
皆様 ご多忙な日々であることと思いますが お体お大事に 活躍お祈りしており
ます。O子さんより
▲たんぽぽ舎からのお願い
・現在、たんぽぽ舎への電子メールが毎日200件以上届いていて、
処理するのが大変です。パンフや書籍のご注文は、FAXの方が
処理が早い場合があります。よろしくお願い致します。
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を発信しています。希望者はご自身のEメールアドレスと氏名をたんぽぽ舎あて
に送ってください。発信します(無料)。
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