未来へと伝えたい~核の被害を乗り超える - 3・1ビキニ記念の集い2018 -
- 2018年 2月 10日
- 催し物案内
- リベラル21核第五福竜丸
公益財団法人第五福竜丸平和協会は、1954年3月1日に太平洋のマーシャル諸島ビキニ環礁で行われた米国の水爆実験で、静岡県のまぐろ漁船「第五福竜丸」の乗組員やマーシャル諸島の島民が被ばくしたことを記念して、毎年、3月1日前後に「集い」を開いているが、今年は以下の要領で開催する。
とき: 2月24日(土)14時~17時
会場: 日本青年館8階会議室(東京都新宿区霞ヶ丘町4-1)
東京メトロ銀座線外苑前駅3番出口、JR中央線・総武線千駄ヶ谷駅、信濃町駅
講演: トム・D・キジナーさん(駐日マーシャル諸島共和国大使)
大石又七さん(第五福竜丸元乗組員)
第五福竜丸平和協会によると、マーシャル諸島共和国政府は核実験被害国として、2014年、核大国を相手取って「核廃絶への努力不履行」を国際司法裁判所に提訴し、国際世論に一石を投じた。キジナー駐日大使には、同国の深刻な核被害、その一方で米国の核戦略に組み込まれた実情、核なき未来に向けたマーシャルの人々の願いについて語ってもらい、大石さんには、ビキニ水爆実験、引き続く核の脅威、収束の見えない原発事故などを踏まえての現在の心境を話してもらうという。
資料代: 500円
問い合わせ: 公益財団法人第五福竜丸平和協会(電話03-3521-8494)
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