4.17 キラーロボットのない世界に向けた日本の役割を考える勉強会
- 2018年 4月 15日
- 催し物案内
- 杉原浩司
核兵器の開発に匹敵すると言われる「AI(人工知能)兵器」=「キラーロ
ボット」=「自律型兵器」の開発を食い止めるための動きが日本でも始
まっています。
防衛省が2016年に公表した武器開発計画である「中長期技術見積もり」に
も「ロボット化」「スマート化(人工知能などの活用)」が盛り込まれて
おり、他人事ではありません。
この重要な問題に関して、4月17日に初めての院内勉強会が開催されます。
ヒューマンライツ・ナウからの案内を転送します。参加される方は早めの
事前申し込みをお薦めします。
以下の関連資料も読み応えがあります。ぜひご一読ください。
imidas「戦場のリアル」第24回 川崎哲
「ロボット戦争」の時代(2018.4.10、構成・文/加藤直樹)
https://imidas.jp/sensoutoheiwa?article_id=l-73-025-18-04-g326
自律兵器の規制から考えるAI時代の戦争と人間のかかわり
(佐藤丙午 国際関係論、2月19日、SYNODOS)
https://synodos.jp/info/21124
韓国の大学「キラーロボットの開発をしない」宣言:世界のAI研究者からのボイコット回避
(佐藤仁、4月10日、YAHOO!ニュース)
https://news.yahoo.co.jp/byline/satohitoshi/20180410-00083826/
※『亡国の武器輸出~防衛装備移転三原則は何をもたらすか』(合同出版)
の第3部(13)で小金澤鋼一さん(東海大学教授)が
「AIに支配されるオートノマス兵器の開発」を執筆されています。
http://www.godo-shuppan.co.jp/products/detail.php?product_id=555
———— 以下、転送 ————-
お世話になります。
ヒューマンライツ・ナウをはじめ複数の国会議員とNGO団体の主催で、
4月17日に衆議院第一議員会館にて開催される
「キラーロボットのない世界に向けた日本の役割を考える勉強会」
についてご案内致します。
キラーロボット(殺傷ロボット)とは、人間の介入・操作無しに
攻撃目標を定め人を殺傷するAI(人工知能)兵器です。
「自律型致死兵器システム(LAWS)」ともよばれます。
まだ実戦投入されていませんが、米国・ロシア等十数カ国が開発中です。
核兵器に次ぐ第三の兵器革命をもたらすと警告されるキラーロボット。
そんなキラーロボットのない世界を目指し、実戦投入前に
禁止条約を作ろうという国際的な動きが進んでいます。
日本はどんな役割を果たすべきでしょうか?
どなたでもご参加頂けますので、当日4月17日正午までに
お申込みのうえ、ご来場をお待ちしております。
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キラーロボットのない世界に向けた日本の役割を考える勉強会
http://hrn.or.jp/news/13645/
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日時:2018年4月17日(火)17時~18時(開場:16時45分)
会場:衆議院第1議員会館 地下1階 大会議室
(東京都千代田区永田町2-2-1-B1)
最寄駅:国会議事堂前駅(東京メトロ丸ノ内線、千代田線)
永田町駅(東京メトロ有楽町線、半蔵門線、南北線)
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式次第:
1. 開会の言葉と問題提起(衆議院議員 遠山清彦)
2. キラーロボットとは何か、キラーロボットキャンペーンとは
(難民を助ける会 理事長 長有紀枝)
3. キラーロボットの問題点(法的側面)
(ヒューマン・ライツ・ウォッチ 日本代表 土井香苗)
4. キラーロボットの問題点(軍事面)
(拓殖大学教授 佐藤丙午)
5. 科学者からのメッセージ
(ソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員、脳科学者 茂木健一郎)
他
主催:
遠山清彦議員(公明党)、平井卓也議員(自民党)、
小林史明議員(自民党)、山内康一議員(立憲民主党)、
小熊慎司議員(希望の党)、遠藤敬議員(日本維新の会)、
認定NPO法人 難民を助ける会(AAR Japan) 、
国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ、
認定NPO法人日本国際ボランティアセンター(JVC)、
認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ(HRN)、
特定非営利活動法人地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)
≪参加申込方法≫
お申し込みフォーム https://goo.gl/JS9BjV より、
お名前、ご連絡先、ご所属をご登録ください。
*当日正午までの事前申し込みをお願いします
*上記フォームでご登録できない場合は、お手数ですが、
ヒューマン・ライツ・ウォッチ東京オフィス( tokyo@hrw.org )
まで、件名を「4/17 キラーロボット勉強会」として、
お名前、ご連絡先、ご所属をご連絡ください。
*どなたでもご参加いただけます。
衆議院第一議員会館1階ロビーにて、通行証を配布いたします。
通行証をお受け取りの上、会場にお越しください。
【お問い合わせ先】
ヒューマン・ライツ・ウォッチ 東京オフィス
(担当:笠井、吉岡、土井)
Email: tokyo@hrw.org
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