アジア記者クラブ5月定例会
- 2018年 5月 9日
- 催し物案内
- 森広泰平
なぜ北朝鮮巡る邦字報道が歪むのか
金正恩政権と朝米首脳会談後の東アジア
2018年5月26日(土)18時45分~20時45分
明治大学研究棟4階・第1会議室
ゲスト 李柄輝さん(朝鮮大学校准教授)
意表を突いた朝中首脳会談に続いて、劇的な北南首脳会談での
朝鮮半島非核化と朝鮮戦争終結に向けた雰囲気の醸成は、朝鮮半
島中心に大きな感動を巻き起こしました。中露両国からは6カ国
協議の再開、トランプ大統領の気まぐれ要素はあるものの、朝米
首脳会談の結果次第では朝鮮半島に平和が招来する現実味を帯び
てきました。
その一方で、安倍政権と邦字メディアは対北圧力一辺倒の言質
を繰り返し、平昌五輪の最中から、北の「微笑外交」に騙される
な、日米韓の「分断」に警戒という論調では軌を一にして蚊帳の
外に置かれたままであることは周知の事実です。
5月定例会は、朝鮮大学校の李柄輝(リ ビョンフィ)さんを
ゲストにお招きします。当日、金正恩委員長をマスコミ業界内で
は“狂人”呼ばわりしてきた上に、この期に及んでも平和を指向
する北と南の民意を理解せず、制裁強化と叫ぶことで北南和解の
動きに水を差す日本が6カ国協議に復帰できるのか、若年にして
老練な外交手腕を発揮する金正恩委員長相手に安倍首相が植民地
賠償や拉致問題解決の交渉に手練を発揮できるのか、脱北者情報
ではない一次情報から急展開の朝鮮半島情勢について李さんに解
説していただきます。
★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記載
の上、必ず2日前までにEメールでお申込み下さい。返信メール
での予約の承認がないと参加できませんので注意願います。
■会 場 明治大学研究棟4階・第1会議室(東京都千代田区神田駿河台1-1)
■交 通 JR・地下鉄「御茶ノ水」・都営線「神保町」下車
■資料代 ビジター1500円、会員1000円、明大生無料(要予約)
■主 催 アジア記者クラブ(APC)
■連絡先 アジア記者クラブ(APC)
東京都千代田区三崎町2-6-2
ダイナミックビル5階 たんぽぽ舎気付
E-mail:apc@cup.com
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。