テント日誌5月16日…嘘つき柳瀬は家族に何て言い訳をしているのか
- 2018年 5月 20日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
- 証言の手本を佐川言って見せ – やまつつじ
- 名刺出て隠せぬ証拠総理秘書官 - 藤康
- 証言者記憶消えたりもどったり - 乾草
- ウソの芽はねつ造改ざん安倍の花 - やまつつじ
- テントから脱原発の芽が伸びる - 草地
経産省前テントひろば1807日後
川柳句会の日だけれど、雨となる 5月13日(日)
早めに経産省前に到着、直ぐに銀輪部隊のお二人が来た。ほどなく座り込みグッズを運ぶ藤原さんの車が到着、直ちに設営にかかる。慣れたもの10分位で座り込みに入る。川柳句会の乱鬼龍さんが来て、今日は句会が行われるという。予報では天気が3時位から崩れるらしい。藤原さん差し入れのおにぎりやサッシーさんからのお菓子を食べて川柳を捻る。
生憎2時半頃から雨が降り出した。悪天候のせいもあり句会の参加者も少なめである。それでもいつものメンバーが揃って結構な人数である。句の入選発表を終えたところで雨脚も強く、馬場さんの「偲ぶ会」もあることから予定より30分早く切り上げて3時半に撤収となった。余談ではあるが先日、甲府へ向かう電車の中で反原発の黄色いワッペンをリュックに付けたご婦人がいらしたので、声をかけたら、いつも瓦せんべいと黒飴を差し入れて下さる方でした。丁重にお礼を言ってお別れをした。(S・K)
午後1時より脱原発青空テント川柳句会を開催 5月13日(日)
選者は乱鬼龍氏、席題は 「証言」「芽」 3時投句締め切り、3時過ぎより入選者の発表、披講となりました。句会の始めは曇っていましたが途中から雨が降り始め、大雨の中での披講となりました。今回の参加者は雨のせいか少なめの7名、入選句の発表後、入選者へ選者よりお菓子や川柳手帳など様々な景品が手渡されました。入選句は以下の通りです。(S.E. )
「証言」
特選
◆ 官邸の思いのままに嘘をつき - 草地
秀句
★ モリカケの嘘重定食盛り合わせ - 水蓮仏
★ すぐ分かる嘘も分からぬ東大出 - 無位史膳
「芽」
特選
◆母の日に大樹の陰で若芽吹く – 無位史膳
秀句
★ 悪の芽は汚れた金で良く育つ - 水蓮仏
★ 裁判で脱原発の芽を開く – 乾草
★ 芽吹く春野党連合芽よ育て - 芒野
次回の脱原発青空テント川柳句会は6 月3日(日)午後1時からの予定
日本の反原発運動の映画【ドキュメント】を撮りたい 5月14日(月)
きょうは救援連絡センターの機関誌の発送作業があったので経産省前に着いたのは午後3時になってしまいました。経産省前に近づいて行くと座り込みをやっているあたりに人だかりがしているのでどこかの右翼に取り囲まれているのかと緊張しながら近づいて行くといつものメンバーが私を見つけ、きょうは日誌に書く事が一杯ありますから安心してくださいと言って説明してくれた。
午前中に大間原発裁判があることは知っていたがその他に中東に戦争を仕掛けようとしてのトランプの聖地エルサレムへのアメリカ大使館の移転の強硬―これは全世界から反対されているーに対するアメリカ大使館への抗議行動の人々、中国から来て日本の反原発運動のドキュメンタリー映画を撮りたいという監督一行、夕方のイスラエル大使館への抗議行動に行かれる人々がそれぞれ経産省前の座り込みに寄ってくださったので賑やかな座り込みになっているとのことでした。
これには警察も驚いて大勢が監視に来たそうです。その後も何回か近くまで来て人数を数えにやって来ました。最大で16名が座り込みに参加したそうです。中国の監督一行は今月の25日金曜日から撮影を開始するそうです。但し自然の座り込み闘争を撮りたいので、その為に我々が不自然に集まることは止めて貰いたいとのことです。最後にきょうのレジェンド・Sさん。
月曜日なので午後1時からの国会前抗議行動に参加されて4時過ぎには来られるのに4時半を過ぎても現れないのでどうしたのであろうと皆で心配していた所、4時50分になってやっと来られたー助さん格さんに伴われて。腰が痛いので休み休み来られたようだ。余り無理せずに休み休み参加されるよう望むばかりである。(保)
故郷から人を追い出す歴史に終止符をと思う 5月15日(火)
昨晩は夜更かししてしまい、朝、寝坊した。11時半に虎ノ門駅からY氏に電話を入れると、既に経産省門前に向かって歩いているとのこと。途中で合流して、なんとか12時前に座り込みを開始することができた。先週の火曜は上着を着ていても寒さで震える気温(13℃くらい)だったが、今日はワイシャツ姿のサラリーマンが多く、じっと座っているだけでも太陽の日差しが熱く感じられた。一時近くになって座り込みの人数が増え、交代で昼食に席を外す。
昨日14日は、イスラエルではエルサレムへのアメリカ大使館移転に抗議する行動があり、日本でもアメリカ大使館、イスラエル大使館への抗議行動が行われた。報道によれば、ガザでは3月以来、2か月に及ぶパレスチナ人の「グレート・リターン・マーチ」が繰り広げられており、イスラエル兵によって多数の死者、負傷者が出ている。70年前にパレスチナから住民たちを暴力的に追い出してイスラエルが「建国」されたナクバ(大災厄、破局)の日だ。故郷の土地を追い出されてしまったのは、パレスチナだけではない。フクシマでも3・11から既に7年の日々が経過し、追い出された住民にとって「原発再稼働」推進と並行してなされる「福島復興」のかけ声は空しい。(EO)
嘘つき柳瀬は家族に何て言い訳をしているのか 5月16日(水)
暑い。今日はパラソルが活躍した。緑色の一人用の椅子パラソル3と大きなパラソル1を持って行った。経産省前に着くとすぐYさんが来て、一緒にセットを手伝ってくれ、3時頃まで座り込み。今日は座り込みグッズに、氷水のジャーを加えた。これからは、プラスチックの箱の中に紙コップを入れておくことを忘れないようにしないと。
日刊ゲンダイに載っていた記事。あるラジオ番組のパーソナリティが「安倍たちが大ウソを言って平気なのは、政治家の家に育って、大ウソをついても平気なんだ、大丈夫なんだ、大ウソをついて乗り切るのだという手法を身につけてしまっているからではないか」と言っていたと。Yさんは同感と言い、さらにいろいろと言っていた。
経産省役人の柳瀬の証言もひどいもので、柳瀬は家族に「これもお国のためなんだよ、首相のためなんだよ。国民を欺いてもその分自分には見返りがあるんだよ」とでも言うのか。経産省に向かってシュプレヒコール。「ウソつき柳瀬は経産省をやめろ」「経産省の職員は柳瀬をやめさせろ」「ウソつき柳瀬」
今日は経産省で「エネルギー基本計画案」についての会議があった。IさんやKさんは傍聴に応募したが当たらなかったそうだ。その会議のためか、1時前にテレビ局が入っていった。さらに2時前に、パトカー2台と覆面パトカー1台、さらに遅れて青色ワゴンの警察車両2台もきた。私服、制服の警官は経産省に入っていった。上記会議での「トラブル」と思われたが、警察は何も言わないのでわからなかった。2時過ぎに男性一人を警官が囲み、連れ出してパトカーに乗せた。男性は警官に「触るな」と言っていた。
Iさんは12時からの規制庁前抗議行動に参加し、そのあと座り込みのところで昼食のおにぎりを食べた。保さんが持ってきてくれたパンを分けた。
3時半過ぎにレジェンド・Mさんが来られた。90歳を過ぎておられるので、やっぱりすごい。(T)
それから今日は外務省前で、フィリピン・マニラに建立された日本軍「慰安婦」被害者を記憶するための像を撤去するよう圧力をかけた日本政府への抗議行動が3時から行われました。その外務省に抗議行動をしてきた人々、10人余りが座り込みのところに寄ってくださり抗議について話してくださいました。
日本政府の言い分は、被害者像設置は日本政府の立場と相容れない、遺憾の意を表明するとフィリピン政府に圧力をかけ撤去させた。一方、日本政府は侵略した事実は反省せずに日本兵戦没者の慰霊碑はフィリピン全土に400基以上建立しているそうです。このような政策は国際的に反感を買っているそうで日本の恥だとして抗議行動をしてきたそうです。(保)
:::::
経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その73
安倍政権の横暴も原発推進も「諸悪の根源は経産省」
~山口二郎さんの「本音のコラム」に共感~
木村雅英(経産省前テントひろば)
5月13日の東京新聞に山口二郎さん(法政大教授)が、「諸悪の根源は経産省」と題する「本音のコラム」を書いていた。全くその通りと共感した。少し長いが全文を引用する。
<本音のコラム 諸悪の根源は経産省 山口二郎
安倍政権を支える実動部隊は経産省の官僚である。現総理秘書官の今井尚哉氏、先日参考人招致された柳瀬唯夫元秘書官は、いずれも経産省の官僚であり、政権運営の鍵を握っている。政策の基本的枠組みを打ち出すのは経済財政諮問会議、産業競争力会議などの審議機関である。これらは省庁にまたがる課題についてトップダウンで方向性を指示する機関だが、これらの議論を誘導するのは加計学園案件に関して活躍した藤原豊氏のような経産官僚である。
バブル崩壊後、経済成長の戦略を描くべき経産官僚は何一つ成功していない。経産省が執念も燃やす原発輸出にしても、民間企業では背負えないリスクが広がっている。自分の本業がうまくいかないものだから、労働、農業、医療、教育など他の畑を荒らしに行って、それらの世界で長年存在したルールを壊し、新しいビジネスチャンスを作ることを自分たちの手柄にしようとしている。
これから国会審議の焦点となる働き方改革にしても、日本経済再生本部が産業競争力の強化のために打ち出した労働法制改革を土台としている。成長のために労働者にもっと働かせろという発想がその根底にあるように思える。
森友、加計問題も徹底究明が必要だが、経産省が日本をおもちゃにしていることを厳しく追及する必要がある。
>
日頃強く感じていることを非常に的確に書いてくれた。
原発に絞っても「安全、安い、無いと電力が足りない、クリーン・ゼロエミッション、原料は準国産、夢の核燃料サイクル」などの大嘘をつき続けながら、核のゴミを放ったらかしにして再稼働どころか輸出まで推進している。
「原子力立国計画」を立ててWHの高い買い物をさせて東芝を破綻させたり、3.11直後に東電をつぶさずに原発推進し続けていることにも今井・柳瀬が加担している。
一方で、多くの国民が原発再稼働に反対し、自民党支持者でさえその過半が原発を拒否(広瀬弘忠氏、岩波科学6月号)し、どこの原発でも周辺が反対している(例えば、静岡県内で浜岡原発再稼働に賛成の自治体首長はゼロ)。こんな状態にも拘らず、原発に群がる産学とともに、原発を再稼働し原発輸出を推進し新「エネルギー基本計画」で原発を残そうとしている経産省のやり方はあまりにひどい。
こんなひどい「日本をおもちゃにする」経産省のやり方を安倍政権がやり続けている。
確かに「諸悪の根源は経産省」だ。
経産省前テントひろばの座込み・抗議行動を続けなければならない。
5月18日(金) 5時~6時経産省前抗議行動(テントひろば)
官邸前抗議行動 18時~(首都圏反原連)
月例祈祷会 日本祈祷団 5月23日(水)15時~
場所:経産省前テントひろば 15時~
とめよう!「東海第二原発」《首都圏連絡会》結成集会のご案内
日 時:5月21日(月)17時より18時 記者会見、18時より19時30分 結成集会
通行証配布 16時より
会 場:記者会見、結成集会とも「参議院会館101大会議室」
列席予定:村上達也(元東海村村長) 鎌田 慧(ルポライター)
佐高 信(評論家) 木村 結(東電株主運動)
柳田 真(再稼働阻止全国ネットワーク)
◆ 首都圏の個人、団体どなたでも参加できます。
◆ 《首都圏連絡会》の活動、運営については皆様からのご意見、ご提案を協議しておこなっていきます。
◆ 東海第二原発をとめるために、アイデアを持ちよろう!結成集会へのご参加をお待ちします。
とめよう!「東海第二原発」《首都圏連絡会》結成の趣旨・目的
★ 茨城県内27市町村(6割の自治体)の議会では、東海第二原発の再稼働に反対する意見書などが採択され、住民は再稼働NOの意志表示を明確にしています。
★ 今こそ、首都圏の大衆的な闘いを拡大強化し、首都圏の原発は、首都圏住民
の力でとめる運動が求められています。
★ 茨城の住民の闘いと首都圏の闘いが互いに結びつき、情報を共有し、相互の
信頼関係を高め、より広範囲な市民と住民の皆さんに東海第二原発再稼働の危険性を訴え、再稼働をとめるために、《首都圏連絡会》は活動します。
呼びかけ団体募集中(5/10現在):「原発再稼働に反対する埼玉連絡会」/
「原発さよなら千葉」/「脱原発かわさき市民」/「再稼働阻止全国ネットワーク」
連絡先(仮):東京都千代田区神田三崎町2-6-2
ダイナミックビル5Fたんぽぽ舎気付
『とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会』 TEL 070-6650-5549
【案内】院内ヒアリング集会「福島トリチウム汚染水対策」
経産省前テントひろば 木村雅英
テーマ:「福島トリチウム汚染水対策」
日時:2018年6月1日(金)13時~16時
13時00分~13時30分:事前確認
13時30分~15時30分:ヒアリング(経産省に出席依頼中、詳細は未確定)
15時30分~16時00分:事後確認、今後について意見交換
場所: 参議院議員会館B103会議室(地下1階、定員60名)
質問項目: 第1群 東電福島第一原発のトリチウム汚染水
第2群 トリチウム汚染水の増加量
第3群 放射性汚染水(トリチウム水)の生体に対する影響あるいは動態
第4群 トリチウム汚染水による疾病の増加
第5群 トリチウム水タスクフォースの2016年6月の報告書について
第6群 トリチウム水海洋放出における「告示」濃度と運用濃度
第7群 地元からの抗議申入れ等
第8群 今後の取組
紹介:参議院福島みずほ議員
いわゆる放射能汚染水は、東電福島第一原発(以下、フクイチ)に100万トン以上あり、量的に最大のものはトリチウム汚染水(トリチウム水)であり65万トン~80万トンとされる。現在、このトリチウム汚染水の処理・処分が重大な課題となりつつある。
そんな中で、経産省はトリチウム汚染水をフクイチの敷地から海洋に放出する計画を検討している。トリチウム水タスクフォース(2013年12月~2016年6月)を開催し、「大量のトリチウム汚染水がタンク等に80万トンも在る」ということはそれ自身非常に危険であり「リスクも大きい」とも主張し、「希釈海洋放出」がもっとも有利であると主張している。
さらに、経産省は「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」を2016年11月に立ち上げ7回の会合を続け(第7回が2018年2月)、そこでは「風評被害」の払拭が議論されている。
これらの会合では、トリチウムの人体への影響は些細、すでに大量のトリチウムを海外(特にカナダ、フランス、イギリス、韓国など)で海洋放出、また宇宙線等によって毎年72ペタベクレルのトリチウムが発生、フクイチのトリチウム水は全部で57mg程度、などどと議論し、トリチウム汚染水の海洋放出を正当化しようとしている。
しかしながら、トリチウム汚染水の安易な海洋放出を良しとする人は少ない。地元の漁連などとともに福島及び日本国内から海洋放出に反対の声が湧き上がっている。
なぜなら、トリチウムの毒性等については、必ずしも十分な研究がなされているわけではないが、国内で「トリチウムを扱う民間業者が2名死亡している」などの報告、英国でヒラメや二枚貝で3,000倍と2,300倍の濃縮の報告、カナダ・国内でのトリチウム汚染水による被害報告などがあり、海洋放出が安全であるとは誰も証明できていないし、誰も安全だとは信じていないからだ。
以上の状況の中で、フクイチをとりまくトリチウム汚染水の現現存量と増加状況、保管状況、トリチウム汚染水の安全性(危険性)、地元からの抗議の声、今後の取組、などを確認する。
トリチウム汚染水の海洋放出を許すな!
院内ヒアリング集会に是非ご参加を!
≪経産省前テントひろば≫
電話:070-6473-1947
住所:〒105-0003港区西新橋1-21-8新虎ビル2F
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。