6/21精神科医療の身体拘束を考える緊急院内集会
- 2018年 6月 14日
- 催し物案内
- ちきゅう座会員村尾知恵子
6月21日(木) 午後4:00~6:00 参議院議員会館 B107会議室
(午後3:30から1階ロビーで通行証を配布)
日本の精神科病院に措置入院すると、両手両足をベッドに縛り付けられる人が1万人以上いるといわれます。昨年の5月、ニュージーランドから来ていた英語教師の男性が、10日間の隔離拘束後にエコノミークラス症候群で死亡しました(記事参照)。こうしたことは他国では稀で、日本精神科医療が、患者の長期間拘束を許していること、そして、その事例の異常な多さは世界的に特異な状態なのです。
当然こうしたことは改善していかなければならないのに、「医者に銃をもたせて」という議論を、日本精神科病院協会の山崎學会長が協会誌に載せ肯定しているのは一体何を考えているのか。まったく許せません。(下記URL参照)
https://www.nisseikyo.or.jp/opinion/kantougen/kantougen.php?id=112
「精神科医療の身体拘束を考える会」は、到底看過することはできないと緊急集会を呼び掛けています。「このような言葉を生んでしまう社会のありようも含めて、多くの方々と話し合う場をもちたい」とのことですので、注目していきたいと思います。
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