井上元東北大総長の研究不正疑惑の解消を要望する会 新着情報No. 34,35
- 2018年 8月 26日
- スタディルーム
- 井上合金事件大村泉東北大学
新着情報 No. 35 2018年7月6日
齋藤文良東北大学名誉教授(同大学多元物質科学研究所 元所長)、矢野雅文東北大学名誉教授(同大学電気通信研究所 元所長)は、昨年2017年11月17日付で、不正疑惑の根拠が明瞭なJIM00B論文(Mater. Trans. JIM, Vol.41 (2000), pp.1511-1520)について、日本金属学会 欧文誌編集委員会に対して、「公正な調査と適切な措置」の申し入れをされ、編集委員長名で「当該論文の精査を開始することとなりました」との2017年12月5日付返書を受領されました。返書受領後7ヶ月以上経過したので、齋藤・矢野両氏は編集委員会委員長及び学会事務局長に対して、現況について問い合わせ等を試みられましたが、具体的な連絡・対応がなかったとのことです。
齋藤・矢野両氏は、この現況について、同学会が公益法人の役割、例えば内閣府が公益認定基準に例示している『社会的信用の維持、公益目的事業(特に、学術及び科学技術の振興を目的とする事業)の実施』等の社会的責任を損なっていると判断され、両氏はこの事実を内閣府に通報し、公益法人としての社会的責任を早急に果たすように監督指導することを申し入れされました。 齋藤・矢野両氏のご了解を得たので、関連文書(「内閣府宛申し入れ」、および「別添文書1~4」)をここに公開します。
齋藤・矢野両氏の内閣府宛申し入れ文書:
*内閣府宛申し入れ文書は上記pdfの右上記号をクリックして表示。関連する別添文書はこの申し入れ文書の2ページ目の当該箇所をクリックするとダウンロードできます。
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新着情報 No.34 2018年6月20日
フォーラムは内閣府に対して、日本金属学会(三島良直会長[当時])が2010年12月16日付でフォーラム代表らに約束した、井上明久東北大学元総長を筆頭著者とする疑惑論文(MT JIM 1999年論文)の「日本金属学会欧文誌編集委員会としての精査』を、学会自らが示した条件がすでに整ったにも拘わらず、いまだに果たしていない事実を通報し、早急に社会的責任を果たすよう、監督指導することを申し入れました。関連文書(「内閣府宛申し入れ」、および「別添文書1~7」)をここに公開します。
2018年6月8日内閣府提出申し入れ書.pdf
*内閣府宛申し入れ文書は上記pdfの右上記号をクリックして表示。関連する別添文書はこの申し入れ文書内の当該箇所をクリックするとダウンロードできます。
初出:「東北フォーラムホームページ 井上[元]総長の研究不正疑惑の解消を要望する会」より許可を得て転載:https://sites.google.com/site/wwwforumtohoku3rd/
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔study987:180826〕
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