「9.26「東海第二は廃炉」原子力規制委員会抗議行動」報告 ~地に落ちた原子力規制委員会、直ちに解散せよ~
- 2018年 9月 28日
- 評論・紹介・意見
- kimura-m
とうとう、9月26日午前の定例会議でに原子力規制委員会が東海第二原発の設置変更許可を決定した。この日、私たちは10時から13時まで抗議行動をした。
9.26「東海第二は廃炉」原子力規制委員会抗議行動
~設置変更許可認可するな! 運転延長を認めるな!~
日時:2018年9月26日(水)10時~13時
場所:原子力規制委員会ビル(六本木ファーストビル)前
主催:とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会
共催:原子力規制委員会毎水曜昼休み抗議行動
共催;原子力規制を監視する市民の会(12時~12時半)
10時に六本木ファーストビルひろば前の歩道に集まり、横断幕やのぼりを準備しながら、まずはコールを開始。
東海第二・再稼働反対、東海第二・運転延長反対、設置許可を認めるな!と。
ドラム缶リュックの組立が進む中、前日に電話で依頼済みの原子力規制庁広報の人が既に待機している。
茨城から傍聴に来た大石光伸さん、川澄敏雄さん他の東海第二を動かすなのアピールを聞いたあと、10時10分から申入れ開始。20人程の参加者の前で、原子力規制庁広報担当に対して、「原子力規制委員会毎水曜昼休み抗議行動」の「原子力規制委員会は東海第二原発の設置変更許可を認可するな!」の要点を読み上げて提出。続いて「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」から署名提出、乾さんが「原子力規制委員会委員長更田豊志様 署名提出と申し入れ」をこれも要点を読み上げた後に、署名8518筆(№6~11)を提出し、例会議が始まる前に更田委員長ほかに届けるように依頼した。なお、8月1日にも6042筆(№1~5)を提出しており合計14560筆提出。
続けて、アピールとコールを続けたりメディアから取材を受けたりする中で、傍聴予定者がビルの中に入っていく。
10時半を過ぎて、六本木ファーストビル13階会議室で定例会議が始まったところで、沢山ののぼり旗に囲まれてゆっくりスタンディング。エネルギーの補給や用足しに行く中で、定例会議の中継動画をスマフォで見ると、原子力規制庁の審査担当が早口で審査結果を報告している。11時半になっても「議題2 日本原子力発電株式会社東海第二発電所の発電用原子炉設置変更許可について(案)」の議論が続いてる。こちらから原子力規制委員会は「再稼動推進員会」でないなら「不合格」を出せと叫ぶが、その数分後に原子力規制委員会委員5人が「合格」を認めてしまう。
抗議の声を上げる中で、数人の傍聴者が次の議題を聴かずに出てきたので、怒りの報告を受けるとともに、参加者全員で再び抗議の声を上げる。
12時過ぎから「原子力規制を監視する市民の会」が加わりマイクを替えて抗議を続ける。傍聴してきた人から落胆と怒りの報告が続く。茨城から大石光伸さん、川澄敏雄さん、小川仙月さんほかが抗議。毎水曜昼休みにこの場所に来る常連の人たちの声も上げる。
最後に、東海第二の再稼動・運転延長反対とともに、原子力規制委員会は解散するべきだの声あげて、3時間の横断幕やのぼり旗や黄色のドラム缶リュックでにぎわった抗議行動を終わる。参加者は35人程。
なお、翌日には東海第二の工事計画の審査が予定されており、工事計画ー>保安規定の適合性審査が続くとともに、「例外中の例外」運転延長の審査も続けられ原子力規制委員会はこれら総てを11月末までに認可するつもり。何としても止めねば!
以上
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/
〔opinion8033:180928〕
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