巨大地震の再来襲―その時、福島第一原発は、浜岡原発はどうなる?
- 2011年 4月 19日
- 評論・紹介・意見
- M8クラスの地震、再来の可能性山川哲
今朝のNHKニュースで京都大学防災研の遠田晋次准教授は、早ければ、ここ一カ月以内にもM8程度の大地震が10メートルぐらいの津波を伴って、東北から東海沿岸までに再来する可能性があるとの分析結果を発表した。これはすでにYOMIURI ONLINEでも報道されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000112-yom-sci
また、静岡新聞NEWSで里村幹夫静岡大学教授が東日本大震災の東海地震への影響を指摘。
http://www.at-s.com/news/detail/100014102.html
福島第一原発の安全解体工事の「工程表」はどうなるのか?浜岡原発の危険操業は、すぐにでもとめなければ、とんでもないことになるのではないのか?
生命と健康安全を優先するのか、それとも「豊かさ」という幻想を追いかけて破滅していくのか、まさに実存をかけた問いかけが、我々全国民、さては全人類に向って発せられていると理解すべきではないのだろうか?その時になってパニックに陥らないためにも、今こそ、理性を駆使してこの難局に向かうべき時ではないのだろうか。日本にある原発という危険極まるものを即時全廃(まずは、操業停止)すべきだと思う。そのために行動すべきであろう。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔opinion0426:110419〕
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。