「私たちは民主主義をどうすべきなのか!」香港
- 2018年 12月 7日
- 交流の広場
- 金剛力士
エミリー・ラウ氏講演会
「私たちは民主主義をどうすべきなのか!」
?李小牧氏(新宿歌舞伎町「案内人」、映画「選挙に出たい」主役)との対話?
かつて、サッチャー首相に香港の民主を守ってくれないのかと鋭く迫り、「香港の鉄の女」とも呼ばれた香港の元立法会議員のエミリー・ラウ氏による講演会を、12月12日に東京大学駒場キャンパスで開催します。
ジャーナリストとしてキャリアを開始したラウ氏は、その後、香港で初めて当選を果たした選挙区選出の女性議員となり、2012年から2016年には民主党党首を務めました。普通選挙の実現を一貫して主張し、 2016年に議員を辞めた後も、国連に粘り強く足を運び、若い世代の政治家育成を積極的に支援するなどして、香港の民主、自由、人権に関して訴えを続けています。中国の人権派弁護士を支援する活動も行なっており、「中国維権律師関注組(中国人権弁護士支援グループ、の理事を務めています。香港では、雨傘運動以来、一国二制度の形がい化を批判する声が高まり、香港人自らが決める政治を求める動きが加速しています。
しかし、そうした勢力に対する圧力も強まっており、2016年の立法会選挙で当選した6人の議員は、立法会の宣誓式のやり方が不適切であったとして、議員資格を剥奪されました。さらに、資格を剥・u梺Dされた議員の後を継いで立候補を届け出た民主派勢力は、立候補資格が取り消されています。世界的に民主主義が衰退しているとも言われる今、私たちはどのような価値に重きを置き、どのような行動を起こすべきなのでしょうか。
こうした問題意識を持って、エミリーラウ氏にご講演いただいた後、新宿の歌舞伎町で「案内人」として知られ、「元中国人・中国出身の日本人」としての選挙活動が映画化された李小牧さんを対談相手にトークを展開してもらいます。
師走の忙しい時期ですが、ぜひご参加ください。日時:12月12日(水)15:30-17:30 場所:東京大学駒場キャンパス6号館(国際教育研究棟)314号室 参加申し込み不要 問い合わせや取材のお申し込みはtako19710528@gmail.com(東京大学 阿古智子研究室)まで。11日映画の場所は明治大学リバティタワー1階1,012大教室、上映後トークあり18時~21時
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