第308回現代史研究会のご案内(2019.1.12/新MEGA出版と『ドイツ・イデオロギー』解読の問題)
- 2018年 12月 17日
- スタディルーム
- 研究会事務局
第308回現代史研究会
日時:1月12日(土)午後1:00~5:00
場所:明治大学駿河台校舎・研究棟2階第9会議室
テーマ:「マルクスの『ドイツ・イデオロギー』を検証する―『経哲手稿』との連続と不連続」(仮題)
講師:渡辺憲正(関東学院大学教授)
参考文献:「唯物史観と新MEGA版『ドイツ・イデオロギー』」(社会評論社2018.10刊)
2019年元旦 現代史研究会
2018年5月のマルクス生誕200年のイベントに続いて、「今こそマルクスの復権を」の意図をもってこの研究会をやりたいと思っています。
かつて、廣松渉やアルチュセールによって提起された『経済学哲学手稿』(疎外論)から『ドイツ・イデオロギー』(物象化論)への視座変換の問題提起に対して、新たに出版された「新MEGA版」の『ドイツ・イデオロギー』を基に大村泉(東北大学名誉教授)や渡辺憲正(関東学院大学教授)のグループの研究がどう切り込むか、それが今後のマルクス研究、ひいては社会・人文科学の分野にどういう意味をもつのか、などについて大いに議論したいと思っています。
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。