即位・大嘗祭違憲訴訟の原告になりました
- 2018年 12月 29日
- 時代をみる
- 内野光子
表題の「即位・大嘗祭違憲訴訟の会」の準備会のメンバーのお一人から、早くから案内をいただいていたのだが、目の前の仕事が片付かず、一段落してからあわてて、下の訴訟委任状をを送付した。この委任状には、国税の納税者であることが分かる資料を添付するようにとの指示もあった。
一カ月ほどあとに、我が家の購読紙でも、いくつかの報道があって、12月10日、大嘗祭に公費を支出するのは国民主権や政教分離の憲法に違反するとして、公費支出差し止めを求め提訴、原告は241人であったことを知った。その後送られてきた資料に、各紙の報道の模様と来年の2月の報告会のお知らせがあったので、下に掲げた。
2018年12月11日、左上から毎日、読売、産経、朝日、右上は東京新聞、右下には、日経の記事があった。原告241人、少し寂しい気がした。第2次訴訟も考えている由、支援のお気持ちのある方は、以下をお訪ねください。
http://sokudai.zhizhi.net/
秋篠宮が、11月の誕生日会見で、大嘗祭は公費ではなく内定費でとの提案をしたが、宮内庁は耳を貸さなかったとの発言があったという。「秋篠宮もいいことを言う」「見直した」などというのが、私の周辺でもよく聞かれた。しかし、そもそも、大嘗祭は宗教色が強い儀式であって、平成天皇への代替わりの折にも違憲の疑義を持たれたものであった。創価学会という宗教団体を母体とする公明党が、今回の公費支出になぜ反対しないのかも不思議だが、内定費と言っても、「公費」には違いない。大嘗祭自体が違憲という今回の提訴の原告団に参加した。
初出:「内野光子のブログ」2018.12.26より許可を得て転載
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