北京大学教授が中国共産党の名誉ある退場を促す
- 2019年 1月 8日
- 交流の広場
- 金剛力士
「70年に及ぶ執政は余りにも多くの災難をもたらした」北京大学教授が中国共産党の名誉ある退場を促す (翻訳 金剛力士)
明鏡網 2019-01-06 05:03 (RFI 安德烈)
中国社会で評判の高い北京大学教授鄭也夫は、「国民の一人一人に責任がある ! 」という責任を果たすために、公開したばかりの「政治改革が難産である原因」の文章の中で、政治改革が中国で全く起こらないのは何故か?を分析。 「今日中国共産党が歴史の舞台からフェードアウトすることは、国民と政権党の共通の利益に合致している。声を挙げない人は、独裁政権の終焉を見る資格はない!」2018年末の鄭也夫の声明は、極めて鋭かった!
「中共はなぜ政治改革の必要性を提起しなければならないのか? それは法治の欠如、権力の乱用が、社会経済生活を正しい軌道に乗せることができないことを認識しているから。しかし、なぜ中共は政治改革を実施しなかったのか:政治改革の全ての内容が中共を弱体化させると認識しているから。」
「党政の分離、政企の分離は、党の権力を失うことを意味し、党は国家行政と社会経済に対する支配を失う。法制度の健全性は中共の行動範囲を制限する。」
「台湾の一党独裁政権の終焉は、何年もの間の台湾の民主派の戦いがあり、巨大な圧力と多元的な局面に直面しなければ、蒋経国もあのような選択をすることはできなかった。統治者と被統治者の両者は互いに形作られ、悪循環は双方によって作られる。 権力保持者は何故自主的に権力を譲るのか?外部の圧力、報道の自由の禁止、政党の設立禁止に対する強い反対がなければ、政権党の党首はしたくても、党内で説明ができない。党内では党首は病気になったのではないかと思う。」
「双方向」という言い方で、「中国を独裁終焉の道へと導くことは容易ではない。困難は党外に反対派がいるのではなく、反対派がいないことである 。私達は双方向で、瞬く間の滅多にないウイン―ウインの道に何とかして踏み入りたい。」
最後にこの文章を書いた目的について曰く「天下の盛衰は国民一人一人に責任があるから。」「もう一つ卑しい動機は、自分を見下したくないから。長年私はおもむくままに百万字以上の文章を書いてきた。私が長い間考えてきた、民族の大事業に関する問題について最後に一言も言わないのであるならば、私は自分自身を見下すことになるからです。」
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