たんぽぽ舎ですから TMM:No3556
- 2019年 1月 21日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No3556】
2019年1月21日(月)地震と原発事故情報-
5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.〔書評〕「原子炉時限爆弾」広瀬隆 著
地球創世から地殻変動を経て現在の地球に…さらに変動は続き
地震や火山も活動している地球上で原子炉を稼働するという事は
自然の点火装置を持った時限爆弾を抱えているのと同じ
永山一美 (たんぽぽ舎ボランティア)
★2.原子力損害賠償紛争審査会に中間指針見直し申し入れ
福島県内6弁護団…
メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★3.福島第一原発事故新潟県避難者-「定住」意向「帰還」を上回る…
メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
金子 通 (たんぽぽ舎会員)
★4.メルマガ読者からのイベント案内
(お問い合わせは主催者へ)
◆1/22(火)「原発労働のいま」「あるくラジオ」第2回放送
放送時間:1月22日(火)午後3時から4時
◆1/26(土)公開セミナー「核と基地」のご案内 会場:ヨセフホール
講演:木村朗さん(鹿児島大学法文学部教授、平和学会理事)
高橋博子さん(名古屋大学大学院法学研究科研究員)
◆1/28(月)市民メディア「U PLAN」(三輪祐児)を支えよう!
ゲスト:西里扶甬子(ジャーナリスト)
木村 英昭(ワセダクロニクル)
★5.新聞より2つ
◆原発近くの子ども対象外 線量測定わずか1080人
「被害を隠したいのバレバレ」 チェルノブイリ30万人超調査
放医研部長少女推計「記憶ない」 会議メモ 理事長「影響少ない」
(1月21日東京新聞朝刊28-29面「こちら特報部」
「背信の果て」《1》より抜粋)
◆11歳少女、100ミリシーベルト被ばく「がん発症増の目安」
福島第一原発事故直後 放医研で報告 政府は「確認せず」
本紙情報開示請求で公開
(1月21日東京新聞朝刊1面より抜粋)
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※2/24(日)第31回たんぽぽ舎総会の記念講演の講師とテーマが
決まりましたのでお知らせ致します。
日 時:2月24日(日)13時より19時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
第1部:第31回総会
第2部:「記念講演」
講師:村上達也氏 (茨城県東海村前村長)
『東海第二原発は危険!20年延長・再稼働は異常
原発に固執する日本はとても危ない』
内田雅敏氏 (弁護士)
『3・1独立運動を建国の礎とする韓国とどう向き合うか』
第3部:こんしん会
詳しいことは、のちほど改めてご案内させていただきます。
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※1/23(水)学習会にご参加を! 新ちょぼゼミ
「徹底検証(1)TPP(11&12)~このままでは日本が売られてしまう」
講 師:内田聖子さん(アジア太平洋資料センター事務局長)
日 時:1月23日(水)18時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※1/29(火)『2019年選挙の年に、山本太郎 おおいに語る』
「本当のこと言って何か不都合でも?」
-山本太郎が実行したい、いくつかの提案-
お 話:山本太郎参議院議員
日 時:1月29日(火)19時より21時 18時30分開場
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※1/30(水)学習会にご参加を! 新ちょぼゼミ
「これでいいのか!?原子力損害賠償法(福島原発事故の教訓から)」
お 話:竹村英明さん(発電会社「イージーパワー」と
電力小売「グリーンピープルズパワー」代表取締役
日 時:1月30日(水)18時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※訂正1つあります。
1月19日(土)発信の【TMM:No3555】★2.「原発推進者の無神経
今更何を言っているのか、無責任さにあ然」の「執筆者」の氏名が
間違っておりました。
正:目加田説子(中央大総合政策学部教授)
誤:岡田説子(中央大総合政策学部教授)
大変失礼致しました。おわびして訂正させていただきます。
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┗■1.〔書評〕「原子炉時限爆弾」広瀬隆 著
| 地球創世から地殻変動を経て現在の地球に…さらに変動は続き
| 地震や火山も活動している地球上で原子炉を稼働するという事は
| 自然の点火装置を持った時限爆弾を抱えているのと同じ
└──── 永山一美 (たんぽぽ舎ボランティア)
◎ ここ数か月は過去に読んだ本を読み返す毎日を送っています。特にこの
「原子炉時限爆弾」については、発刊後にすぐ読ませてもらいました。今ま
で読んだ原発や原子炉の関わる本の中でも飛び切り読みやすく、分かり易い。
◎ 広瀬さん自身が作家でもあり活動家でもあるからだろうと思います。
事故が起きるぞ、起きるぞ!と警告を発していたのになと感じていました
が、実際は真実の事象を並べて私たちに教えてくれていたのではないかと思
うようになりました。そして本でも書いてあるように、福島第一原発での
過酷事故(事故というよりも災害です!人災)
何が危険か、どうするから原発は稼働してはいけないのか、一見難しい話
になりそうですが、実際のデータや事象をたくさん盛り込みながら、物語を
読ませるように進んでいきます。
◎ 原子力は他のエネルギーと違い、即時停止はもちろん冷却しながらでな
くては維持できません。
稼働していない時でも、また計画が中止になったと判断される時で
さえ、その機器の冷却や維持に膨大な税金や天文学的な金額がかかってきて
います。
また事故を起こしてしまえば、被災者の皆さんのみならず、事業や家業も
ストップし、保障もなし崩しに解除され始めている状態。
枯渇した現在の資金での綱渡り運営で、国も企業も自治体も損害賠償など
保障をどうするつもりでしょうか?
◎ さて、目の前で起きたことも8年経過し、まだまだ解決も遅々として
進まず、廃炉へのロードマップも穴あきだらけですでにずたボロ状態だと
感じています。
原発を推進している皆さんは自分たちに置き換えるイマジネーションが
欠けているのではと感じます。
自然災害という制御できない点火スイッチを抱えながらも、造り付け
再稼働をする原子炉時限爆弾。
◎ 今一度、想像してみてください、今まで培ってきたものが、雲散霧消に
瓦解し、どうにもならなくなってしまうまで、私達は原子炉を停める事が
出来ないのでしょうか。
この著書は、そういう点での問題提起や呼び覚ましをさせてくる本だと
思います。イラストや写真も多めで文章のサポートもばっちりです。
いまさらながらに、原子炉(核)発電について記憶を呼び起こされるのに
十分すぎる本でした。
『原子炉時限爆弾』 広瀬隆 著 ダイヤモンド社発行
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┗■2.原子力損害賠償紛争審査会に中間指針見直し申し入れ
| 福島県内6弁護団…
| メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.原子力損害賠償紛争審査会に中間指針見直し申し入れ
福島県内6弁護団
1/19(土)10:03配信「福島民報」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00001238-fminpo-l07
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┗■3.福島第一原発事故新潟県避難者-「定住」意向「帰還」を上回る…
| メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
└──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)
◆福島第一原発事故新潟県避難者-「定住」意向「帰還」を上回る
新潟県は18日、東日本大震災や東京電力福島第一原発事故で福島県など
から本県に避難している世帯の42%(191世帯)が、本県での定住を考えてい
るとの意向調査の結果を公表した。避難元に戻って生活すると答えた世帯
は28%(125世帯)だった。
これまでの調査では、「戻る」が「定住」を上回っていた。避難生活の中
で本県とのつながりが生まれ、定住を決める人が増えたとみられる。
新潟県は昨年9~10月、避難者世帯に対し、郵送でのアンケートを実施
し、932世帯中451世帯(48.4%)から回答を得た。うち、避難指示区域内の
世帯が219世帯、自主避難者の世帯が224世帯、福島県以外が8世帯だった。
2016年度に実施した前回調査に比べ、「定住」は4ポイント増加、
「戻る」は15ポイント減少した。定住する理由は「就職・転勤」が
27%(51世帯)、「生活の安定」が21%(40世帯)など。
県震災復興支援課は「就職や子どもの進学などで本県でのつながりが
増えたからではないか」と分析する。
また、生活拠点をどうするか未定とした世帯は24%(108世帯)で、前回
調査と比べ、9ポイント増加。同課は子どもが本県内で就学したことなどに
より、前回避難元に戻るとしていた世帯が未定に転じたとみている。
4月以降の住居について、自主避難者世帯の50%(112世帯)が家賃補助の
ない民間賃貸住宅で暮らす意向。一方、福島県への帰還を考える世帯は
2%(4世帯)にとどまり、3月末に家賃補助が終了しても大半の世帯が
本県にどどまり続けるとみられる。
また、13%(30世帯)が「選択が難しい」と答えた。
(1月19日「新潟日報」より。紙面のみでネット上に掲載なし)
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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内
| (お問い合わせは主催者へ)
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◆1/22(火)「原発労働のいま」「あるくラジオ」第2回放送
放送時間:1月22日(火)午後3時から4時
配信サイト https://aruku-radio.jimdofree.com
(アーカイブがのこりますので、放送後、
いつでも聴くことができます)
パーソナリティ=しまひでひろ・ささきゆみ
ゲスト:あらかぶさん(福島原発被ばく労災損害賠償訴訟 原告)
あらかぶさんのお連れ合い
なすびさん(被ばく労働を考えるネットワーク)
配信スタジオ:ビデオプレス
福島原発被ばく労災で東電らの責任追及をしている「あらかぶ裁判」は、
山場を迎えています。第2回の「あるくラジオ」では、東京地裁第11回弁
論(1/23)の前日にあらかぶさんをゲストにお送りします。
あらかぶさんが自ら体験した「福島原発の被ばく労働の実態」をあます
ところなく語っていただきます。ぜひお聴きください。
◆1/26(土)公開セミナー「核と基地」のご案内
講 演:木村朗さん(鹿児島大学法文学部教授、平和学会理事)
高橋博子さん(名古屋大学大学院法学研究科研究員)
3人のパネルディスカッション:
木村朗さん、高橋博子さん、
平良愛香牧師 (日本キリスト教団川和教会)
日 時:1月26日(土)13:30~16:30
会 場:ヨセフホール
(JR四谷駅麹町口近く、イグナチオ教会信徒会館1階)
問い合わせ:047-362-4857 内藤新吾(NCC平和・核問題委員会)
『核の戦後史』共著の木村朗さん(鹿児島大学法文学部教授、平和学会
理事)と高橋博子さん(名古屋大学大学院法学研究科研究員)による講演
と、沖縄出身で日本キリスト教団川和教会の平良愛香牧師との三人による
パネルディスカッション。
この度、不公平の象徴である沖縄の基地問題について、核との関係の
切口から、『核の戦後史』の共著者をお迎えし、公開セミナーを開催しま
す。キリスト教の超教派の活動で開催しますが、どなたでも参加でき
ます(無料)。
会場は広く、予約もいりませんので、どうぞおいでください。
◆1/28(月)市民メディア「U PLAN」(三輪祐児)を支えよう!
8年で3500本の動画配信
日 時:1月28日(月)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
東京都千代田区神田三崎町2-6-2 TEL 03-3238-9035
出 席:三輪祐児(U PLAN)
ゲストスピーカー:西里扶甬子(ジャーナリスト)
木村 英昭(ワセダクロニクル)
主 催:チーム・ユープラン
問い合わせ:TeamUPLAN@gmail.com
参加費:1000円
〈3・11〉以降、市民の活動を記録し続けているUPLAN主宰者・
三輪祐児さん。どの組織にも属さず、市民発信を一次情報として恣意的な
編集をしないで配信し続ける。
変革の礎として将来への記録メディアの役割も果たしたいと情熱だけで
走り抜けている。 忖度、偏向と言われるメディアが伝えない現状、
市民メディアの役割が大きくなるはずが、その「記録者」たちは次第に
減っている。小さな組織でも、三輪さんの活動を支えることが、将来的に
意義があると感じる方にお集まりいただき、色々な形での支援をして
いきませんか?
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┗■5.新聞より2つ
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◆原発近くの子ども対象外 線量測定わずか1080人
「被害を隠したいのバレバレ」 チェルノブイリ30万人超調査
放医研部長少女推計「記憶ない」 会議メモ 理事長「影響少ない」
東京電力福島第一原発事故後、福島県は子どもの甲状腺がんを調べる
検査を始めた。対象者は約40万人。通常より多く見つかり、疑いを含め206人
に上る。国や県は、がんの原因となり得る被ばくの線量が少ないことを
主な理由にして事故の影響を否定する。
しかし国が被ばく線量を測った子どもは1080人のみ。今回判明した「
100ミリシーベルトの少女」は漏れた公算が大きい。
被害の全体像から目を背けた裏に何があったのか。情報開示請求で入手
した文書で「背信」の数々を明らかにする。
「100ミリシーベルトの少女」が福島県双葉町にいたとされる事故発生
時、同県中通り地方で暮らす中学3年生だった女性。大学進学後、甲状腺
がんが見つかった。20代の今、「私の家系で甲状腺がんになった人は
いない。被ばく意外に原因が考えられない」と憤る。(後略)
(1月21日東京新聞朝刊28-29面「こちら特報部」
「背信の果て」《1》より抜粋)
◆11歳少女、100ミリシーベルト被ばく「がん発症増の目安」
福島第一原発事故直後 放医研で報告 政府は「確認せず」
本紙情報開示請求で公開
東京電力福島第一原発事故の直後、福島県双葉町にいた11歳の少女が、
喉にある甲状腺に推計で100ミリシーベルト程度の被ばくをしたと報告され
ていたことが、国の研究機関・放射線医学総合研究所(放医研)の文書から
分かった。
100ミリシーベルトは国などの資料で放射線の影響でがんの発症が増加し
得る目安として使われてきた。
しかし、国はこれまで「100ミリシーベルトの子どもは確認していない」と
発表し、この報告は伏せられていた。(後略)
(1月21日東京新聞朝刊1面より抜粋)
詳しくはこちらを
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201901/CK2019012102000122.ht
ml
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故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
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