辺野古埋立て:総務省の対応
- 2019年 1月 23日
- 時代をみる
- 野平
「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会は「国・地方係争処理委員会」に公正・中立な審査を求める要請書を届けるため、伊波洋一議員事務所を通して、「国・地方係争処理委員会」に1月30日面会要請をしていました。
ところが、本日、総務省側から以下のような返事が伊波洋一議員事務所に届きました。
平素より大変お世話になっております。
今般総務省に対して申入れのありました要請活動につきましては、以下の理由により総務省としての対応は致しかねます。何卒御理解いただきますようお願い申し上げます。
・審議会、委員会に対する要請申し入れについては、審議会等は、中立・公正な立場で開催されるものであることなどから、基本的に要請を受けていないところです。
・国地方係争処理委員会については、地方公共団体に対する国関与に対して不服がある地方公共団体からの審査の申し出を受け、当該国の関与について審査を行うため、総務省に設置される第三者機関であり、特に中立・公正な立場が求められるところです。
・現在、沖縄県知事からの審査申し出を受け、第三者機関として、当事者である沖縄県知事及び国土交通大臣から直接回答をいただき、中立・公正な立場で委員会が開催されているところであり、そのような中、今回の面会の要請を受けることはできません。
総務省
総務省は第三者機関である「国・地方係争処理委員会」に私たちの面会要請を取り次ぐことさえしませんでした。1月7日より、私たちが呼びかけた団体署名は今日現在300以上、集まっています。
私たちは引き続き、署名を集め、最終的に受け取っていただけない場合は郵送する予定です。キャンドルアクションも予定通り、行います。
(決して抗議活動ではありません。「国・地方係争処理委員会」が地方自治の砦として、公正・中立な審査を行うことを求めます。
「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会 野平
辺野古埋め立てに関する
国地方係争処理委員会に対する要請書への協力のお願い
※提出まで十分な時間がないため、団体に限らせていただきます。
昨年8月、沖縄県が辺野古埋立て承認を撤回したことに対し、沖縄防衛局
は国民の権利救済を目的とした行政不服審査法を悪用し、私人になりすまし
て国土交通相に県による埋め立て承認撤回の効力の執行停止を申し立て、国
交相がこれを決定しました。この行為は同法の乱用であり、かつ行政機関の
適用除外を定めている同法7条2項にも違反しています。
これに対し沖縄県の玉城デニー知事は11月29日、国土交通相が辺野古埋め
立て承認撤回の効力を停止したのは違法として、総務省所管の第三者機関・
国地方係争処理委員会に審査を申し出ました。
私たちは、同委員会が地方自治を守る機関として玉城知事の意見を真正面
から受け止め、中立・公正な審理を行うよう要請を行っていきたいと思います。
そこで来る1月30日、別紙の要請書を国地方係争処理委員会に提出するこ
とにしました。つきましては、多くの皆さんがこの趣旨に賛同していただき、
共同提出者になっていただくようお願いしたいと思います。
具体的には、別紙の要請文に団体名、住所を記載し、期日までに指定の住
所までお送り下さい(FAXの場合、03-3363-7562)。当方で責任を持って集約
し、同員会に提出したいと考えます。
規定では、申し出がなされてから90日以内に結論を出すことになっており、
時間が限られていることから、今回は団体の賛同に限らせていただきたいと
思いますのでご了承下さい。
なお当日は、16時30分に霞が関の総務省庁舎内にある同委員会に提出し、
18時30分から総務省前でリレートーク、19時30分から総務省を囲むヒュー
マンチェーンを行いたいと思いますので、こちらにも併せてご参加下さい。
「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会
※署名した要請書の送り先(※もしくは、それぞれの取り扱い団体宛)
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-13-1-B1
ピースボート事務局:FAX:03-3363-7562
【拡散希望】
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1/30 地方自治の砦「国・地方係争処理委員会」に訴える総務省ヒューマン
チェーン〜美ら海の埋め立ては違法! 公正・中立な審査を行え!〜
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私人の権利救済を目的とした行政不服審査請求を私人ではない防衛省沖縄
防衛局が用い、沖縄県の辺野古埋め立て承認取り消しの執行停止を求めるこ
とは許されるのでしょうか。これは、行審法第7条2項の「国等の機関はこ
の法律の規定は適用しない」という規定に違反しています。また、そうした
沖縄防衛局の申し出を同じ国の機関である国土交通省の石井啓一大臣が受け
入れたことは行政不服審査請求の悪用であり、国の「自作自演」的行為だと
言えます。石井国交大臣が執行停止の理由として取りあげたものは、「普天
間の危険性の除去」「日米間の信頼・同盟関係」「外交・防衛上の不利益」
などで、沖縄防衛局が私人ではないことを逆に裏付けるものでした。
こうした事態を受け、沖縄県は、今回の国交大臣の決定は違法だとして、
総務省管轄の第三者機関である「国・地方係争処理委員会」に審査の申し出
をしました。地方自治法において、国と地方自治体の関係は対等です。この
両者の対等な関係を担保する目的でつくられたのが「国・地方係争処理委員
会」です。私たちは、「国・地方係争処理委員会」が本来の趣旨に沿った公
正・中立な審査を行うことを求めて、同委員会が所在する総務省前にてヒュ
ーマンチェーンを行います。
昨年12月14日、沖縄防衛局は辺野古への土砂投入を強行しました。違法な
埋め立てを許してはなりません。多くの皆さんの参加を呼びかけます。
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とき:2019年1月30日(水)
16:30 「国・地方係争処理委員会」への申し入れ
18:30 総務省前リレートーク
19:30 ヒューマンチェーン
場所:総務省前 (東京都千代田区霞が関2-1-2)
交通アクセス:東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関」駅下車A2出口
徒歩1分、有楽町線「桜田門」駅下車4番出口徒歩3分、銀座線「虎ノ門」駅下車6番
出口徒歩約8分
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主催:「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会
連絡先:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック tel.090-3910-4140
沖縄意見広告運動 tel.03-6382-6537
ピースボート tel.03-3363-7561
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〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔eye4560:190123〕
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