たんぽぽ舎から TMM:No3563
- 2019年 1月 30日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No3563】
2019年1月29日(火)地震と原発事故情報-
7つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.文句なしに共感です
「★3.いそがしいパパ」と
「★5.「本土決戦」?」(1/22「No3557」)を読んで
むらき数子(『原発ゼロ』調布行動に参加)
★2.沖縄辺野古新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う「県民投票」
には圧倒的な差で勝ちたい(「埋め立て反対」で)と思う
辺野古レポート 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)
★3.たんぽぽ舎に届いた「寒中お見舞い」から (その2)
関電の約束が守られなかったのだから
西川福井県知事は「大飯原発の停止」を求めるべき
核のゴミの処理は半減期1万年以上かかっても
「無害化」出来ないことが証明された50年
東山幸弘(ふるさとを守る高浜・おおいの会、
福井県高浜町在住)
★4.「専門家が警鐘!日本列島を襲う巨大地震8連発」
週刊誌の記事を読んで―その1
リングオブファイヤ、火山、地震活動期に入ったことは明白
次の瞬間にもいつどこでエネルギーが解放されるかわからない!
永山一美(たんぽぽ舎ボランティア)
★5.古賀茂明「原子力ムラの最終戦争 頼みの綱は
核武装能力保持を狙う安倍政権」…ほか
メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★6.柏崎刈羽原発のケーブル火災-東電消防隊、構造理解せず…
メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
金子 通 (たんぽぽ舎会員)
★7.新聞より1つ
◆正直な政治 鎌田 慧(ルポライター)
(1月29日東京新聞朝刊27面「本音のコラム」より)
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※1/30(水)学習会にご参加を! 新ちょぼゼミ
「これでいいのか!?原子力損害賠償法(福島原発事故の教訓から)」
お 話:竹村英明さん(発電会社「イージーパワー」と
電力小売「グリーンピープルズパワー」代表取締役
日 時:1月30日(水)18時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※2/2(土)山崎久隆ゼミにご参加を!
「東電福島第一原発事故から8年!福島第一原発の現在の問題点」
お 話:山崎久隆 (たんぽぽ舎副代表)
日 時:2月2日(土)14時より17時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.文句なしに共感です
| 「★3.いそがしいパパ」と
| 「★5.「本土決戦」?」(1/22「No3557」)を読んで
└──── むらき数子(『原発ゼロ』調布行動に参加)
メールマガジン編集部のみなさま、毎日の編集・発行がいかに大変な作業
であることか、個人通信を週刊か旬刊で発信するのにフーフー言っている
私からは、気の遠くなる思いです。感謝、のひとことです。
近日中に、郵便局に行く際に、カンパさせていただきます。
東京都調布市では、毎月11日に、「『原発ゼロ』調布行動」を調布駅前
広場でおこなっています。今月1月は第73回、58人の参加がありました。
10時半からの1時間、トークと歌です。チラシ配布や署名集めもあります。
霞が関へは行きにくいけど、近くの駅前なら参加できるという行動です。
1月22日発信の「No3557」の、「★3.いそがしいパパ」と「★5.「
本土決戦」?」、文句なしに共感です。
前者は、40年から30年前の、風景と重なり、柳田さんの「有給休暇の「
使用と拡大」に努力を」に深く同感します。
私達世代が成し遂げられなかったことを、子世代に期待するのは理不尽
のような気もしますが、孫たちにはもっとパパとゆっくり過ごす子ども
時代を過ごさせてやりたい。
後者の、鎌田慧さんの指摘が当たっていると思うだけに、恐ろしい
現実です。
自国民が一億玉砕しても構わないという“財界人”に道連れにされて
たまるか!
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┗■2.沖縄辺野古新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う「県民投票」
| には圧倒的な差で勝ちたい(「埋め立て反対」で)と思う
| 辺野古レポート
└──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)
◎1月26日(土)天候:朝小雨、9時ごろ雨が止み時々日差しがある。
しかし風が強い。
<カヌーは中止>
朝、瀬嵩まで海の状況及び工事の状況を3名で見に行った。昨日の14時
30分K9護岸に接岸した台船には7割ほどの赤土が残っている。
しかも小雨混じりで風も徐々に強くなる予報、従って本日の海上行動は
中止とした。
<1/26県民投票キックオフ集会>
本日、午前11時からキャンプシュワブゲート前で「県民投票キック
オフ集会」があった。本日はカヌーが中止となり幸か不幸か参加した
かったキックオフ集会に参加できた。
参加した人は3,000人(主催者発表)、県出身の国会議員を始め県民投票に
関わっている多くの人が参加した。
その中で多く語られた事は「一部の市長は不参加を表明し市民の投票
権を奪うという暴挙は反民主主義的で憲法にも違反している」「県民投票
が2択→3択になり問題があっても県民の全員が参加できるのは良い」
等々であり、前向きに肯定する人がほとんどである。
とにかくほぼ決まったからには圧倒的な差で勝ちたいと思う。
<県民投票ビラ配り>
海上行動が中止になったので、カヌーチームは辺野古、豊原、久志の3
地域の全戸に県民投票に関してのビラを配った。本日11時の集会には間に
合わせたいので、全員が手分けして当たった。2月24日の投票日まで、
カヌーを漕ぎながらこちらにも力を入れたい。
◎1月28日(月)天候:晴れ、風弱く暖かい。海も穏やか。
朝8時50分:K9護岸に到着、朝一番でランプウェイ台船が接岸したが
土砂(赤土)は10分の1ほど積んでいる状態、土曜日の積み残しだと思う。
9時45分:積み降ろし終了
10時35分:入れ替わり土砂満杯の台船がはいってきた。このタイミング
で私たちは抗議&阻止行動のためフロートを越えた。
今日はカヌーの人数も多かったが思うように阻止はできなかった。せい
ぜい5~6分ストップしただけだと思う。残念だがこのような日もある。
しかし、空の台船が離岸してから新しい台船が接岸するまで約55分
かかっている。前は30分程度だったので私たちの抗議行動により台船はか
なり遠回りをして沖の方から入ってくる。従って、私たちの抗議活動が
この差25分程度に大きく効いてきていると思う。
追伸(1/29):
ご存知だと思いますが、辺野古新基地建設は違法の連続です。
でも沖縄の人たちは毎日毎日いじめられてもがんばっています。
私もカヌーチームの一員として毎日海に出ています。
体力的/精神的にきつい時もありますが、周りの皆さんに励まされ
どうにか持ちこたえています。これからもよろしくお願いします。
【参考記事】新基地 反対票呼び掛け 県民投票へ辺野古3000人集会
1月27日「琉球新報」
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-867140.html
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┗■3.たんぽぽ舎に届いた「寒中お見舞い」から (その2)
| 関電の約束が守られなかったのだから
| 西川福井県知事は「大飯原発の停止」を求めるべき
| 核のゴミの処理は半減期1万年以上かかっても
| 「無害化」出来ないことが証明された50年
└──── 東山幸弘(ふるさとを守る高浜・おおいの会、
福井県高浜町在住)
◎ 一昨年の11月、関電の岩根茂樹社長は大飯原発3、4号機の再稼働に
あたり、使用済み核燃料の県外搬出先を2018年中に示すと明言したことに
よって、西川一誠福井県知事は再稼働に同意し、3月と5月に起動しま
した。
しかし、岩根社長は昨年12月26日、西川知事に「候補地を示すことが出来
ない」と謝罪しました。それに対し、西川知事は「大変残念であり遺憾」と
不快感を示すだけで、大飯原発の停止を求めませんでした。
約束が守られなければ大飯原発は停止すべきです。
原発で電気を起こせば、それに伴った分だけ核のゴミである使用済燃料が
出ます。
もうすぐ50年、若狭の原発は関西方面に2兆2千億kWhの電力を供給し、
福島事故が起きる前には使用電力量の半分を賄って来ました。
その分、核のゴミも溜まり英国や仏国、青森県六ヶ所村に搬出しました
が、まだ構内の使用済み燃料プールに7,424本(関電発表)の燃料集合体が
保管されています。このまま運転を続ければ数年で満杯になり、「運転で
きない」状況を迎えます。
◎ 使用済み燃料は「ゴミ」でなく、再処理すれば再び燃料になるプルト
ニウムが出来ているので「資源」であるとして、再処理して新たな燃料(M
OX燃料)を造るため国内で再処理ができないため(再処理工程は原爆製造
過程でもある)英国や仏国に搬出しました。
その後、日米原子力協定の見直しによって国内でも再処理ができるよう
になって、青森県六ケ所村に再処理工場が建設され始めたのですが、トラ
ブル続きでいつ完成するかメドが立っていません。
完成する前に設備の耐用年数を迎えるのではないかとも言われており、
溜まり続ける使用済み核燃料の行き場がありません。再処理ができるまで
「中間貯蔵」するとして、より安全な乾式貯蔵の話も出ていますが、コケ
かけた六ヶ所工場の次はなく、「中間貯蔵」という名の「核の墓場」がで
きるだけです。
◎ 若狭の人たちは50年前、原発ができる時「使用済み核燃料(核のゴミ)
の処理」は人類の英知が「無害化(放射能の出ないもの)」してくれて、
原発構内に「とどめ置かれることは無い」と喧伝され、30年の運転期間が
過ぎれば「更地」になって返ってくると信じていました。
この50年の歴史は30年の約束が40年はおろか60年まで運転すると大工事
を始めました。
また、核のゴミの処理は半減期1万年以上かかっても、「無害化」出来
ないことが証明された50年でもありました。運転を止め、廃炉にして
「更地」にするにしても50年以上、100年はかかると言われ、廃炉にするた
めに出た「放射能が出る廃棄物」はどこに保管するのか、明らかではあり
ません。今建っている原子炉は「更地」になったが、その隣にもっとデカ
い「放射能の出る保管庫」がある、笑えない問題を抱えています。
◎ 今なすべきとことはこれ以上、核のゴミを増やさないために「原発の
電気」は止める以外にありません。原発の電気はなくとも電気は足りて
います。
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┗■4.「専門家が警鐘!日本列島を襲う巨大地震8連発」
| 週刊誌の記事を読んで―その1
| リングオブファイヤ、火山、地震活動期に入ったことは明白
| 次の瞬間にもいつどこでエネルギーが解放されるかわからない!
└──── 永山一美(たんぽぽ舎ボランティア)
この週刊誌は男性的向記事が多いのですが、そういう雑誌にも掲載され
るほど、状況は逼迫し大衆にも興味が大きくなっている今ではないかと
思っております。
感想を書かせて頂きましたが、気になる方はサイトにて全文ご覧
ください。 (週刊実話:1/15付15時発信)
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12151-166121/
◎ 2019年は迫りくる巨大地震のシグナルで溢れている、と始まる本記事
は、地震・災害の各界の著名人の文言をもとに、最大級の警鐘を鳴らす年
になるようです。
実際に環太平洋の火山帯では、火山の噴火が連続し、その規模も決して
小さいと言われるものではない状況です。カムチャツカの島々にある火山
が連続で噴火を繰返し、去年のハワイは割れ目噴火を数か月、現在は小康
状態ですが。
津波を伴う大噴火を繰り返しているのは、インドネシア西部スンダ海峡
のアナク・クラカタウ島。この火山は以前の大噴火では、農作物、動植物
に影響のある気象にも大きな作用をさせました。
◎ 世界がこの状態ですから、多数のプレートに囲まれた環太平洋火の帯
の中心ともいえる日本も例外ではない状況となっています。
最近は九州にある巨大な鬼界カルデラに点在する火山活動が活発に
なってきています。
神戸大学海洋底探査センターによると、近年、鹿児島県・薩摩半島の
南約50キロにある海底火山「鬼界カルデラ」に、マグマの活動が活発な
場所を発見したと発表しています。
これは「海底から100隆起したドーム状の火山体で、熱水が噴出し、煙
のようにたなびく「熱水プルーム」を少なくとも5カ所確認したという」
ものだそうです。
まさに地震も火山も「天地動乱」の活発期に入ったことはだれの目にも
明らかです。過去の例から見ても江戸末期に(と言ってもまだ160年位前)
日本でも10を数える天災が相次ぎましたが海外でも同様に活動していた
ようなのです。火山、地震は不定期に見えがちですが、地球規模からみる
と実に定期的に活動を繰り返しています。
※リングオブファイヤ=環太平洋火山帯
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┗■5.古賀茂明「原子力ムラの最終戦争 頼みの綱は
| 核武装能力保持を狙う安倍政権」…ほか
| メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.古賀茂明「原子力ムラの最終戦争 頼みの綱は
核武装能力保持を狙う安倍政権」
儲かる原発が儲からなくなった
太陽光バブル創出は再エネ抑制の布石
「原発は安い」から「原発は高いから無理」と豹変した原子力ムラ
原発「もうつくれない」も原発「再稼働どんどん」も一貫した主張
「核武装」と「利権」で止められない原発
にわか環境派の安倍総理が義務付けた「非化石電源44%」とは?
スクラムを組み直して最終戦争に出る原子力ムラ
「どうやっても原発が儲かる仕組み作り」が真の狙い
1/28(月)7:00配信「AERA dot.」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190127-00000015-sasahi-pol
2.太陽光、風力に駆逐され原発はオワコン(終わったコンテンツ)化-
安倍ジャパンだけが直視しないエネルギー産業の激変
1/28(月)12:00「志葉玲 フリージャーナリスト」
https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20190128-00112689/
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┗■6.柏崎刈羽原発のケーブル火災-東電消防隊、構造理解せず…
| メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
└──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)
◆柏崎刈羽原発のケーブル火災-東電消防隊、構造理解せず
昨年11月に東京電力柏崎刈羽原発で発生した電気ケーブル火災で、原発に
常駐する東電の自衛消防隊が現場の地下トンネルの構造などを理解して
おらず、火元の発見が遅れる一因になったことが28日、分かった。
東電は同日、火災の原因と対策をまとめた報告書を県、柏崎市、刈羽村
に提出した。
報告書では、柏崎消防との連携の問題点として、自衛消防隊内の情報
共有が不十分だったため、市消防に現場の状況を正しく伝えることができ
なかったと総括した。
(1月29日「新潟日報」より抜粋。紙面のみでネット上に掲載なし)
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┗■7.新聞より1つ
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◆正直な政治 鎌田 慧(ルポライター)
来月24日、沖縄の県民投票が行われる。辺野古新米軍基地建設に賛成か
反対か、投票で決められる。自民党の影響力が強い宜野湾市など5市の市
長が反対していた。それでは全件有権者の3割が参加できない、と懸念さ
れていた。
県民投票を呼びかけた若者のハンガーストライキなどがあって世論が
動き、「賛成」「反対」のほかに「どちらでもない」の一拓を付ける、と
の妥協案で無事に全県実施ができることになった。ほっとする想いである。
辺野古新基地「世界一危険」な普天間飛行場の代替であり、沖縄の負担
軽減、唯一の選択肢。これが安倍内閣の殺し文句。
ところが、辺野古に軍港や弾薬庫などを備えた滑走路2本の新基地を
つくる計画は、1966年から米軍にあった(真喜志好一ほか著『沖縄はもう
だまされない』)。
辺野古に移設しなければ、普天間に固定化される、と安倍政権が宜野湾
市長にいわせている。しかし、もともと米軍の安全基準にさえ達しない
普天間は、運用停止か米国に引き取るべきだ。
これから県民投票に向けて官邸の攻勢が強まろうとしている。「正直、
公正、謙虚で丁寧な政治をつくりたい」とは、石破茂氏の総裁選挙に
臨んだ抱負の言葉だった。
ところが自民党内部からそれは安倍首相への個人攻撃だとして封印させ
られた。
あぁ、正直な政治がほしい。
(1月29日東京新聞朝刊27面「本音のコラム」より)
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