テント日誌3月3日
- 2019年 3月 5日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
- 第66回東電前抗議行動 13時~14時30分
- 日本原電本店抗議 15時30分 場所:住友不動産秋葉原北ビル前
- 台東区上野5-2-1(場所が変わっているので注意)
- 民意など知ったことかという政治 そんな政治が吠えてやかまし
- あまりにもいいかげんだなこの国は 最たるものに安倍の妄言
- この国がデブリのように溶けてくる
- 天皇制問わぬ護憲という誤見
経産省前テントひろば1807日後
このひろばにはいろいろの人が訪ねてきてくれる 2月26日(火)
朝から昼頃までは曇っていたが2時過ぎになると陽が差してきて少し暖かくなった。いろんな都合で、今日は早番・遅番ともに水曜日当番の保っちゃんとTがやる。座り込みグッズをセットしているところに火曜日の当番のIさんが来られた。Iさんは幟のくくりつけ方やバナーの張り方がいつもの火曜日とは違うと言う。確かに、水曜日担当のものがやっているのでやり方が違うのだ。毎日、それぞれの担当で、椅子などを運んでくる道の通り方も違う。セッティングの仕方も違う、そこがいいところだ。
昼休みに、この辺に勤めているらしい人がセーター姿で来て、座りこみをしてくれた。病院の帰りの人が会釈して「ご苦労様です」と。また通りがかりの人が拍手をしながら「気持だけですけど」と言ってくれた。流ちょうな日本語をしゃべる外国人が少し話していかれた。学校や企業で日本語を教えているそうだ。原発はやめるべきだと言い、日本の政治についても「日本には民主主義がない感じだ」と言われた。座り込みは当番の人が基本だったが、保っちゃん、I、O、勝爺、A、レジェンド斎藤、Tと7人になった。5時になっても明るく、陽が長くなった。(T・I)
多くの裁判があるが、傍聴帰りに寄られる人多い 2月27日(水)
きょうは早番のTaさんの都合が悪くて(火)担当のYRさんと勝さんが代わりに来てくれました。きょうの経産省前は天気予報の通り、昨日と違って寒いうえに風が強くカイロが欠かせませんでした。
12時過ぎから裁判所の方から右翼の街宣が聞こえてきたー何を言っているのか判らないが。暫くしたら一人の女性が来て、写真を撮ってもいいですか?と言ってきたので、お好きにどうぞ、と応えた。その人は裁判の傍聴に来たのだけれど右翼の街宣車が口汚く怒鳴り散らしているのに嫌気がさして帰ってこられたとの事。そのあと原子力規制庁の抗議行動に参加した人が寄ってくれた。これからさっきの裁判の傍聴に行くというので、帰りに報告してくれるよう頼んだ。
1時半過ぎにテントひろばによく寄ってくださる人達が来られた。どうしたのかと思ったら傍聴券の抽選に外れてしまったので座り込みに来てくれたとの事。その人達によると裁判は証人調べで3時間予定されていて終わるのは5時とのこと。そのあと違う裁判の傍聴に行ってきたという人が寄ってくれた。その裁判は群馬で犠牲になった朝鮮の人達の慰霊塔をめぐるもので右翼が裁判傍聴を妨害するために集まれとネットで呼び掛けたそうである。それに負けまいとカウンターの方も集結して対抗したので裁判所前は混乱したそうである。
傍聴外れた横浜のKさんが4時過ぎから経産省に向かって説得力のある演説をしてくださいました。レジェンド・Sさんは今日も腰が痛いと言いながら来られています。横浜のKさんの演説のあと時間まで演説をされました。 最後に。裁判の傍聴に来た人が多かったのでカンパをしてくれた人も多かった、大事に使わせてもらいます。(保) 一日中寒い雨だったが、気にかけてくれる人も多く 2月28日(木)
一日中冬の雨の中での、座り込みにそれぞれの人が充分な雨対策をして来たのに対して、私はたかが小雨との天気予報を信じて革靴で行ってしまった、それが大間違いで雨は本降り撤収の頃には靴の中まで水が染み込み、冷たいというより指先が痛くなってしまった。もう今後は天気予報などあてにしない!(怒り)全く安倍のようだ!このような天気のせいか、通り過ぎる人も雨の中風邪をひかないように注意してくださいと声をかけてくれるし、いつもより「ノボリ旗」や「横断幕」をしげしげと見ていました。
また経産省に大型バスで来た団体(外国人が多数)さん御一行が、経産省より出て来た時に真正面の「NO NUKES」の横断幕を見て数組の人達が、盛んにスマホで写真を撮っていました。15時頃Kさんが「東海第二の審査は不合格だ!」の記者会見のポスティングの帰りにより、経産省にも寄って行き、また遠方に治療に通っておられるOさんもその帰りに寄ってくださいました。 (Y・R)
最近は健康についての話題が多くなってきている 3月1日(金)
今日から3月。前日の雨から一転、春らしく穏やかな一日になりそうだ。でも、電車の遅れもあって、事務所到着が遅くなってしまった。調布から来ているメンバーは2時間以上もかかったそうだが、何とか女性4人で定刻(11時半過ぎ)に事務所を出発。
経産省前に到着すると、風が思いのほか強く、バナーの間につける横断幕は一枚にし、もう1枚はテーブルの下に取り付けた。しばらくすると、カンパを入れてくれる男性がいて、テントのチラシ一式を渡した。3/11の大間原発、テントひろば院内集会のチラシも入っているので簡単にお願いした。時間があればこういう方に集会に出て頂けるといいなと思う。
レジェンドSさんも来られ、昨年秋から体調を崩されているTさんもお元気そうに登場。最近はお互いに健康に関する話題が多い。腰を痛めているメンバーも多く、今後のこと(活動も含め)を考えると無理は禁物で、症状が悪化することのないよう”自分ファースト”で日々確認しながら過ごして頂けたらと思う。 3時近くになると、文科省前で抗議をされているTyさんがいつもの笑顔で寄ってくださり、元気をいただいた。 (Y.M)
3.1独立運動百年、被災者支援、辺野古抗議 3月1日(金)
文科省前の抗議行動は朝鮮の3.1独立運動百年の日を訴えるアピールが続いた。植民地支配のもと日本の官憲が弾圧した侵略の歴史、今なお続く差別。
経産省抗議行動は、抗議のアピールが一杯で時間オーバーする程。斉藤さんが長年の自公政権・経産省の原発推進政策、西中さんが復興庁の被災者救済打切り、堀口さんが安倍政権の辺野古基地建設強行、福永さんが経産省の目論みの破綻指摘、亀屋さんが借り上げ住宅の支援打切りを糾弾し経産省の人たちが福島に住め、三上さんがもういい加減経産省は原発推進政策を止めよ、旭さんが憲法破りの安倍政権の横暴を糾弾。さらに、東海第二について小熊さんが都内各自治体の請願行動呼びかけ、沼倉さんがこの日の日本原電本店(秋葉原に移転済)への申入れ報告と行動(3月10日)、私から規制委審査請求(3月7日)、小川さんから東電刑事告訴(13日裁判は無し)
片づけの後、私は新宿アルタ前で3.1独立運動百年の行動に参加、約700名(主催者発表)が蝋燭を掲げて侵略の歴史を振り返り朝鮮半島の平和を訴えた。 一方、首相官邸前では、玉城沖縄県知事と安倍首相との会談に呼応して、沖縄県民意尊重・埋め立中止を訴える抗議行動が行われた。 (K.M)
今日は暖かい一日だった。道行く人は薄着に見えた。3月2日(土)
風がかなり強いものの今年一番の暖かさ。道行く人たちも少し薄着。でも私たちはいつも通りの厚着で着ぶくれ状態。この場所にどこからか風を送っているのか。風は北東から吹いていたが遥か上空の雲は逆方向へ流れていた。
〇ノーベル平和賞 ダイナマイトブラザーズはピースメーカー
推薦するほうもされるほうも平和とは力ずくで相手を言いなりにさせること。だから武力による平和となるわけ。武力が抑止力になるなんて寡聞にして知らないけれど。
ピース(Peace)というよりピースオブケイク(Piece of cake)、戦争なんか朝飯前。因みに2005年のノーベル平和賞受賞はIAEA。「原子力が軍事目的に使われることを防ぎ、また、原子力が可能な限り安全に使われるようにする努力」に対してだそうだ。
※Dynamite (あっと驚くほど)すばらしいもの、(衝撃的な)危険をはらむもの
※Peacemaker 調停者、仲裁人、平和条約の調印者という意味だが、コルト45の通称でもある。
〇この国はアベノーマル
abnormal、abenormal。 直視すると石になりそうなので鏡に映してみた。日本は民主主義国だった。福祉国家だった。経済大国でもあった。鏡を向けた相手はゴーゴンというよりも傲岸か、直視しなければ。(O・O)
寒い雨の中だったが、メンバーはそれなりに 3月3日(日)
今日は、藤原節男さんが私用で遅れるので、事務所からの座り込みセットは私一人で運び出しだ。台車に椅子とセット箱を積んで経産省前へ行こうとするとハシユキが来た。後から、パラソル類を持ってきて、2人でセッティングしているところに藤原節男さんが思ったよりも早く到着、座り込みに入るも雨が降って寒い。三寒四温のこの季節、寒い方に当たってしまった。この寒さのなか斎藤美智子さんが来た。澤地さん集会の帰りだといってInさんが寄って下さった。
藤原節男さんが事務所から貼るカイロとお湯を持ってきてくれたので、貼るカイロをベタベタと貼ってしまった。暖かいコーヒーを飲んで体を温める。三上さん、阻止の会のSiさん、永瀬さんと来てそれなりにメンバーが揃った座り込みでした。寒さのせいで人通りも少なく、閑散とした霞が関界隈を定時に撤収した。(S・K)
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経産省・エネ庁は「今だけ金だけ自分だけ」の大嘘つき!110 エネルギー予算8割が原子力と化石燃料、技術開発偏重!系統接続問題噴出! ~国会エネルギー調査会(準備会)が明らかにしたエネルギー政策の問題点~ 2019年3月1日 木村雅英(経産省前テントひろば) 2月28日に<第76回国会エネルギー調査会(準備会) 「原発ゼロ」と「再エネ主力電源化」~その予算と戦略は?~」>を傍聴したので簡単に報告する。 田中信一郎さん(千葉商科大)が問題提起し、経産省・文科省・環境省・農林省が説明した後、多くの国会議員や有識者が討議した。 明らかになったことは原発予算の多さと系統接続問題。 まず、田中信一郎さんが次の所見を述べ、穴が開いたバケツに水を灌ぐ様と述べた。 ★ エネルギー予算(1兆8835億円)の8割が福島事故対応策を含む原子力・化石燃料関係 ★ 分散型エネルギー予算(3916億円)の6割が技術開発、省エネ・再エネ普及予算(1282億円)の大半が技術開発。他方、普及予算は7% ★ 政府方針は、原子力最優先、次に化石燃料、そして水素含む技術開発 ★ 省エネ・再エネの普及に消極的 各省のエネルギー予算の説明の後の質疑で、現「エネルギー基本計画」により矛盾だらけの施策となっていることが明らかになった。 ★ 省エネ対策が不十分(例:国交省の建築への対応) ★ 洋上あるいは躯体式の風力発電も、農家のあるいは家屋の太陽光発電も、普及遅れ ★ 目的が不明確な水素予算 ★ 垂直統合型エネルギー政策を分散ネットワーク型に舵を切るべき ★ 系統接続問題が、再エネの普及・分散ネットワーク実現の巨大なブレーキ 結局、換り映えしない「エネルギー基本計画」のもとで換り映えしない予算配分が行われる中で、発送電所有権分離ができず、系統接続問題が再生エネルギー・分散型エネルギーの普及を阻害している事実が明らかになった。ところが案の定、経産省はまともに回答が出来なかった。せめて、系統接続問題を直ちに改善するべきなのに。 資料と動画はこちらに:https:///archives/library/5024
東海第二審査請求記者会見の案内 3月7日(木) 東海第二の審査は不合格だ! 原子力規制委員会の処分の執行停止を求める審査請求提出 記者会見 2019年2月24日 再稼働阻止全国ネットワーク 地元及び多くの「国民」の東海第二の運転延長・再稼働反対の声にも拘らず、原子力規制委員会は昨年9月・10月に適合性審査合格、11月に運転延長許可を決定した。 私たちは、昨年2月、5月、10月に東海第二の審査について原子力規制庁の担当を呼んで実施してきた院内ヒアリング集会を踏まえ、行政不服審査法に基づき、適合性審査(設置変更許可、工事計画認可)処分に対して11月27日に、運転延長許可処分に対して本年2月6日に、審査請求を提出した。 ところが、原子力規制委員会が国家行政組織法第3条に規定されている「三条委員会」で、上級官庁のない独立した政府機関である為に、審査請求に対して応じるのも原子力規制委員会と、自らの処分を自ら審査する構造になっているためもあって、原子力規制委員会の対応があまりに遅い。特に、辺野古基地建設についての沖縄県の処分に対して私人でもない沖縄防衛局が審査請求し国交相が審査した場合と全く対応が異なる。 原子力規制庁は、一方で本年1月、2月に「東海第二発電所の新規制基準適合性審査等の結果に係る住民説明会」を地元茨城県内で実施して「審査合格」をアピール(勿論地元住民から「審査やり直せ」など多数の疑問の声)、さらに2月22日には日本原電が東海第二の再稼働方針を明言した。 私たちは、原子力規制委員会による東海第二審査の不当性と審査請求に対する対応の不当性とを訴え、東海第二の運転延長・再稼働を止めるために、記者会見を行なう。 多くのメディア関係者と市民の参加を呼びかける。 【記者会見】東海第二の審査は不合格だ! ~原子力規制委員会の処分の執行停止を求める審査請求提出~ ~設置変更許可・工事計画認可・運転期間延長認可は不合格~ ~行政不服審査法への対応があまりに遅い~ ~「住民説明会」で明らかになった原子力規制庁への不信感~ 日時:3月7日(木) 16時~18時 場所:衆議院第一議員会館 第一会議室 発言予定(敬称略、詳細未定) 大河原まさ子議員 審査請求総代 山崎久隆、披田信一郎、木村雅英 審査請求申立団体 鎌田慧(再稼働阻止全国ネットワーク) 柳田真(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会) 地元からの審査請求 相沢一正(東海第2原発運転差止訴訟原告団) 主催:再稼働阻止全国ネットワーク 共催:とめよう!東海第二原発首都圏連絡会 問合せ:080-5062-4196(木村)または 070-6650-5549(再稼働阻止全国ネットワーク) 3月8日(金)経産省前抗議行動 17時~18時
官邸前抗議行動(首都圏反原連)は18時30分~
3月10日 二つの抗議行動
月例祈祷会「死者の裁き」 3月11日(月)
午後3時 経産省前ひろば 日本祈祷団
3.11脱原発テントひろば院内集会
~古賀茂明さん「原子力ムラとの最後の戦いが始まった!」~ 日時:2019年3月11日(月)16時半~18時 場所:霞が関 参議院議員会館 講堂 講演:古賀茂明さん 「原子力ムラとの最後の戦いが始まった~3.11から始まった経産省の長期戦略とは?」 主催:経産省前テントひろば 入場無料 注意:録音・録画・配信はご遠慮下さい 私たちは、3・11事故から半年後の2011年9月11日に経済産業省敷地の一画に脱原発テントを設置し、全国の方々とともに脱原発を訴え続けた。さらに、2016年8月の経産省による脱原発テント強制撤去後、「経産省前テントひろば」は経産省本館正門玄関前歩道に座り込んで、平日も休日も毎日福島原発事故の責任を追及し脱原発を訴え続け、毎週金曜日夕刻には本館前で抗議集会を実施している。 福島原発事故は収束していない。ところが、経産省は東電を残して原発推進する施策をし続け、原発を存続させる「エネルギー基本計画」を施行している。当然、「国民」の理解は得られず、核燃料サイクルも原発輸出も破綻している。 イチエフ福島原発事故後から丸9年目を迎える3月11日、2011年9月に経産省を退任し「日本ではじめて東京電力の破綻処理策を提起して原子力ムラと対決」を開始した古賀茂明さんに講演をお願いした。この8年間の経産省・安倍政権の施策を振り返り、原発推進政策を糾弾し、原子力ムラとの最後の戦いを考える。 沢山の方々の参加を呼びかける。 問合せ: 経産省前テントひろば 〒105-0003港区西新橋1-21-8新虎ビル2F 070-6473-1947 なお、当日は同じ会場で15時から大間裁判報告集会を開催、続けてテントひろばの集会を開催する。 ◎3.11院内集会 2019年3月11日(月) 参議院議員会館講堂 紹介:参議院 福島みずほ議員 ○第1部 15時~16時半 大間原発裁判報告集会 主催:大間原発反対関東の会 080-6616-9604(玉中) ○第2部 16時半~18時 3.11脱原発テントひろば院内集会~原子力ムラとの最後の戦いが始まった!~ 講演:古賀茂明さん 主催;経産省前テントひろば 070-6473-1947
福島原発刑事訴訟支援団からのお知らせ <緊急のお知らせ> 東京地方裁判所より、「3月13日(水)の公判は取り消し」の連絡がありました。3月13日の公判はありません。 結審」は3月12日(火)のみになります。   3月12日(火)第37回公判 東京地裁104号法廷 10:00開廷 傍聴整理券配布時間 8:20~9:00 公判併行集会 参議院会館講堂(11:00~16:00) 講演:井戸謙一弁護士   === 福島原発刑事訴訟支援団 === 福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1 https://shien-dan.org/
乱鬼龍の森羅万笑 乱鬼龍
狂歌
川柳
脱原発青空川柳句会は3月31日(日)昼~3時 経産省前ひろば
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