2019年9月1日 大阪自由大学(OSAKA FREEDOM UNIVERSITY)通信 82号 学長 倉光弘己 http://kansai.main.jp/
- 2019年 9月 15日
- 催し物案内
- 池田知隆
- 「連続講座「新・大阪学事始」を開講中です。
- 特別講演会「大阪人の気質と暮らし」
- 10月は映画シリーズ「大阪で輝く女優たち 」
- 11月は「大阪建築の個性」。講師は石田潤一郎・京都工芸繊維大学名誉教授。
- 木津川計「1人語り劇場」3連続公演
- 井上麻矢講演会「私の『父と暮せば』ーこまつ座とボローニャとー」
- スポーツ連続講座「スポーツ近代史余話―その真相を探る(その3)―」
- 「道浦母都子の短歌塾」
- 読書カフェ(案内人、三室勇さん)
- 連続講座「東アジアを考える」
- ソーシャルビジネスラボ
これからの大阪をどのように考え、つくりあげていけばいいのでしょうか。私たち
は、大阪の歴史、文化をみつめるためにこれまで5年間にわたって連続歴史講座「大
阪精神の系譜」(14期、計43回)などを開講してきました。それらを整理し、足
元から再度、大阪のビジョンを描いていきたいと思っています。)
★9月は「巨大古墳の謎―百舌鳥・古市古墳群―」
大阪初の世界文化遺産登録の見通しとなってきた大山古墳(伝仁徳天皇陵)などの
巨大古墳群。5世紀前半に突如登場したこの巨大古墳群は、なぜ大和ではなく河内、
和泉に造営されたのでしょうか。古墳に眠るのは誰でしょうか。文献資料と考古学的
研究をもとに読み解いていきます。
講師は柏原市立歴史資料館館長の安村俊史さん。
(1)9月 5日(木)「巨大古墳の世紀―その出現の背景」
(2)9月12日(木)「百舌鳥・古市古墳群の造営―なぜ河内・和泉に集中」
(3)9月26日(木)「倭の五王と大王―巨大古墳に眠るのは誰?」
開催時間は いずれも18:30~20:00
会場は上田安子服飾専門学校本館ホール(大阪市北区芝田2ー5―8、JR大阪駅
から北へ、阪急梅田駅から西へ徒歩約4分))資料代1000円。定員50人。
開けっぴろげといわれる大阪人の気質はどこからきているのか。歴史を振り返りな
がら、大阪人の意識と暮らしの変容を考えます。
講師 倉光 弘己 さん (一般社団法人大阪自由大学学長)
1935年鳥取市生まれ。京都大学法学部卒。大阪ガス入社後、新分野開発室部長
補佐、エネルギー・文化研究所長などを歴任。神戸大学教授、芦屋大学学長などを経
て2014年から大阪自由大学学長。
9月24日(火)14:00~15:30
会場は 淀屋橋マスターズ情報館(大阪市中央区伏見町4-2-14、WAKITA 藤村
御堂筋ビル地下1階、地下鉄淀屋橋駅13番出口すぐ)。定員30人 参加費1000円(資
料代)
大阪にはどんな女優がいるのだろうか。大阪で生まれた女優か、大阪の風土、気質
に似合った女優か、それとも大阪の街で輝いている女優か……大阪の街と女優をめ
ぐって上倉庸敬さん(大阪大学名誉教授)に映画のシーンを紹介しながら自由自在に
語っていただきます。
講師は 上倉庸敬 さん(大阪大学名誉教授)
第1回=10月8日 原節子 映画「めし」(成瀬巳喜男郎監督、1951年)
第2回=10月15日 池脇千鶴 映画「ジョゼと虎と魚たち」(犬童一心監督、
2003年)
第3回=10月22日 田中裕子 映画「火火」(高橋伴明監督、2005年)
14:00~15:30 (各火曜日)
会場は 淀屋橋マスターズ情報館
(大阪市中央区伏見町4-2-14、 WAKITA藤村御堂筋ビル地下1階、地下鉄淀屋橋
駅13番出口すぐ)。定員 30人 参加費は各回 1000円(資料代)
大正時代後半から昭和初期にかけての大阪は、東京をしのぎ我が国初の 200 万都
市へと成長し、「大大阪」といわれました。商業、紡績、鉄鋼などあらゆる産業が栄
え、豊かな経済力によってモダンで活力ある文化が開花し、近代都市を形成したのが
様々な近代建築でした。それらの遺産がどのように継承されているのか、大阪の建築
文化の可能性を考えます。
第1回=11月5日「大阪建築界の形成」
第2回=11月12日「都市改造と新しい建築」
第3回=11月19日「大衆文化の中の建築」
14:00~15:30 (各火曜日)
会場は 淀屋橋マスターズ情報館
(大阪市中央区伏見町4-2-14、 WAKITA藤村御堂筋ビル地下1階、地下鉄淀屋橋
駅13番出口すぐ)。定員 30人 参加費は各回 1000円(資料代)
文藝作品を美しい言葉で読むのが「朗読」。無本で語るのが「語り」。木津川計の
一人語り劇場は、ときには作品を解釈し、批評しながら一人で芝居や映画を語りま
す。
10月3日「浦島太郎」
11月7日「はなれ瞽女おりん」
12月5日「『番町皿屋敷』異聞」(予定)
いずれも各木曜日、18:30~20:00
会場:上田安子服飾専門学校本館ホール
(大阪市北区芝田2-5-8、JR大阪駅、阪急梅田駅から徒歩4分)
定員:60人。参加費は各1000円
人気番組「ひょっこりひょうたん島」から戦中の激動の時代を懸命に生きる人々ま
で、幅広いテーマを題材に作品を描き続けた作家井上ひさし。その遺志を受け継ぐ井
上麻矢さん(劇団こまつ座代表取締役社長)が時代を超えて愛される父について語り
ます。
12月10日(火)18:30~20:00、上田安子服飾専門学校本館ホール。
井上麻矢さんは1967年東京都生まれ。作家井上ひさし、評論家西舘好子の三女。
2009年4月に「こまつ座」に入り、同年11月に代表取締役社長。著書に『夜中の電話
父・井上ひさし最後の言葉』『女にとって夫とはなんだろうか』(西舘と共著)な
ど。
定員60人、参加費は1000円
スポーツは、時代相を色濃く反映して普及しました。それぞれ流れの中で、スポー
ツはどのように生きながらえたのか。抵抗することもあれば、迎合もした。いろいろ
な事案を通して、考えて見たいと思います。
講師は大阪スポーツマンクラブ会長、玉置通夫さん)
会場はおおさかシニアネット(大阪市中央区本町3-5-5、旧カネセビル 3階
地下鉄本町駅3番出口より徒歩1分)。定員40人、参加費 各回1000円
開催時間は18:30~20:00
7、9月19日=プロ野球の国民リーグ(昭和22年)
8、10月10日=大阪の公立高校唯一の甲子園優勝(昭和24年)
9、11月14日=プロ野球の2リーグ分裂(同)
10、12月12日=高校ラグビーとサッカー大会の分離(昭和36年)
隔月土曜日開催。次回は10月12日(土)14:00~16:00
上田学園中津校舎(大阪総合デザイン専門学校)
(大阪市北区中津1-7-21。地下鉄・御堂筋線中津駅(5)号出口より徒歩す
ぐ、阪急電車中津駅より 徒歩3分)
参加費は2000円。参加希望者は事務局にご連絡ください。
参加される方は、次回は題詠「時計」と自由詠1首の計2首を事前に提出してくださ
い。次回に取り上げる歌人は「近藤芳美」です。
原則 偶数月の第2土曜日に開催します。
2019年9月21日(土)17:00~18:30 北浜教室
取り上げるのは橘玲著『上級国民/下級国民』 (小学館新書、8月刊) です。
この本は今年の生物地理学会の市民シンポジウム「リベラル化する世界の分断」で橘
玲が基調講演をしたものを土台にしており、ベストセラーになっています。
9月24日(火)19:00~
会場:十三バラエティサークル(淀川区十三東4-10-3 阪急十三駅東口より徒歩5
分)
参加費:1000円(学生無料)。定員15人(予約優先)
お申込み・問い合わせ:080-1417-4186(アベ)
「パレスチナと釜ヶ崎と私」
ゲスト:中野マリ子さん
「’70年、一時期燃え上がった反権力の炎も消えかけていた。あれほど情熱に燃え
ていた仲間たちも、沈黙したり、逃げようとしたり。そして私の心も新しい何かを求
め始める」(1976年サンデー毎日掲載『わが愛はパレスチナとともに』より)。「何
か」を求めて参加したキューバの「砂糖キビボランタリア団」が縁となり、紛争ただ
中のパレスチナへ渡航。医療ボランティアの看護師としてパレスチナ月赤十字病院に
勤務。さまざまな人々と交流を深め、現地で5年間を過ごす。
「帰国後、仕事を探す私に手を差し伸べてくれたのは、在日の友でした」─詩人・
宋秋月さん経営のスナック「フランケン」で働きながら、パレスチナでの見聞を雑誌
に掲載、講演も行う。釜ヶ崎の医療センターに入院したことがキッカケで、以後、
釜ヶ崎を拠点に、女性を中心としたグループ「わてらと釜ヶ崎」を仲間と立ち上げ、
夏祭りや越冬の医療パトロールなどで労働者やホームレス支援を継続。差別と格差を
問い続けている。
マリ子流世界の歩き方、捉え方を“感じて”みませんか?
大阪自由大学はソーシャルビジネスラボに挑戦します。ソーシャルビジネスラボ
は、社会貢献につながるビジネスを目指すみんなが集まるコミュニティです。新しい
時代を切り開く若い人たちと社会経験が豊富な高齢者の世代交流の場であり、さまざ
まな知的交配を繰り広げていきたいと願っています。
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大阪・自由大学の活動にはどなたもご参加いただけます。大阪の課題に限らず、い
まの日本、世界の動きをみつめながらともに考えていくべきテーマについてご意見、
ご提案をお寄せください。
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大阪市中央区平野町2-2-9 ビルサライ701号(〒541-0046)
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発行責任者 池田知隆
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