九州電力に対する抗議行動について
- 2019年 10月 16日
- 評論・紹介・意見
- 安岡正義
昨日の抗議行動の際の抗議文を紹介する。元日や悪天候の日を除き毎日続けられてきた大分での活動が、3000日目を迎えたのである。筆者も午前中一時間余りスタンディングに参加した。
九州電力株式会社
社長 池辺和弘様
会長 瓜生道明様
取締役のみなさま
〈抗 議 文〉 2019年10月15日(火) 3000日目 ○○○○
きょうで私たちの御社大分支社前の「原発いらない!」のスタンディングも3000日目になります。2011年の東京電力福島第1原発事故後、7月4日から毎日抗議行動を始めました。
福島原発事故の後、私たちは当然、全国の原発はすぐとまるだろうと思っていましたが、とんでもない!相変わらず動き続けているのを見ながら、「もう、じっとしておれない」という気持ちから、一人でスタンディングを始めました。だんだんメンバーも増えてきて、毎日の抗議文も三人で交替で書くようになり、今回で3000通目になりました。池辺社長さん・瓜生会長さん・取締役のみなさま方、毎回ちゃんと読んで頂けていますでしょうか。
私たちの訴えは、ただひたすら「すべての原発をやめて、廃炉にして欲しい」と言うことです。あの福島原発事故から8年7ケ月以上経ってもいまだに収束しないのが実情です。福島の被害者たちの「原発さえなければ・・・他の誰にも私たちのような目にはあって欲しくない!」という悲痛の叫び声を忘れることはできません。原発は人類や地球を破壊させます。原発は犯罪です。私たちはきょう3000日目も御社に、なぜまだ川内・玄海原発をとめてすべてを廃炉にする決断をしないのか!しらしんけんに抗議します。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/
〔opinion9087:191016〕
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