英国映画協会(British Film Institute)発行の映画専門誌「サイト・アンド・サウンド」(Sight & Sound)は、「世界映画史上ベスト作品」の集計結果を発表した。同誌は1952年から10年
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
やはり原発は新設すべきでない -危険な使用済み燃料をこれ以上増やしてはならない-
著者: 伊藤力司本ブログ「リベラル21」への寄稿家である早房長治氏の「最低限の原発新設が必要」とする論文を一読、柄にもなく反論したくなった。なぜなら、筆者は原発というものをこの地球上からできるだけ早く全廃すべきだと考えているからだ。その
本文を読む市場原理主義の幻想(1) ―商品情報の非対称性を考える―
著者: 半澤健市市場の主役は売り手と買い手である。 トヨタが、製品原料の薄板を新日鐵から買うのか、ポスコ(韓国企業)から買うのか。 パナソニックが、資金を三井住友銀行から借りるか、JPモルガン・チェースから借りるか。日立が、増資の幹事
本文を読む被爆者の高齢化で急がれる「被爆体験の継承」 -広島市は「伝承者」養成へ-
著者: 岩垂 弘8月6日は米軍機によって広島に原爆が投下された日だ。この非人道的な行為により多数の人命が失われたことを忘れないために、私は毎年、この日を広島で迎えることにしており、今年もこの日を中心に広島市内で行われた催しを見て回った。
本文を読む日本再生の道―お任せ主義 さらば -戦後67年の終戦記念日に想うこと-
著者: 安原和雄戦後67年目の終戦記念日「8.15」が巡ってきた。大手メディアの社説を読んでみたが、そこには生気の乏しい停滞感が漂っている。その中で読むに値するのは東京新聞である。社説「未来世代へ責任がある/戦争と原発に向き合う」と同時
本文を読むテクノクラートによる「対米従属」史 -書評 孫崎 享著『戦後史の正体 1945-2012』(創元社)-
著者: 半澤健市本書は読者にショックを与える本である。どんなショックか。対米従属外交の実態をキャリア外交官が暴露するショックである。著者は「はじめに」にこう書いている。 「この本は、かなり変わった本かもしれません。というのも本書は、こ
本文を読む猛暑でも原発は不要、「脱原発」が多数派になる夏を!
著者: 加藤哲郎2012.8.15 敗戦の日、丸山真男の命日、お盆休みであり、本サイトの誕生日です。立ち上げは丸山真男の一周忌でしたから1997年8月15日、本サイトも15歳になりました。でも、昨年の3.11から、世界情勢や永田町の
本文を読むラカン研究会の報告
著者: 宇波彰去る7月28・29の両日、東京中野のアソシエオフィスで、当研究所主催による第一回ラカン研究会が開かれた。以下はその簡単な報告である。 この研究会は、ミシェル・フーコーの『言葉と物』をテクストにして行ってきた研究会が発展
本文を読む日中市民交流対話プロジェクト(8.25~8.28)
著者: 劉燕子中国の第一線で活動する民間NGOの代表的な市民活動家やボランティアたち総勢5名が来日。4日間連続シンポジウムを行います(大阪・東京)。 シンポジウム終了後は、交流会を行います。(費用別途) 環境問題、人権問題、HIV人権
本文を読む「核と人類は共存できぬ」を掲げて -広島・長崎の平和宣言は訴える-
著者: 安原和雄例年のこととはいえ、8月の広島・長崎の平和宣言には耳を傾けないわけにはゆかない。本年の平和宣言は何を訴えたか。広島では「核と人類は共存できない」という人類としての悲願を前年に続いて強調した。何度繰り返しても過ぎることのな
本文を読む国民生活を直撃する増税法案を弄ぶ談合政治に鉄槌を
著者: 醍醐聡「近いうち」は「近い将来」より近い時期? ~玉虫色の言葉を弄ぶ同床異夢の密室合意~ 国民の生活そっちのけの、これほど醜い、同床異夢の談合があっただろうか? 民・自・公3党党首は昨夜の党首会談で、「消費税増税法案を早期
本文を読む原爆も原発もいらない 強まる「脱原発を」の声――8・6広島
著者: 岩垂 弘原子力の軍事利用も平和利用(原子力発電)もいけない――日本では広島・長崎への原爆投下以来、原子力の軍事利用には反対だが平和利用はいいことだ、との考え方が国民の間で多数を占めてきたが、どちらもよくないという考え方が被爆か
本文を読む参議院中央公聴会で一体改革関連法案について意見を陳述
著者: 醍醐聡昨日(8月6日)午後、参議院「社会保障と税の一体改革に関する特別委員会」が開催した中央公聴会に公述人の1人として出席し、意見を述べるとともに、その後、同委員会に所属する8会派の議員との間で質疑を交わした。公述人と公述人に
本文を読む市場原理主義の幻想 ―内外金融市場のスキャンダルを考える―
著者: 半澤健市《LIBORの不正操作疑惑》 国債金融市場では「ライボー」の不正操作問題が深刻化している。 「ライボー」(LIBOR=London Inter-Bank Offered Rate)とは、ロンドン市場で日々決まる銀行間取
本文を読む中国・南通市の排水管建設、デモでとん挫 -成長モデルの壁が目前に 管見中国(40)-
著者: 田畑光永先月28日、中国江蘇省の南通市啓東県というところで、市が計画していた排水管の建設に反対する住民のデモが県政府の庁舎に押し入り、内部を荒らしたうえで排水管の「永久建設中止」を勝ち取るという成果を上げた事件があった。この事件
本文を読む「反戦・反原爆」とともに「脱原発」を考える夏に!
著者: 加藤哲郎◆2012.8.1 毎週金曜の原発再稼働反対デモの延長上で、7月16日の代々木公園、29日の国会包囲と、大きな脱原発への示威行動がありました。東京新聞・テレビ朝日が6月に報じて以降、ようやくマスコミ各社もこの「60年安
本文を読むハシズム批判(2) とんでもない条例が大阪市議会で可決された
著者: 青木茂雄大飯原発再稼働問題で世情は揺れている。チェルノブイリ事故がソビエト政権崩壊に連なったのと同様の事態が日本でも生じるのだろうか? 原発と消費税増税で世情が揺れている間に、メディアではあまり注目されていないが、橋下市政下
本文を読む脱原発運動、より普通の市民色に -7・29国会大包囲に現れた民意-
著者: 岩垂 弘7月29日夜、国会議事堂前はおびただしい人々で埋まり、「原発再稼働反対」の声が 議事堂周辺にこだました。最高気温が33度を超えた日曜日の炎天下、「脱原発」を政治家と政府に訴えようと国会議事堂につめかけた人たちだった。私の
本文を読む「アサド以後」の中東はどうなるか? -ムスリム同胞団伸び、イラン後退-
著者: 伊藤力司有史以来中東世界で枢要な地位を占めてきたシリアは、今重大な岐路にさしかかっている。昨年3月以来、17カ月に及ぶ反体制派のデモと武力反乱を鎮圧してきたバッシャール・アサド大統領の政権の存続が問われるに至っているのだ。長期化
本文を読む民主党内の消費税研究会で講演「民富みてこそ国も富む」
著者: 醍醐聡昨日(7月25日)、15時から衆議院第二議員会館内の会議室で開かれた消費税研究会(消費税増税法案に反対・棄権した民主党の議員グループが立ち上げた研究会)で、「民富みてこそ国も富む~今あるべき雇用政策と社会保障政策~」と
本文を読む「尖閣」は中国でどう報道されているか -管見中国 (39)-
著者: 田畑光永今年4月、東京都の石原知事が「国が守らないなら、東京都が守る」、「なにもしない国の役人らにほえ面をかかせてやる」と、埼玉県の栗原家所有の尖閣諸島に対する東京都の購入計画を明らかにして以来、起こる必要のない波風が日中間に
本文を読む諸悪の根源「日米安保」に着目しよう -野田首相を金縛り状態にしている背景-
著者: 安原和雄米海兵隊の垂直離着陸輸送機オスプレイ配備に向けたデモ隊の「反対の叫び」を聴きながら、もどかしさを抑えることができない。なぜなのか。それは日本の政治経済を律している「日米安保」の存在が必ずしも国民、市民の間の共通認識にな
本文を読む過剰な詠嘆と希薄な歴史認識 ―書評 三枝昂之著『昭和短歌の精神史』(角川ソフィア文庫)―
著者: 半澤健市著者三枝昂之(さいぐさ・たかゆき、1944年~)は早大卒、歌人。歌集のほか評論も多数。本書は第56回(2006年)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した原著の文庫化。 《「短歌の精神」への興味》 私は短歌に無知である。日刊紙
本文を読む尖閣を日中対立の火種にする都知事の愚かさ -国有化し、中国を刺激しないよう実効支配を-
著者: 早房長治石原慎太郎・東京都知事が、都が尖閣諸島を民間の地権者から買い取るといい出したことによって、日中対立の新しい火種が生まれようとしている。両国の対立を煽ろうという都知事の愚行を防ぐには、国有化した上で平和的に実効支配を続ける
本文を読む南ドイツ新聞 -国会事故調報告- 「原発事故原因はヒューマンエラー」とは陽動作戦である
著者: グローガー理恵7月16日に行われました「さよなら原発デモ」のニュースはドイツの様々なメディアで報道されました。: http://www.dw.de/dw/article/0,,16099656,00.html http://www.s
本文を読む「紫陽花革命」は第一歩を踏み出したばかりである ―経済学者岩井克人の一体改革論を読む―
著者: 半澤健市「社会保障と税の一体改革」は民主・自民・公明3党の野合で骨抜きとなった。小沢新党の誕生はこの状況への抵抗である。私はそう考えているが、世間の大勢はそうではない。メディアは、この「改革なき大衆増税」を強行する野田政権を「決
本文を読む大飯原発再稼働の野田政権へ怒り爆発 -さようなら原発集会に17万人-
著者: 岩垂 弘1945年7月16日は、米国がニューメキシコ州のアラモゴード砂漠で世界最初の原爆実験に成功した日だ。それからちょうど67年後のこの日、東京の代々木公園で脱原発を目指す大規模な集会が行われた。「さようなら原発一千万人署名
本文を読む全国で毎週市民が「脱原発」の意志を示し、同時多発的抗議行動を続けること
著者: 加藤哲郎2012.7.15 メキシコ・アメリカから帰国後、体調がすぐれず静養中ですが、金曜午後の早稲田大学での講義・ゼミのあと、首相官邸前に行くことだけは、続けています。自分自身の市民としての意思表示と、政治学者としての参与観
本文を読む経済記者が想う「小沢新党」の発足 -反消費増税、脱原発の姿勢を評価-
著者: 安原和雄大手メディアの社説にみる論評では「小沢新党」の評判はすこぶる悪い。まるで仲間から嫌われている非行少年団の旅立ちのような印象を受ける。果たしてそうだろうか。 小沢新党のめざす政策の二本柱は、反消費増税であり、脱原発である。
本文を読む7・16は「さようなら原発10万人集会」へ!
著者: 「さようなら原発1000万人アクション」実行委員会7・16は「さようなら原発10万人集会」へ! 日時:7月16日(月・休)12:15~ 会場:東京・代々木公園B地区全体(サッカー場、イベント広場、ケヤキ並木周辺) 詳細こちらから 【呼びかけ文】7.16「さようなら原発1
本文を読む