inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

「鶴八鶴次郎」の優しさと美しさ ―20世紀の銀幕を飾った山田五十鈴―

著者: 半澤健市

《映画女優山田五十鈴》 女優山田五十鈴が7月9日に95歳で逝った。 2012年1月25日の拙稿『日本女性の激しさと優しさ―NHKの「姉妹3作品」を観て』で、彼女の主演映画『祇園の姉妹』に触れた。「透徹した溝口の精神は76

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07・14 ◇調査報道セミナー2012夏◇「調査報道の実際~公開情報をどう使うか。公開情報の裏をどう探るか」

著者: 調査報道セミナー実行委員会

 ジャーナリズムの信頼回復が急務と言われる。そのカギを握る「調査報道」。それ をどう実践していくのか。今年3月に開催した「調査報道セミナー2012春」に続 き、2回目を開催する。今回は情報公開制度をどう駆使するか、入手し

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仏独公共放送ドキュメンタリー「フクシマー最悪事故の陰に潜む真実」

著者: グローガー理恵

「再稼働反対」アクションのために闘われていらっしゃる皆様、心から尊敬申し上げます。本当に本当にご苦労様です。どうぞくれぐれもご自愛なさってご活躍ください。 下は、仏独公共放送「Arte」で放映されましたドキュメンタリー「

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富裕層と大企業に増税 -仏オランド政権が本格始動-

著者: 伊藤力司

5月の大統領選挙で当選したフランスのフランソワ・オランド大統領の政権が本格的に始動した。まず7月4日、筆者の後輩である共同通信パリ支局長の軍司泰史記者が送った記事を紹介する。 【パリ共同】フランス政府は4日の閣議で、財政

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「グリーン経済」で経済の再生を -「リオ+20」が示唆する地球の未来-

著者: 安原和雄

「グリーン経済」とは何を含意しているのか。改めて問い直したい。そのイメージはすでに確定しているとは言えない。一方に「持続可能な成長の重要な手段」という経済成長派のイメージもあれば、他方に「GDP(国内総生産)に代わる指標

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書評 ディディ=ユベルマン、小野康男、三小田祥久訳 『時間の前で』(法政大学出版局、2012年)

著者: 宇波彰

 先に私はディディ=ユベルマンの『イメージの前で』の書評をこのブログに載せたが(2012年4月4日)、その原書は、1990年つまり著者37歳の時に刊行されたものであった。今回訳出された『時間の前で』の原書は、その10年後

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国会前に100万市民が集まれば、野田「自民党代行」内閣も原発推進を続けられないのでは?

著者: 加藤哲郎

 2012.7.1   ようやく参与観察できました。毎週金曜夜の首相官邸・国会前脱原発デモ、3月の300人からどんどん大きくなって、メキシコ・アメリカの日本に関心を持つ若者たちも注目していた日本版「オキュパイ・霞ヶ関」、

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倉塚平先生を偲ぶ3 韓国民主化運動支援、日韓連帯運動と倉塚平氏

著者: 和田春樹

 韓国民主化運動とは、1972年10月、朴正煕の維新クーデターにより韓国の民主的な制度の根幹である大統領直接選挙制が廃止されたことに対して闘って、民主主義の回復をめざした運動、民主革命運動のことである。1987年6月の革

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倉塚平先生を偲ぶ2 倉塚平さんの人と学問―人間の解放を求めて

著者: 松沢弘陽

 私の報告を明治大学政経学部のお二人への感謝から始めたい。生方卓さん(以下敬称略)には、去年の夏頃から今日まで、会の構想を練り、案内の発送・会場の準備から会の後の懇親会の手配にいたるまで、細大にわたって取りしきっていただ

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倉塚平先生を偲ぶ1 倉塚平氏の思い出――明治大學政経学部での出会いなど

著者: 戸塚秀夫

はじめに  倉塚さんの訃報を友人たちに伝えたとき、「偲ぶ会」をもてないか、という声を届けてくださったのが松沢弘陽氏であり、それに直ちに賛同してくださったのが和田春樹氏であった。このお二人に登場していただければ、倉塚さんの

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ドイツの電力生産・供給地域化への動き

著者: グローガー理恵

「原発のほかに代替できるエネルギー源がないでしょう。だから原発は必要です。」これは、ドイツのある原発支持者が言った言葉です。この言葉は、反原発を 叫んでいるだけでは駄目なのだ、原発以外にどのようなエネルギー源を推進すべき

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百万人の官邸包囲 ―2012年6月・私の夢―

著者: 半澤健市

《「政権交代」は「大政翼賛体制」の成立》  私は09年夏の「政権交代」を、二大保守政党による「保守独裁体制」の成立と考えた。戦前の「大政翼賛体制」とその本質は同じであると考えてきた。しかしTVコメンテイターから新橋街頭の

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「グリーン経済」は何をめざすのか -「リオ+20」が世界に残した課題-

著者: 安原和雄

 野田首相をはじめ先進国の首脳が、不参加の態度で軽視した国連主催の「持続可能な開発会議」が世界に残した課題は何か。それは「グリーン経済」(緑の経済)、すなわち環境保護と経済成長の両立をめざす試みの成否である。  20年前

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特別試写会!ぬちがふう(命果報) -集団自決と従軍慰安婦の証言ドキュメント!-

著者: 生方 卓

特別試写会!ぬちがふう(命果報) 集団自決と従軍慰安婦の証言ドキュメント! 2012年6月23日(土)沖縄戦、慰霊の日 ★14:20開演14:30上映開始 特別試写会と朴壽南監督の講演 ★明治大学 和泉キャンパス 第1校

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安保反対の「6・15」を忘れまい -声なき声の会が記念集会の存続を確認-

著者: 岩垂 弘

 52年前の反安保闘争の中で生まれた反戦市民グループ「声なき声の会」による恒例の「6・15集会」が、6月15日夜、東京・池袋の豊島区勤労福祉会館で開かれた。毎年、さまざまなテーマで話し合ってきた「6・15集会」だが、今年

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原子力基本法改正案を撤回せよ -「軍事利用のおそれも」と七人委が緊急アピール -

著者: 岩垂 弘

 無党派の立場で平和問題に発言を続けている知識人のグループ「世界平和アピール七人委員会」は、6月19日、さる15日に衆院を通過し参議院で審議が始まっている「原子力規制委員会設置法案」について緊急アピールを発表した。  原

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第95回講演会ドットコム主催読書会 著者と読む読書会 佐藤洋二郎と読む『グッバイマイラブ』

著者: 講演会ドットコム

第95回講演会ドットコム主催読書会 著者と読む読書会 佐藤洋二郎と読む『グッバイマイラブ』 テキスト:『グッバイマイラブ』佐藤 洋二郎【著】/東京新聞出版局/1,890円(テキストは各自ご用意下さい) ゲスト:佐藤 洋二

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