《LIBORの不正操作疑惑》 国債金融市場では「ライボー」の不正操作問題が深刻化している。 「ライボー」(LIBOR=London Inter-Bank Offered Rate)とは、ロンドン市場で日々決まる銀行間取
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
中国・南通市の排水管建設、デモでとん挫 -成長モデルの壁が目前に 管見中国(40)-
著者: 田畑光永先月28日、中国江蘇省の南通市啓東県というところで、市が計画していた排水管の建設に反対する住民のデモが県政府の庁舎に押し入り、内部を荒らしたうえで排水管の「永久建設中止」を勝ち取るという成果を上げた事件があった。この事件
本文を読む「反戦・反原爆」とともに「脱原発」を考える夏に!
著者: 加藤哲郎◆2012.8.1 毎週金曜の原発再稼働反対デモの延長上で、7月16日の代々木公園、29日の国会包囲と、大きな脱原発への示威行動がありました。東京新聞・テレビ朝日が6月に報じて以降、ようやくマスコミ各社もこの「60年安
本文を読むハシズム批判(2) とんでもない条例が大阪市議会で可決された
著者: 青木茂雄大飯原発再稼働問題で世情は揺れている。チェルノブイリ事故がソビエト政権崩壊に連なったのと同様の事態が日本でも生じるのだろうか? 原発と消費税増税で世情が揺れている間に、メディアではあまり注目されていないが、橋下市政下
本文を読む脱原発運動、より普通の市民色に -7・29国会大包囲に現れた民意-
著者: 岩垂 弘7月29日夜、国会議事堂前はおびただしい人々で埋まり、「原発再稼働反対」の声が 議事堂周辺にこだました。最高気温が33度を超えた日曜日の炎天下、「脱原発」を政治家と政府に訴えようと国会議事堂につめかけた人たちだった。私の
本文を読む「アサド以後」の中東はどうなるか? -ムスリム同胞団伸び、イラン後退-
著者: 伊藤力司有史以来中東世界で枢要な地位を占めてきたシリアは、今重大な岐路にさしかかっている。昨年3月以来、17カ月に及ぶ反体制派のデモと武力反乱を鎮圧してきたバッシャール・アサド大統領の政権の存続が問われるに至っているのだ。長期化
本文を読む民主党内の消費税研究会で講演「民富みてこそ国も富む」
著者: 醍醐聡昨日(7月25日)、15時から衆議院第二議員会館内の会議室で開かれた消費税研究会(消費税増税法案に反対・棄権した民主党の議員グループが立ち上げた研究会)で、「民富みてこそ国も富む~今あるべき雇用政策と社会保障政策~」と
本文を読む「尖閣」は中国でどう報道されているか -管見中国 (39)-
著者: 田畑光永今年4月、東京都の石原知事が「国が守らないなら、東京都が守る」、「なにもしない国の役人らにほえ面をかかせてやる」と、埼玉県の栗原家所有の尖閣諸島に対する東京都の購入計画を明らかにして以来、起こる必要のない波風が日中間に
本文を読む諸悪の根源「日米安保」に着目しよう -野田首相を金縛り状態にしている背景-
著者: 安原和雄米海兵隊の垂直離着陸輸送機オスプレイ配備に向けたデモ隊の「反対の叫び」を聴きながら、もどかしさを抑えることができない。なぜなのか。それは日本の政治経済を律している「日米安保」の存在が必ずしも国民、市民の間の共通認識にな
本文を読む過剰な詠嘆と希薄な歴史認識 ―書評 三枝昂之著『昭和短歌の精神史』(角川ソフィア文庫)―
著者: 半澤健市著者三枝昂之(さいぐさ・たかゆき、1944年~)は早大卒、歌人。歌集のほか評論も多数。本書は第56回(2006年)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した原著の文庫化。 《「短歌の精神」への興味》 私は短歌に無知である。日刊紙
本文を読む尖閣を日中対立の火種にする都知事の愚かさ -国有化し、中国を刺激しないよう実効支配を-
著者: 早房長治石原慎太郎・東京都知事が、都が尖閣諸島を民間の地権者から買い取るといい出したことによって、日中対立の新しい火種が生まれようとしている。両国の対立を煽ろうという都知事の愚行を防ぐには、国有化した上で平和的に実効支配を続ける
本文を読む南ドイツ新聞 -国会事故調報告- 「原発事故原因はヒューマンエラー」とは陽動作戦である
著者: グローガー理恵7月16日に行われました「さよなら原発デモ」のニュースはドイツの様々なメディアで報道されました。: http://www.dw.de/dw/article/0,,16099656,00.html http://www.s
本文を読む「紫陽花革命」は第一歩を踏み出したばかりである ―経済学者岩井克人の一体改革論を読む―
著者: 半澤健市「社会保障と税の一体改革」は民主・自民・公明3党の野合で骨抜きとなった。小沢新党の誕生はこの状況への抵抗である。私はそう考えているが、世間の大勢はそうではない。メディアは、この「改革なき大衆増税」を強行する野田政権を「決
本文を読む大飯原発再稼働の野田政権へ怒り爆発 -さようなら原発集会に17万人-
著者: 岩垂 弘1945年7月16日は、米国がニューメキシコ州のアラモゴード砂漠で世界最初の原爆実験に成功した日だ。それからちょうど67年後のこの日、東京の代々木公園で脱原発を目指す大規模な集会が行われた。「さようなら原発一千万人署名
本文を読む全国で毎週市民が「脱原発」の意志を示し、同時多発的抗議行動を続けること
著者: 加藤哲郎2012.7.15 メキシコ・アメリカから帰国後、体調がすぐれず静養中ですが、金曜午後の早稲田大学での講義・ゼミのあと、首相官邸前に行くことだけは、続けています。自分自身の市民としての意思表示と、政治学者としての参与観
本文を読む経済記者が想う「小沢新党」の発足 -反消費増税、脱原発の姿勢を評価-
著者: 安原和雄大手メディアの社説にみる論評では「小沢新党」の評判はすこぶる悪い。まるで仲間から嫌われている非行少年団の旅立ちのような印象を受ける。果たしてそうだろうか。 小沢新党のめざす政策の二本柱は、反消費増税であり、脱原発である。
本文を読む7・16は「さようなら原発10万人集会」へ!
著者: 「さようなら原発1000万人アクション」実行委員会7・16は「さようなら原発10万人集会」へ! 日時:7月16日(月・休)12:15~ 会場:東京・代々木公園B地区全体(サッカー場、イベント広場、ケヤキ並木周辺) 詳細こちらから 【呼びかけ文】7.16「さようなら原発1
本文を読む「鶴八鶴次郎」の優しさと美しさ ―20世紀の銀幕を飾った山田五十鈴―
著者: 半澤健市《映画女優山田五十鈴》 女優山田五十鈴が7月9日に95歳で逝った。 2012年1月25日の拙稿『日本女性の激しさと優しさ―NHKの「姉妹3作品」を観て』で、彼女の主演映画『祇園の姉妹』に触れた。「透徹した溝口の精神は76
本文を読む07・14 ◇調査報道セミナー2012夏◇「調査報道の実際~公開情報をどう使うか。公開情報の裏をどう探るか」
著者: 調査報道セミナー実行委員会ジャーナリズムの信頼回復が急務と言われる。そのカギを握る「調査報道」。それ をどう実践していくのか。今年3月に開催した「調査報道セミナー2012春」に続 き、2回目を開催する。今回は情報公開制度をどう駆使するか、入手し
本文を読む拙書『消費増税の大罪』(柏書房)を出版しました
著者: 醍醐聡去年の暮れから執筆してきた拙著『消費増税の大罪』がようやく出版にこぎつけ、昨日(7月10日)配本になった。このブログで自著をPRさせていただくことにする。 出版元の柏書房のホームページの<新刊案内>で、本書の内容紹介
本文を読む仏独公共放送ドキュメンタリー「フクシマー最悪事故の陰に潜む真実」
著者: グローガー理恵「再稼働反対」アクションのために闘われていらっしゃる皆様、心から尊敬申し上げます。本当に本当にご苦労様です。どうぞくれぐれもご自愛なさってご活躍ください。 下は、仏独公共放送「Arte」で放映されましたドキュメンタリー「
本文を読む富裕層と大企業に増税 -仏オランド政権が本格始動-
著者: 伊藤力司5月の大統領選挙で当選したフランスのフランソワ・オランド大統領の政権が本格的に始動した。まず7月4日、筆者の後輩である共同通信パリ支局長の軍司泰史記者が送った記事を紹介する。 【パリ共同】フランス政府は4日の閣議で、財政
本文を読む【ご案内】吉本隆明を偲ぶ会
著者: 三上治吉本隆明を偲ぶ会 2012年3月16日に吉本さんが亡くなられました。しばらくは何も手につかない状態であったのですが、自らを励まして『流砂』第5号を「吉本隆明追悼号」として出すことにしました。巷には吉本隆明追悼の雑誌はいろ
本文を読む整理解雇の撤回を求めてたたかうJAL原告団への支援のお願い
著者: 醍醐聡2010年大みそかにJALから整理解雇を通告された乗員(パイロット)、客室乗務員が解雇撤回を求めて別々に起こした訴訟に対し、東京地裁は、今年の3月にいずれの訴えも退ける判決を下しました。 しかし、その内容は、証拠を不公正
本文を読む加藤哲郎のネチズン・カレッジ(2012年7月5日)
著者: 加藤哲郎2012.7.5 待望の公的フクシマ調査報告です。国会原発事故調査委員会の報告書が、ダイジェスト版、要約版、本文、英語版と簡単にダウンロードできます。いい内容です。フクシマ原発事故は収束していない現実から出発し、被災した
本文を読む「英女王と北アイルランド副首相の握手」寸評
著者: 岩田昌征朝日新聞(平成24年6月28日、デジタル版)に私を妙に複雑な気分にさせる朗報がのっていた。「対立越え、がっちり、英女王と北アイルランド副首相」の見出しの下、以下の記事が続く。 (引用元 http://www.asahi.
本文を読む「グリーン経済」で経済の再生を -「リオ+20」が示唆する地球の未来-
著者: 安原和雄「グリーン経済」とは何を含意しているのか。改めて問い直したい。そのイメージはすでに確定しているとは言えない。一方に「持続可能な成長の重要な手段」という経済成長派のイメージもあれば、他方に「GDP(国内総生産)に代わる指標
本文を読む書評 ディディ=ユベルマン、小野康男、三小田祥久訳 『時間の前で』(法政大学出版局、2012年)
著者: 宇波彰先に私はディディ=ユベルマンの『イメージの前で』の書評をこのブログに載せたが(2012年4月4日)、その原書は、1990年つまり著者37歳の時に刊行されたものであった。今回訳出された『時間の前で』の原書は、その10年後
本文を読む国会前に100万市民が集まれば、野田「自民党代行」内閣も原発推進を続けられないのでは?
著者: 加藤哲郎2012.7.1 ようやく参与観察できました。毎週金曜夜の首相官邸・国会前脱原発デモ、3月の300人からどんどん大きくなって、メキシコ・アメリカの日本に関心を持つ若者たちも注目していた日本版「オキュパイ・霞ヶ関」、
本文を読む7月14日(土) 小田実生誕 80 年没後5年シンポジウム
著者: 小田実没後5年シンポジウム実行委員会小田実生誕 80 年没後5年シンポジウム 「小田実のデモクラシーと希望」 ――今こそ「小さな人間」による世直しで「人間の国」を―― 日時: 2012年7月14日(土) 13:00開場 13:30~17:00 場所: YM
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