2012.5.15 「沖縄復帰40年」で、新聞やテレビの特集が組まれています。でも「サンフランシスコ講和独立60年」の方から見た方がわかりやすいのが、現在の日本。朝鮮戦争のさなか、「独立」の名で米軍直接占領下の沖縄・
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
東電の社外取締役の兼任の撤回を~數土・NHK経営委員長に申し入れ~
著者: 醍醐聡先週末、政府はNHK経営委員会の委員長・數土文夫氏を東京電力の社外取締役に起用する方針を固めたというニュースが流れ、唖然とした。私も共同代表を務める「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」の運営委員はすぐに、この件に
本文を読む原子力発電は仏道とあいいれない -「いのちの尊重」と「足るを知る」を-
著者: 安原和雄仏教者の集まりである全日本仏教会の「反原発」宣言文、「原子力発電によらない生き方を求めて」が話題を呼んでいる。そのキーワードは「いのちの尊重」と「足るを知る」である。悲惨な原発事故が「いのちの尊重」に反することは言うまで
本文を読む第94回講演会ドットコム主催読書会 吉田和明と読む『フォー・ビギナーズ・シリーズ32 吉本隆明』
著者: 講演会ドットコム第94回講演会ドットコム主催読書会 著者と読む読書会 吉田和明と読む『フォー・ビギナーズ・シリーズ32 吉本隆明』 テキスト:『フォー・ビギナーズ・シリーズ32 吉本隆明』吉田和明【著】/現代書館/1,260円(テキスト
本文を読む演劇は政治を変えられるか ―新国立劇場で『負傷者16人』を観る―
著者: 半澤健市《パレスチナの闘士とホロコーストのユダヤ人》 新国立劇場小劇場で2012年5月3日に『負傷者16人SIXTEEN WOUNDED』という芝居を観た。 舞台はオランダのアムステルダム。時代は「オスロ合意」前後の1990年
本文を読む加藤哲郎のネチズン・カレッジ(2012年5月7日)
著者: 加藤哲郎2012.5.7 ついに地震大国日本の50基の原発は、すべて停止しました。日本の原子力発電の黎明期から、実に42年ぶりのことです。政府と電力会社の「安全神話」「エネルギー神話」は信用を失い、広がる放射能汚染のもとでの脱
本文を読むミャンマー民主化に向かって苦渋の選択 -アウン・サン・スー・チー議員らが初登院-
著者: 伊藤力司ミャンマーの民主化運動のリーダーで、先の補欠選挙で下院議員に初当選したアウン・サン・スー・チー氏は5月2日、自らが率いる国民民主連盟(NLD)の当選者37人とともに下院に初登院、正式に議員に就任した。これより先4月23日
本文を読む戦後学生運動の“最後の輝き”か -50年代学生運動を回顧し検証する動き-
著者: 岩垂 弘1950年代は、学生運動が盛んな時期だった。占領軍(連合国軍総司令部=GHQ)による反共政策が強まったり、日本の独立をめぐって全面講和か単独講和かの論争が高まったり、米ソによる核軍拡競争が激化した時代であったから、これ
本文を読む今こそ「奴隷」に「さようなら」を -平和憲法施行から65周年を迎えて-
著者: 安原和雄2012年5月3日、あの敗戦後の廃墟と混乱の中で施行された現行平和憲法は65年の歳月を重ねた。大手紙の憲法観は乱れ、護憲派、改憲派に分かれている。しかし戦争放棄と共に人権尊重を掲げる優れた憲法理念は、あくまで守り、生かさ
本文を読む「精神的原子の連鎖反応が、物質的原子の連鎖反応に勝たねばならぬ!」(森瀧市郎)
著者: 加藤哲郎2012.5.1 5月5日に北海道電力泊原発3号機が停止すると、日本は「原発ゼロ」状態になります。しかし野田内閣は、なおも関西電力大飯原発3・4号機を突破口に再稼働を狙っており、安心はできません。この1週間も大きな地震
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(22)
著者: 本間宗究内部分裂 王陽明の有名な言葉に「山中(さんちゅう)の賊(ぞく)を破るは易(やす)く、心中(しんちゅう)の賊を破るは難(かた)し」というものがある。つまり、「自分の心を制御することは難しいものであり、自分の欲望が災い
本文を読む「おまかせ民主主義」にサヨナラ -日本の民主主義をどう建て直すか-
著者: 安原和雄国民一人ひとりが民主主義の権利を行使しないで一部の人に任せてしまう「おまかせ民主主義」にサヨナラという気運が広がり始めた。しかもわが国の民主主義を建て直すにはどうしたらよいかに関心が集まりつつある。 2013年参議院選
本文を読む医薬品メーカーを独り勝ちさせている高薬価の是正が急務~「薬価改定と医薬品業界の動向」と題して厚生農協連で講演~
著者: 醍醐聡厚生農協連で講演 昨日(2012年4月20日)、日本文化厚生農業協同組合連合会(通称:文化連)で「薬価改定と医薬品業界の動向」と題して講演をした。 厚生連は全国各地で病院を経営しているが、この4月に診療報酬と薬価が
本文を読む書評 ディディ=ユベルマン、江澤健一郎訳『イメージの前で』(法政大学出版局、2012年)
著者: 宇波彰ディディ=ユベルマンは、1953年生まれのフランスの美術批評家である。1990年に刊行された本書は、著者の若い活力を感じさせる力作である。なぜ力作といえるのか。それはディディ=ユベルマンが、美術史もしくは美術批評におけ
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(21)
著者: 本間宗究政事を以て民を殺す 明治維新の際、「勝海舟」が、頻繁に引用した言葉として「政事を以て民を殺す」というものがあるが、現在の政治情勢を見ていると、「まさに、この言葉のとおりである」と実感せざるを得ないようである。つまり、
本文を読む原発再稼動へと暴走する政府と原子力村、関係閣僚会議の完全議事録公開を!
著者: 加藤哲郎2012.4.15 国会の党首討論で、この国の基本問題が論じられていません。消費税や年金・医療が問題にされても、現に放射能に汚染され故郷に帰れるかどうかもわからない福島県民のいのち、いまなお「収束」どころか高放射線と
本文を読む「日本」の良さは、こんなにも -対談『日本を、信じる』を読んで-
著者: 安原和雄瀬戸内寂聴さんとドナルド・キーンさんの対談集『日本を、信じる』は、「読めば元気の出る対談集!」と銘打ってあるだけに含蓄に富む発言、指摘が少なくない。例えば仏教の無常(同じ状態は続かないで変化すること)観である。 日本人
本文を読む生活者と一緒にロマンを語り、夢を語れ -[書評]中澤満正著『これから生協はどうなる――私にとってのパルシステム――』(社会評論社、¥1800円+税) -
著者: 岩垂 弘今年2012年は、国連が設定した「国際協同組合年」。世界各国の政府と国民が協同組合について理解を深め、協同組合をさらに発展させるために1年間かけて努力しようとの狙いから設けられた「国際年」である。そんな折り、協同組合の
本文を読むジャン=ミシェル・パルミエのベンヤミン論について
著者: 宇波彰2011年の秋から2012年初頭にかけて、パリのユダヤ美術・歴史博物館で開かれたベンヤミン展については、すでにこのブログで報告した。そのカタログともいえる『ヴァルター・ベンヤミン・アーカイブス』(Walter Benj
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(20)
著者: 本間宗究ドラギマジックの有効期間 ヨーロッパでは、「ドラギマジック」という言葉が使われ、金融混乱は、一時的に安定したとも考えられているようだ。つまり、「12月21日」と「2月29日」に、合計で、約100兆円もの資金を金融機
本文を読む「日曜クラブ」・渡辺治氏講演会のお知らせ
著者: 日曜クラブ政治学者渡辺治氏が東日本大震災後の民主党政権を論じます。切れ味鋭い渡辺政治学の野田政権論を是非お聴き下さい。 ◆日時 2012年4月14日(土) 午後2時30分~4時30分 ◆テーマ 野田政権論―新自由主義と
本文を読む行き詰まった資本主義の変革へ -『資本主義以後の世界』を読んで-
著者: 安原和雄著作『資本主義以後の世界』が話題を呼んでいる。行き詰まった資本主義の変革は不可避と問いかけているからである。資本主義の行方をめぐる論議は日本に限らない。欧米でも資本主義そのものへの不信が広がりつつあり、資本主義をどう変革
本文を読む事故の真相究明なしでの原発再稼動を許さず、世界の厳しい眼に耐えうる新生日本の構想を!
著者: 加藤哲郎2012.4.1 アメリカ西海岸から東にまわって、ワシントンDCで満開の桜の散りぎわを眺めつつ、帰国しました。まだ時差ボケ気味ですが、新しいハードと慣れないソフトで、とりあえず1か月ぶりの更新です。日本政治は、ピントが
本文を読む死刑支持は85.6%ではなく、52.6%と伝えるべき~NHKに意見を提出~
著者: 醍醐聡3月30日、NHKニュース番組制作担当宛てに、「死刑制度に関する内閣府世論調査の報道のあり方について」と題した意見を提出した。 詳しい経過は、このブログの1つ前の記事に書いたが、意見の要点は、2009年に内閣府が行っ
本文を読む死刑制度に関する内閣府の誤導的世論調査、それを受け売りしたメディアの報道
著者: 醍醐聡「死刑執行は国民の声」というが・・・ 昨朝(3月29日)、殺人などの罪を犯した3人の死刑囚に対する死刑が執行された。おととし7月以来、1年8ヶ月ぶりの執行である。 ところで、昨夜7時のNHKニュースはこの事実を伝え
本文を読む「さよなら原発!小金井パレード~子どもと一緒に歩こう~」 “原発にさよなら”した社会に向けて
著者: 坂井えつ子さよなら原発!小金井パレード : http://koganeiparade.jugem.jp/ きっかけは一人の母親の想いでした。東京電力・福島第一原子力発電所の事故後、いままで原発に無関心だった自分を反省し、子連れで
本文を読む成田史学史の特色を発揮した力作 -書評 成田龍一著『近現代日本史と歴史学』(中公新書)-
著者: 半澤健市《サラリーマンと学者の認識ギャップ》 私は金融マンの定年退職後に大学院で日本近代史を学んだ。 だからサラリーマンの「歴史観」をよく知っているし、アカデミズムの「歴史認識」も少しは知っているつもりである。二つのグループの
本文を読む“国産”のイスラム・テロリストに戦慄する欧州 -乱射事件は犯人射殺で一件落着したが… -
著者: 伊藤力司フランス南部の大都市トゥールーズで起きたユダヤ人学校の乱射事件は、犯人のモハメド・メラ(23)が特殊部隊の警官に射殺されて一件落着した。犯人はフランス生まれのアルジェリア移民2世、フランスの公教育を受けて育った若者であっ
本文を読む3月21日文部科学省記者会での青木清北見工業大学名誉教授の会見内容がYouTubeにアップロードされました
著者: 大村泉3月21日文部科学省記者会での青木清北見工業大学名誉教授の会見内容がYouTubeにアップロードされました。 http://youtu.be/FDp5YtPXh4U 最新情報(84)(2012/03/22)で紹介したよう
本文を読む4・22ルネサンス研究所 公開研究会 世界を変えて生き残れ! -グローバル金融資本主義の危機を解剖する-
著者: ルネサンス研究所事務局講 師 : 伊藤誠氏(東大名誉教授) 日 時 : 2012年4月22日(日) 13:20開場、13:45開始 場 所 : キャンパス・プラザ京都 2階ホール (JR京都駅から徒歩5分) 問合せ先 : renaissanc
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