朝日新聞(平成24年6月28日、デジタル版)に私を妙に複雑な気分にさせる朗報がのっていた。「対立越え、がっちり、英女王と北アイルランド副首相」の見出しの下、以下の記事が続く。 (引用元 http://www.asahi.
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
「グリーン経済」で経済の再生を -「リオ+20」が示唆する地球の未来-
著者: 安原和雄「グリーン経済」とは何を含意しているのか。改めて問い直したい。そのイメージはすでに確定しているとは言えない。一方に「持続可能な成長の重要な手段」という経済成長派のイメージもあれば、他方に「GDP(国内総生産)に代わる指標
本文を読む書評 ディディ=ユベルマン、小野康男、三小田祥久訳 『時間の前で』(法政大学出版局、2012年)
著者: 宇波彰先に私はディディ=ユベルマンの『イメージの前で』の書評をこのブログに載せたが(2012年4月4日)、その原書は、1990年つまり著者37歳の時に刊行されたものであった。今回訳出された『時間の前で』の原書は、その10年後
本文を読む国会前に100万市民が集まれば、野田「自民党代行」内閣も原発推進を続けられないのでは?
著者: 加藤哲郎2012.7.1 ようやく参与観察できました。毎週金曜夜の首相官邸・国会前脱原発デモ、3月の300人からどんどん大きくなって、メキシコ・アメリカの日本に関心を持つ若者たちも注目していた日本版「オキュパイ・霞ヶ関」、
本文を読む7月14日(土) 小田実生誕 80 年没後5年シンポジウム
著者: 小田実没後5年シンポジウム実行委員会小田実生誕 80 年没後5年シンポジウム 「小田実のデモクラシーと希望」 ――今こそ「小さな人間」による世直しで「人間の国」を―― 日時: 2012年7月14日(土) 13:00開場 13:30~17:00 場所: YM
本文を読む6月29日 緊急行動の呼びかけです
著者: 広瀬隆6月29日(金)18時から、首相官邸前にて原発再稼働阻止のため、先週の22日よりさらに超大規模な原発稼働阻止行動がおこなわれます。 地下鉄「国会議事堂前」駅3番出口を出てすぐのところです。 呼びかけは首都圏反原発連合有志
本文を読む倉塚平先生を偲ぶ3 韓国民主化運動支援、日韓連帯運動と倉塚平氏
著者: 和田春樹韓国民主化運動とは、1972年10月、朴正煕の維新クーデターにより韓国の民主的な制度の根幹である大統領直接選挙制が廃止されたことに対して闘って、民主主義の回復をめざした運動、民主革命運動のことである。1987年6月の革
本文を読む倉塚平先生を偲ぶ2 倉塚平さんの人と学問―人間の解放を求めて
著者: 松沢弘陽私の報告を明治大学政経学部のお二人への感謝から始めたい。生方卓さん(以下敬称略)には、去年の夏頃から今日まで、会の構想を練り、案内の発送・会場の準備から会の後の懇親会の手配にいたるまで、細大にわたって取りしきっていただ
本文を読む倉塚平先生を偲ぶ1 倉塚平氏の思い出――明治大學政経学部での出会いなど
著者: 戸塚秀夫はじめに 倉塚さんの訃報を友人たちに伝えたとき、「偲ぶ会」をもてないか、という声を届けてくださったのが松沢弘陽氏であり、それに直ちに賛同してくださったのが和田春樹氏であった。このお二人に登場していただければ、倉塚さんの
本文を読むドイツの電力生産・供給地域化への動き
著者: グローガー理恵「原発のほかに代替できるエネルギー源がないでしょう。だから原発は必要です。」これは、ドイツのある原発支持者が言った言葉です。この言葉は、反原発を 叫んでいるだけでは駄目なのだ、原発以外にどのようなエネルギー源を推進すべき
本文を読む百万人の官邸包囲 ―2012年6月・私の夢―
著者: 半澤健市《「政権交代」は「大政翼賛体制」の成立》 私は09年夏の「政権交代」を、二大保守政党による「保守独裁体制」の成立と考えた。戦前の「大政翼賛体制」とその本質は同じであると考えてきた。しかしTVコメンテイターから新橋街頭の
本文を読む「グリーン経済」は何をめざすのか -「リオ+20」が世界に残した課題-
著者: 安原和雄野田首相をはじめ先進国の首脳が、不参加の態度で軽視した国連主催の「持続可能な開発会議」が世界に残した課題は何か。それは「グリーン経済」(緑の経済)、すなわち環境保護と経済成長の両立をめざす試みの成否である。 20年前
本文を読む原子力の軍事利用に道を開きかねない原子力規制委員会設置法付則と原子力基本法改悪
著者: 紅林進6月20日に成立した「原子力規制委員会設置法」については、 eシフトの【声明】「原子力規制庁の設置に関するNGO声明」 http://e-shift.org/?p=1895 http://e-shift.org/wp/w
本文を読む普天間基地へのオスプレイ配備の危険!~構造的沖縄差別を問う~
著者: 晴子普天間基地へのオスプレイ配備の危険!~構造的沖縄差別を問う~ ◆日 時 : 6月30日(土) 6時30分から ◆会 場 : 文京区民センター 2A会議室 都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分 東京メトロ丸ノ内線
本文を読む特別試写会!ぬちがふう(命果報) -集団自決と従軍慰安婦の証言ドキュメント!-
著者: 生方 卓特別試写会!ぬちがふう(命果報) 集団自決と従軍慰安婦の証言ドキュメント! 2012年6月23日(土)沖縄戦、慰霊の日 ★14:20開演14:30上映開始 特別試写会と朴壽南監督の講演 ★明治大学 和泉キャンパス 第1校
本文を読む重慶モデル、薄煕来事件を考える(社会主義理論学会第60回研究会)のご案内
著者: 紅林進社会主義理論学会第60回研究会のご案内 テーマ: 重慶モデル、薄煕来事件を考える 日時: 7月22日(日)午後2時より 会場: 慶応大学三田校舎研究室棟1FB会議室 最寄駅・地図http://www.keio.ac.jp
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(24)
著者: 本間宗究歴史的な大転換 2012年の6月から7月は、世界の金融において、歴史的な大転換期になるものと考えている。そして、その理由としては、「英米独の10年国債」が、歴史上からも、稀に見るほどのバブルを形成し、大天井を付けた可
本文を読む安保反対の「6・15」を忘れまい -声なき声の会が記念集会の存続を確認-
著者: 岩垂 弘52年前の反安保闘争の中で生まれた反戦市民グループ「声なき声の会」による恒例の「6・15集会」が、6月15日夜、東京・池袋の豊島区勤労福祉会館で開かれた。毎年、さまざまなテーマで話し合ってきた「6・15集会」だが、今年
本文を読む温故知新4
著者: 大野 和美先ず訂正。温故知新2の高輪小学校は愛宕小学校の誤記。高輪小は4年になって仮に使わせてもらった学校で、後記する。富津は漁港のはずだが、それらしい雰囲気は全くなかった。働ける漁師がいなかったのだろう。1回だけ、若いお兄さん
本文を読む原子力基本法改正案を撤回せよ -「軍事利用のおそれも」と七人委が緊急アピール -
著者: 岩垂 弘無党派の立場で平和問題に発言を続けている知識人のグループ「世界平和アピール七人委員会」は、6月19日、さる15日に衆院を通過し参議院で審議が始まっている「原子力規制委員会設置法案」について緊急アピールを発表した。 原
本文を読む温故知新3
著者: 大野 和美年寄りは昔話が好きだ。蕨では、梅雨時で小川があふれ、大量の鮒が陸に放り出された。アメリカザリガニもたくさんいた。夜は遠くで食用蛙の野太い声が響いた。東京からきた僕には全て初見参。鮒やザリガニは家人は食べたが僕は食べられな
本文を読む第95回講演会ドットコム主催読書会 著者と読む読書会 佐藤洋二郎と読む『グッバイマイラブ』
著者: 講演会ドットコム第95回講演会ドットコム主催読書会 著者と読む読書会 佐藤洋二郎と読む『グッバイマイラブ』 テキスト:『グッバイマイラブ』佐藤 洋二郎【著】/東京新聞出版局/1,890円(テキストは各自ご用意下さい) ゲスト:佐藤 洋二
本文を読む「ソーラー地球経済」をめざして -脱原発後の新しい国造りへ転換を-
著者: 安原和雄脱原発をめざすのか、それとも原発再稼働なのか、その二者択一が問題なのではない。原発再稼働は時代錯誤もはなはだしい所業で、脱原発はもはや自明の理である。日本が今考え、めざすべきことは脱原発後の新しい国造りにどういうイメージ
本文を読む袋小路を抜けられぬシリア情勢 -スンニー派対シーア派の対決が絡む-
著者: 伊藤力司昨年3月に端を発したシリアの反体制運動は、1年3カ月の抗争で1万人超といわれる犠牲者を出しながら、まだ決着が着きそうにない。シリアの多数派イスラム教スンニー派を主体とする反体制勢力は、スンニー派が多数派を占める周辺アラブ
本文を読む温故知新2
著者: 大野 和美温故知新が温故だけになってしまったなあ。戦争中の古い時期から話が出るのは、この時代の東京にいた子供は、米にはほとんど縁がなかったということを知ってもらいたかっただけ。つまりお米のありがたさを知らない。といっても、今の東京
本文を読む消費税増税に待ったあり(第1回)
著者: 醍醐聡野田首相はさる5月30日に行った小沢一郎氏との会談で、「少子高齢化の問題等にかんがみ、消費税の増税は待ったなしだと認識している。協力してもらいたい」と発言した。この記事はこうした野田発言に対する反証を意図して書きとめるも
本文を読む中国に急所を握られたアメリカ -書評 矢吹晋著『チャイメリカ―米中結託と日本の進路』(花伝社) -
著者: 半澤健市「チャイメリカChimerica」とは「チャイナ+アメリカ」のことである。 ふざけた印象を与える単語だ。しかし実態はふざけたものではない。それを明快に説くのが本書である。 《経済史家の著作に語源》 この言葉の初出は、経済
本文を読む悪いことがなければ、良いことは来ない─バイオリニスト黒沼ユリ子、32年のメキシコ音楽教室を語る
著者: 鈴木顕介メキシコを拠点に活動してきた世界的に知られるバイオリニスト黒沼ユリ子さんが、旭日小綬章受章で来日した機会に7日、日本記者クラブで「囲む会」が開かれた。 話の中心は、受章理由で挙げられた日本メキシコ文化音楽交流振興の舞
本文を読むシドニーで見たもの
著者: 宇波彰去る2012年5月中旬にオーストラリアを訪れた。私は2010年にもオーストラリア西海岸のパース、フリーマントルなどの都市に行ったのだが、今回は東海岸の諸都市を見てきた。オーストラリアは非常に大きな国であるから、東と西では
本文を読む活発化する国際協同組合年にちなむ活動 -協同組合陣営が多彩な計画-
著者: 岩垂 弘今年は、国連が定めた「国際協同組合年」(IYC)。各国政府と国民が協同組合の役割について認識を深め、その発展を促進しようという狙いから設定された国際年だが、それもほぼ半年が過ぎ、日本でもようやくこの国際年にちなんだ活動
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