inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

「精神的原子の連鎖反応が、物質的原子の連鎖反応に勝たねばならぬ!」(森瀧市郎)

著者: 加藤哲郎

2012.5.1  5月5日に北海道電力泊原発3号機が停止すると、日本は「原発ゼロ」状態になります。しかし野田内閣は、なおも関西電力大飯原発3・4号機を突破口に再稼働を狙っており、安心はできません。この1週間も大きな地震

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「おまかせ民主主義」にサヨナラ -日本の民主主義をどう建て直すか-

著者: 安原和雄

国民一人ひとりが民主主義の権利を行使しないで一部の人に任せてしまう「おまかせ民主主義」にサヨナラという気運が広がり始めた。しかもわが国の民主主義を建て直すにはどうしたらよいかに関心が集まりつつある。  2013年参議院選

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医薬品メーカーを独り勝ちさせている高薬価の是正が急務~「薬価改定と医薬品業界の動向」と題して厚生農協連で講演~

著者: 醍醐聡

厚生農協連で講演   昨日(2012年4月20日)、日本文化厚生農業協同組合連合会(通称:文化連)で「薬価改定と医薬品業界の動向」と題して講演をした。  厚生連は全国各地で病院を経営しているが、この4月に診療報酬と薬価が

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書評 ディディ=ユベルマン、江澤健一郎訳『イメージの前で』(法政大学出版局、2012年)

著者: 宇波彰

 ディディ=ユベルマンは、1953年生まれのフランスの美術批評家である。1990年に刊行された本書は、著者の若い活力を感じさせる力作である。なぜ力作といえるのか。それはディディ=ユベルマンが、美術史もしくは美術批評におけ

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原発再稼動へと暴走する政府と原子力村、関係閣僚会議の完全議事録公開を!

著者: 加藤哲郎

2012.4.15   国会の党首討論で、この国の基本問題が論じられていません。消費税や年金・医療が問題にされても、現に放射能に汚染され故郷に帰れるかどうかもわからない福島県民のいのち、いまなお「収束」どころか高放射線と

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「日本」の良さは、こんなにも -対談『日本を、信じる』を読んで-

著者: 安原和雄

瀬戸内寂聴さんとドナルド・キーンさんの対談集『日本を、信じる』は、「読めば元気の出る対談集!」と銘打ってあるだけに含蓄に富む発言、指摘が少なくない。例えば仏教の無常(同じ状態は続かないで変化すること)観である。  日本人

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生活者と一緒にロマンを語り、夢を語れ -[書評]中澤満正著『これから生協はどうなる――私にとってのパルシステム――』(社会評論社、¥1800円+税) -

著者: 岩垂 弘

 今年2012年は、国連が設定した「国際協同組合年」。世界各国の政府と国民が協同組合について理解を深め、協同組合をさらに発展させるために1年間かけて努力しようとの狙いから設けられた「国際年」である。そんな折り、協同組合の

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本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(20)

著者: 本間宗究

ドラギマジックの有効期間    ヨーロッパでは、「ドラギマジック」という言葉が使われ、金融混乱は、一時的に安定したとも考えられているようだ。つまり、「12月21日」と「2月29日」に、合計で、約100兆円もの資金を金融機

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行き詰まった資本主義の変革へ -『資本主義以後の世界』を読んで-

著者: 安原和雄

著作『資本主義以後の世界』が話題を呼んでいる。行き詰まった資本主義の変革は不可避と問いかけているからである。資本主義の行方をめぐる論議は日本に限らない。欧米でも資本主義そのものへの不信が広がりつつあり、資本主義をどう変革

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事故の真相究明なしでの原発再稼動を許さず、世界の厳しい眼に耐えうる新生日本の構想を!

著者: 加藤哲郎

2012.4.1  アメリカ西海岸から東にまわって、ワシントンDCで満開の桜の散りぎわを眺めつつ、帰国しました。まだ時差ボケ気味ですが、新しいハードと慣れないソフトで、とりあえず1か月ぶりの更新です。日本政治は、ピントが

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死刑支持は85.6%ではなく、52.6%と伝えるべき~NHKに意見を提出~

著者: 醍醐聡

 3月30日、NHKニュース番組制作担当宛てに、「死刑制度に関する内閣府世論調査の報道のあり方について」と題した意見を提出した。  詳しい経過は、このブログの1つ前の記事に書いたが、意見の要点は、2009年に内閣府が行っ

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死刑制度に関する内閣府の誤導的世論調査、それを受け売りしたメディアの報道

著者: 醍醐聡

「死刑執行は国民の声」というが・・・   昨朝(3月29日)、殺人などの罪を犯した3人の死刑囚に対する死刑が執行された。おととし7月以来、1年8ヶ月ぶりの執行である。  ところで、昨夜7時のNHKニュースはこの事実を伝え

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「さよなら原発!小金井パレード~子どもと一緒に歩こう~」 “原発にさよなら”した社会に向けて

著者: 坂井えつ子

さよなら原発!小金井パレード : http://koganeiparade.jugem.jp/  きっかけは一人の母親の想いでした。東京電力・福島第一原子力発電所の事故後、いままで原発に無関心だった自分を反省し、子連れで

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成田史学史の特色を発揮した力作 -書評 成田龍一著『近現代日本史と歴史学』(中公新書)-

著者: 半澤健市

《サラリーマンと学者の認識ギャップ》  私は金融マンの定年退職後に大学院で日本近代史を学んだ。 だからサラリーマンの「歴史観」をよく知っているし、アカデミズムの「歴史認識」も少しは知っているつもりである。二つのグループの

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“国産”のイスラム・テロリストに戦慄する欧州 -乱射事件は犯人射殺で一件落着したが… -

著者: 伊藤力司

フランス南部の大都市トゥールーズで起きたユダヤ人学校の乱射事件は、犯人のモハメド・メラ(23)が特殊部隊の警官に射殺されて一件落着した。犯人はフランス生まれのアルジェリア移民2世、フランスの公教育を受けて育った若者であっ

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4・22ルネサンス研究所 公開研究会 世界を変えて生き残れ! -グローバル金融資本主義の危機を解剖する-

著者: ルネサンス研究所事務局

講 師 : 伊藤誠氏(東大名誉教授) 日 時 : 2012年4月22日(日) 13:20開場、13:45開始 場 所 : キャンパス・プラザ京都 2階ホール (JR京都駅から徒歩5分) 問合せ先 : renaissanc

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脱原発後の再生をどう展望するか -大震災、原発惨事から一年を経て-

著者: 安原和雄

 東日本大震災、原発惨事から一年が過ぎて、被災地の再生をどう図っていくかが改めて論議の的になっている。単なる復興ではなく、やはり再生への新しい道をどう展望するかが問われている。  原発廃止はもちろんとして、脱原発後の「身

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私たちは、2012年3月21日、青木清北見工業大学名誉教授(前同副学長)、齋藤文良東北大 学教授(多元物質科学研究所元所長)と共に、JSTに対して、井上明久東北大学総長を研究不正(論文データのねつ造・改ざん)で告発して調査を求め、助成金返還 を含む厳正な処分を行うことを申し入れました

著者: 大村泉

フォーラムは、2012年3月21日、青木清北見工業大学名誉教授(前同副学長)、齋藤文良東北大 学教授(多元物質科学研究所元所長)と共に、JSTに対して、井上明久東北大学総長を研究不正(論文データのねつ造・改ざん)で告発し

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3・25「南相馬子供マラソン」の即時中止を求める!

著者: すみ子リヒトナー

Aさんへ. 三浦万尚さんから福島子供マラソンの南相馬の情報です。こんな危険なことを許してもよいのでしょうか。ぜひ抗議の意思表明を!私は拡散を希望しています。何とかマラソンを止めたいです。(以下、三浦さんのツィッターより)

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「Nature誌の最新号が、編集部声明で井上総長の研究不正疑惑および二重投稿に関する東北大学の対応を厳しく批判しました」など

著者: 大村泉

米国の『Science(サイエンス)』誌と並び、科学誌で最もインパクトファクターが高く、わが国では論文が掲載されただけでも新聞紙面を飾ることがよくある『Nature(ネイチャー)』誌が、その最新号(オンライン版、2012

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ドイツ・ブレーメンでの3.11脱原発行動に参加して

著者: すみ子リヒトナー

Aさま。以下のことは、南相馬で原発事故緊急援助センタ-長,の三浦万尚さんが知らしてくださいました。三浦氏とは個人的にコンタクトがあります。三浦氏は,日夜,住民を守る為に,ガイガー計器で,検査されています。彼は一人で,行動

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ペルシャ湾戦争とりあえず回避 -なお強気なネタニヤフ・イスラエル首相-

著者: 伊藤力司

ニューヨーク原油先物市場の価格はまだ1バレル100ドルを超えているが、3月9日の108ドル台をピークにここ数日は上げ止まっている。イランの核施設に先制爆撃をかけることを辞さないとしているネタニヤフ・イスラエル首相が、オバ

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