私たちが住む街の国民健康保険は? 2月4日、佐倉向日葵会の主催で「佐倉市の国民健康保険~現状は?改革案は?~」と題して講演をした。同じ向日葵会が昨年11月20日に市民フェスタ2011にエントリーされた企画として「佐倉
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
「自転車楽国」ニッポンのすすめ -乗用車よりも自転車を優先させる時代-
著者: 安原和雄最近、歩道を歩いていて、携帯電話で話しながら暴走する自転車に危険を感じることが少なくない。それを批判する声も高まっている。ただ携帯電話、自転車そのものに非があるわけではない。利用する人間の姿勢に責任があるわけで、打開策は
本文を読む「である」ことから「する」ことへ、原発再稼動を許さぬ市民の政治を!
著者: 加藤哲郎2012.2.1 「青空文庫」に入っているSF作家海野十三「敗戦日記」1944年1月1日に、「1月ではない、13月のような気がする」という話が出てきます。敗色濃い東京で、毎日米軍の空襲におびえる日々の続く新年のことでし
本文を読む書評 デニ・ベルトレ、藤野邦夫訳『レヴィ=ストロース伝』(講談社、2012)
著者: 宇波彰レヴィ=ストロースという名前は、構造主義と一体化している。20世紀後半の思想史は、構造主義の展開と不可分であり、それを考えるためにはレヴィ=ストロースの思想を知らなければならない。本書は、伝記ではあるが、レヴィ=ストロ
本文を読む小出裕章さん講演と対話 【すべて知りたい原発のこと -福島原発事故と放射能汚染の全体像-】
著者: 原発事故を考える町田市民の会小出裕章さん講演と対話 すべて知りたい原発のこと -福島原発事故と放射能汚染の全体像- 3.11福島原発事故から1年が経とうとしております。被曝によって生命と健康の危険に直面する2 0 0万福島県民、放射能汚染に晒される
本文を読むイランとアメリカに怨念の歴史 -ペルシャ湾緊張の原因-
著者: 伊藤力司欧州共同体(EU)外相理事会は1月23日、米国の対イラン制裁に呼応して加盟27カ国が7月1日からイラン産原油の輸入をやめることを決定した。イラン側はこの決定を非難し、対抗措置として石油輸送の大動脈、ペルシャ湾のホルムズ海
本文を読む仏教の「共生と慈悲」を重視するとき -競争・格差社会が先鋭化するなかで-
著者: 安原和雄仏教は「共生と慈悲」の重要性を説いてやまない。その共生と慈悲という仏教の基本的な教えが最近、重視されつつある。背景には企業の生き残りをかけた飽くなき私利追求が現代の競争・格差社会を先鋭化させ、生きづらくしているという事
本文を読む書評:西角純志著『移動する理論――ルカーチの思想』(御茶の水書房) 革命の悲劇的形象としてのルカーチとその可能性
著者: 清家竜介評者が見るところ、本書の大きな特徴は三つある。エドワード・サイードが「移動する理論」の典型的な例として読み解いたジェルジ・ルカーチの『歴史と階級意識』を越えて、ルカーチの初期から後期にいたる思想的遍歴の全体を「移動する
本文を読む生協も「脱原発」へ -日本生協連が提言「エネルギー政策の転換をめざして」を発表-
著者: 岩垂 弘生活協同組合(生協)の全国組織、日本生活協同組合連合会(日本生協連、組合員2300万人)は1月17日、「エネルギー政策の転換をめざして」と題する提言を発表した。昨年3月11日の東日本大震災によって生じた東京電力福島第1
本文を読む民主党政権とマスメディアへ深まる失望感 -2012年の年賀状にみる国民意識-
著者: 岩垂 弘今年も大勢の方から年賀状をいただいた。そこに書かれた文章を読むと、東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故による被害に心を痛め、震災からの復興と原発事故の早期収束を願うものが多かったが、それと共に民主党政権とマ
本文を読む政治犯釈放でミャンマーの開国・民主化進展 -改革派軍人に賭けたスー・チーさん-
著者: 伊藤力司ミャンマー(ビルマ)では1月13日、テイン・セイン大統領の恩赦により受刑者651人が釈放された。政府当局者によると、民主化運動の指導者アウン・サン・スー・チーさんが率いる国民民主連盟(NLD)が釈放を求めてきた政治犯59
本文を読む「核アレルギー」神話によってではなく、「核と人類は共存できない」から脱原発へ!
著者: 加藤哲郎2012.1.15 民主党野田改造内閣が出発しました。消費税増税正面突破の布陣ですが、内閣支持率の回復効果はなく、むしろ朝日(左)でも読売(右)でも不支持増大がとまらないという、珍しくぴったり一致した世論の流れ。3・1
本文を読む五木寛之著『下山の思想』を読んで -変革を迫られる「登頂」後の生き方-
著者: 安原和雄『下山の思想』に次の指摘がある。私たちは、すでにこの国が、そして世界が病んでおり、急激に崩壊へと向かいつつあることを肌で感じている。それでいて、知らないふりをして暮らしている、と。この認識は大部分は真実と認めないわけに
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(16)
著者: 本間宗究2011年を振り返って 2011年は、「辛卯(かのと う)」という年であり、「血を見るような大事件」が起きることを想定していたが、ご存じのとおりに、「3・11の大震災」により、「日本」は、きわめて悲惨な状態に陥って
本文を読む国際協同組合年がスタート -1月13日に東京でキックオフイベント-
著者: 岩垂 弘2012年は、国連が定めた「国際協同組合年」。経済システムの一つである協同組合をもっと発展させるために世界中の人々が一年間かけて協同組合に対する理解を深め、協同組合をもっと成長させるために一致して努力しようという狙いで
本文を読むペルシャ湾に波高し-戦争は避けられないか -核疑惑めぐりイランと米欧のチキンレース-
著者: 伊藤力司新年早々「世界の石油庫」ペルシャ湾の波が高い。イランの核開発計画は核兵器に通じるとしてウラン濃縮の停止を迫る米欧は、イランの原油輸出ストップという制裁エスカレートに踏み切った。対抗するイランが湾岸産原油輸送の大動脈である
本文を読む主要国で政権交代賭けた選挙相次ぐ -波乱含みの2012年世界展望-
著者: 伊藤力司2012年は4年に1度の閏年。2月が29日まで、1年は366日あって、平和とスポーツの祭典オリンピックの開かれる年である。国際政治では重要な日程が目白押しだ。アメリカで11月、ロシアで3月に大統領選挙が行われ、中国では今
本文を読む浅ましいのはどちらか?~メディアの自死を意味する消費税増税路線への翼賛~
著者: 醍醐聡野田政権に消費税増税をけしかけるメディアの異様な光景 『毎日新聞』は12月29日、民主党が今年度中に消費税増税の法案提出を決定したのは先の選挙で同党が掲げたマニフェストに違反するとして同党の9名の議員が離党を表明したの
本文を読む戦争画を描かない画家たちがいた -板橋区立美術館の「池袋モンパルナス展」-
著者: 岩垂 弘あらゆるものが動員された「十五年戦争」。画家も例外でなかった。多くの画家たちが、自ら進んで、あるいは生活のため心ならずも戦意高揚のための戦争画(戦闘の場面や戦時における兵士や市民の生活を描いた絵画)を描いた。が、ごく少
本文を読む「無責任の体系」は死なず ―2012年元旦6紙を読んで―
著者: 半澤健市元旦の全国紙6紙(朝日、毎日、日本経済、産経、東京、読売)を読むのは3年目である。2012年1月1日の、本紙と別刷のうち、本紙を中心に読んだ。原発問題を軸にしながら民主主義、財政危機などを頭において読み進めた。文中敬称
本文を読む本土紙と沖縄紙との隔たりの大きさ -2012年元旦「社説」を吟味する-
著者: 安原和雄主要メディアの2012年元旦社説を読んだ。元旦社説はメディアの年頭の辞であり、本年の主張に関する心構えという意味合いも秘めている。だからそれなりに力のこもった作品になるはずだが、なぜか本年の大手紙社説には光る色彩が不足し
本文を読む自然の復讐は鎮まらず、放射能拡散は続く、東アジア非核共同体を見通す構想力を!
著者: 加藤哲郎2012.1.1 例年なら門松、賀正を金屏風の壁紙で飾り新年の挨拶なのですが、2012年の年頭トップは、いつも通りで綴ります。それは、2011年3月11日以降の日本が「いつも通り」ではないからです。「いつも通り」の故郷
本文を読む被災者に寄り添う報道とはなにか(2012年1月2日)
著者: 醍醐聡新年のごあいさつ 皆さまそれぞれに、日本中が揺れ動いた2011年の記憶を留めながら新しい年をお迎えのことと思います。月並みではありますが、皆さまには実り多い1年をお過ごし下さいますようお祈りいたします。 このブログ
本文を読む2012年―「崩」の時代
著者: 田畑光永われわれが「護憲・軍縮・共生」を掲げて、この「リベラル21」をスタートさせたのは2007年の春であった。以来、のべ120万人に近い読者を得て、5回目の新年を迎えることができたのはわれわれ同人の大きな喜びである。なにはと
本文を読むトップは東日本大震災と福島原発事故 -私家版今年世界10大ニュース-
著者: 伊藤力司年末に当たり、自己流で今年の世界10大ニュースを選んでみたら、以下のようなランキングになった。 1 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故 2 アラブの春でエジプトなどの独裁政権崩壊 3 欧州財政危機 ユーロ不安高まる
本文を読む「日本株式は買い」だったか ―米誌記事の検証と来年の予測―
著者: 半澤健市東日本大震災で日本の株価は17.5%も暴落した。 日経平均株価の震災直後の安値は3月15日の8605円15銭で、震災前日10日の10434円38銭に比べて1829円23銭安となった。 《「日本株式は〈買い〉」と書いたバロ
本文を読む「いのち」と「脱原発」と「幸せ」と -2011年から2012年へつないで-
著者: 安原和雄今年(2011年)一年間を特色づけるキーワードとして何を挙げることができるだろうか。やはり「いのち」、「脱原発」、「幸せ」の三つを指摘したい。これまでも毎年交通事故死などで多くの人命が奪われてきたが、今年は「3.11」の
本文を読む『エレーヌ・ベールの日記』 ~ナチス占領下パリの生き地獄の渦中で(2)~
著者: 醍醐聡この記事をお読みいただく方々へ 2つ前の記事「ナチス占領下のパリで~映画『サラの鍵』」をあわせてお読みいただけると幸いです。 http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2011/12
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(15)
著者: 本間宗究カジノの大王 現在の金融市場は、一種の「カジノ」のような状況となっている。具体的には、アメリカのメガバンクを中心にして、「大量の資金」を創出し、「その資金で、金融市場を、自由に操っている」という疑いが強くなっている
本文を読むナチス占領下のパリで ~映画「サラの鍵」~
著者: 醍醐聡2011年7月14日付けの記事で、連れ合いが近所の知人と発行しているミニコミ誌「すてきなあなたに」No.36に掲載された菅沼正子さんの映画招待席35「一枚のハガキ」を菅沼さんの了解を得て紹介した。 今回は同じミニコミ
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