今年も大勢の方から年賀状をいただいた。そこに書かれた文章を読むと、東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故による被害に心を痛め、震災からの復興と原発事故の早期収束を願うものが多かったが、それと共に民主党政権とマ
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
政治犯釈放でミャンマーの開国・民主化進展 -改革派軍人に賭けたスー・チーさん-
著者: 伊藤力司ミャンマー(ビルマ)では1月13日、テイン・セイン大統領の恩赦により受刑者651人が釈放された。政府当局者によると、民主化運動の指導者アウン・サン・スー・チーさんが率いる国民民主連盟(NLD)が釈放を求めてきた政治犯59
本文を読む「核アレルギー」神話によってではなく、「核と人類は共存できない」から脱原発へ!
著者: 加藤哲郎2012.1.15 民主党野田改造内閣が出発しました。消費税増税正面突破の布陣ですが、内閣支持率の回復効果はなく、むしろ朝日(左)でも読売(右)でも不支持増大がとまらないという、珍しくぴったり一致した世論の流れ。3・1
本文を読む五木寛之著『下山の思想』を読んで -変革を迫られる「登頂」後の生き方-
著者: 安原和雄『下山の思想』に次の指摘がある。私たちは、すでにこの国が、そして世界が病んでおり、急激に崩壊へと向かいつつあることを肌で感じている。それでいて、知らないふりをして暮らしている、と。この認識は大部分は真実と認めないわけに
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(16)
著者: 本間宗究2011年を振り返って 2011年は、「辛卯(かのと う)」という年であり、「血を見るような大事件」が起きることを想定していたが、ご存じのとおりに、「3・11の大震災」により、「日本」は、きわめて悲惨な状態に陥って
本文を読む国際協同組合年がスタート -1月13日に東京でキックオフイベント-
著者: 岩垂 弘2012年は、国連が定めた「国際協同組合年」。経済システムの一つである協同組合をもっと発展させるために世界中の人々が一年間かけて協同組合に対する理解を深め、協同組合をもっと成長させるために一致して努力しようという狙いで
本文を読むペルシャ湾に波高し-戦争は避けられないか -核疑惑めぐりイランと米欧のチキンレース-
著者: 伊藤力司新年早々「世界の石油庫」ペルシャ湾の波が高い。イランの核開発計画は核兵器に通じるとしてウラン濃縮の停止を迫る米欧は、イランの原油輸出ストップという制裁エスカレートに踏み切った。対抗するイランが湾岸産原油輸送の大動脈である
本文を読む主要国で政権交代賭けた選挙相次ぐ -波乱含みの2012年世界展望-
著者: 伊藤力司2012年は4年に1度の閏年。2月が29日まで、1年は366日あって、平和とスポーツの祭典オリンピックの開かれる年である。国際政治では重要な日程が目白押しだ。アメリカで11月、ロシアで3月に大統領選挙が行われ、中国では今
本文を読む浅ましいのはどちらか?~メディアの自死を意味する消費税増税路線への翼賛~
著者: 醍醐聡野田政権に消費税増税をけしかけるメディアの異様な光景 『毎日新聞』は12月29日、民主党が今年度中に消費税増税の法案提出を決定したのは先の選挙で同党が掲げたマニフェストに違反するとして同党の9名の議員が離党を表明したの
本文を読む戦争画を描かない画家たちがいた -板橋区立美術館の「池袋モンパルナス展」-
著者: 岩垂 弘あらゆるものが動員された「十五年戦争」。画家も例外でなかった。多くの画家たちが、自ら進んで、あるいは生活のため心ならずも戦意高揚のための戦争画(戦闘の場面や戦時における兵士や市民の生活を描いた絵画)を描いた。が、ごく少
本文を読む「無責任の体系」は死なず ―2012年元旦6紙を読んで―
著者: 半澤健市元旦の全国紙6紙(朝日、毎日、日本経済、産経、東京、読売)を読むのは3年目である。2012年1月1日の、本紙と別刷のうち、本紙を中心に読んだ。原発問題を軸にしながら民主主義、財政危機などを頭において読み進めた。文中敬称
本文を読む本土紙と沖縄紙との隔たりの大きさ -2012年元旦「社説」を吟味する-
著者: 安原和雄主要メディアの2012年元旦社説を読んだ。元旦社説はメディアの年頭の辞であり、本年の主張に関する心構えという意味合いも秘めている。だからそれなりに力のこもった作品になるはずだが、なぜか本年の大手紙社説には光る色彩が不足し
本文を読む自然の復讐は鎮まらず、放射能拡散は続く、東アジア非核共同体を見通す構想力を!
著者: 加藤哲郎2012.1.1 例年なら門松、賀正を金屏風の壁紙で飾り新年の挨拶なのですが、2012年の年頭トップは、いつも通りで綴ります。それは、2011年3月11日以降の日本が「いつも通り」ではないからです。「いつも通り」の故郷
本文を読む被災者に寄り添う報道とはなにか(2012年1月2日)
著者: 醍醐聡新年のごあいさつ 皆さまそれぞれに、日本中が揺れ動いた2011年の記憶を留めながら新しい年をお迎えのことと思います。月並みではありますが、皆さまには実り多い1年をお過ごし下さいますようお祈りいたします。 このブログ
本文を読む2012年―「崩」の時代
著者: 田畑光永われわれが「護憲・軍縮・共生」を掲げて、この「リベラル21」をスタートさせたのは2007年の春であった。以来、のべ120万人に近い読者を得て、5回目の新年を迎えることができたのはわれわれ同人の大きな喜びである。なにはと
本文を読むトップは東日本大震災と福島原発事故 -私家版今年世界10大ニュース-
著者: 伊藤力司年末に当たり、自己流で今年の世界10大ニュースを選んでみたら、以下のようなランキングになった。 1 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故 2 アラブの春でエジプトなどの独裁政権崩壊 3 欧州財政危機 ユーロ不安高まる
本文を読む「日本株式は買い」だったか ―米誌記事の検証と来年の予測―
著者: 半澤健市東日本大震災で日本の株価は17.5%も暴落した。 日経平均株価の震災直後の安値は3月15日の8605円15銭で、震災前日10日の10434円38銭に比べて1829円23銭安となった。 《「日本株式は〈買い〉」と書いたバロ
本文を読む「いのち」と「脱原発」と「幸せ」と -2011年から2012年へつないで-
著者: 安原和雄今年(2011年)一年間を特色づけるキーワードとして何を挙げることができるだろうか。やはり「いのち」、「脱原発」、「幸せ」の三つを指摘したい。これまでも毎年交通事故死などで多くの人命が奪われてきたが、今年は「3.11」の
本文を読む『エレーヌ・ベールの日記』 ~ナチス占領下パリの生き地獄の渦中で(2)~
著者: 醍醐聡この記事をお読みいただく方々へ 2つ前の記事「ナチス占領下のパリで~映画『サラの鍵』」をあわせてお読みいただけると幸いです。 http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2011/12
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(15)
著者: 本間宗究カジノの大王 現在の金融市場は、一種の「カジノ」のような状況となっている。具体的には、アメリカのメガバンクを中心にして、「大量の資金」を創出し、「その資金で、金融市場を、自由に操っている」という疑いが強くなっている
本文を読むナチス占領下のパリで ~映画「サラの鍵」~
著者: 醍醐聡2011年7月14日付けの記事で、連れ合いが近所の知人と発行しているミニコミ誌「すてきなあなたに」No.36に掲載された菅沼正子さんの映画招待席35「一枚のハガキ」を菅沼さんの了解を得て紹介した。 今回は同じミニコミ
本文を読むTPP賛否で盛り上がった新聞投書 -やはり参加疑問派に軍配を挙げたい-
著者: 安原和雄野田首相は2011年11月中旬米国(ハワイ)で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でTPP(環太平洋経済連携協定または環太平洋パートナーシップ協定)への参加方針を表明した。これをきっかけに新聞投書で活発な
本文を読む「真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし」
著者: 加藤哲郎2011.12.15 2011年の締めくくり、師走の真っ最中です。先月15日更新の本トップは、「野田佳彦首相の支持率が急落しています。9月発足時のご祝儀相場6割から、毎月1割づつ落として11月は4割、このまま行くと、来
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(14)
著者: 本間宗究信用崩壊の波 最近、「炎上するヨーロッパ」という言葉が、盛んに聞かれるようになってきたが、実際に、現在の金融混乱は、加速度的な勢いを見せてきている。そして、今回、決定的な大事件となったのが、「ドイツ国債の札割れ」で
本文を読むあの日米開戦から70年を迎えて -戦争を扇動した新聞メディアは今-
著者: 安原和雄日米開戦(1941年12月8日)から70年を迎えた。日米開戦までに中国大陸では日本軍の侵攻が進んでおり、日米開戦で戦線は太平洋にまで広がった。その結末は数え切れないほどの犠牲を積み重ねて、敗戦に終わった。 あの戦争を
本文を読む「騙されるな、高速増殖炉は増殖できない」など 地震と原発事故情報 その257
著者: たんぽぽ舎5つの情報をお知らせします(12月4日) 日本の稼働原発、ついに一桁台(9基)全原発停止へあと一歩 高浜原発2号機(11/25)玄海原発1号機(12/01)が定期検査開始 ★1.騙されるな、高速増殖炉は増
本文を読む顔で余裕を、ハラワタは?――ヒラリーを見る中国
著者: 田畑光永1、米国務長官のミャンマー訪問 2、平和・共同ジャーナリスト基金賞決まる 管見中国(37) 1955年のダレス以来、56年ぶりという米ヒラリー国務長官のミャンマー訪問が行われた。11月30日、専用機で首都ネピドーに到着
本文を読む大賞に樋口健二さんの「原発崩壊」 -2011年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞-
著者: 岩垂 弘反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF)は12月2日 、今年度の第17回平和・協同ジャーナリスト基金賞の授賞者を
本文を読む小出先生、「三重水素自体が放射能で、核融合にも将来はない」
著者: 松元保昭みなさまへ 小出先生の「たね蒔きジャーナル」12月1日分の転送です。翌2日は、小出先生も原発コスト試算の正確さでたびたび参考にされていた立命館大学の大島堅一先生のお話がありましたので、あわせて紹介させていただきます
本文を読む「原発59基は見方によれば正しいのです」など 地震と原発事故情報 その256
著者: たんぽぽ舎5つの情報をお知らせします(12月3日) 日本の稼働原発、ついに一桁台(9基)全原発停止へあと一歩 高浜原発2号機(11/25)玄海原発1号機(12/01)が定期検査開始 ★1 原発59基は見方に
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