inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

西側軍事介入は吉か凶か -長引きそうなリビア戦争-

著者: 伊藤力司

国連安全保障理事会は3月17日夜、①カダフィ政権軍によるリビア民間人への攻撃を防止するため「あらゆる必要な措置を講じる」②そのためにリビア上空に「飛行禁止空域」を設けることを認める―とする決議を採択した。これにより、米英

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広がってきた賛同の輪~市民主体のささやかな被災者支援運動(続報)~

著者: 醍醐聡

身近なところに被災の爪痕が  一つ前の記事で、私が住む地域で市民主体のささやかな被災者支援運動を始めたことを紹介した。この記事はその続報であり、運動を進める中で出会った体験のメモである。  18日にご近所の数人の知人と声

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連載・やさしい仏教経済学-(36)ディーセントワーク実現をめざして/(35)破壊型くるま社会から脱出する道

著者: 安原和雄

  連載・やさしい仏教経済学(36)   労働の望ましいあり方としてディーセントワーク(Decent Work)が話題になっている。日本語訳では「働きがいのある人間らしい仕事」を意味している。これは国連国際労働機関(IL

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日本経団連は大企業の利益剰余金2百数十兆円の1割をただちに震災復興資金に提供すべきだ

著者: 広原盛明

関西から(5)    東日本巨大地震が勃発してから、3月17日でちょうど1週間が経過したことになる。その惨状は、もはや単なる震災を通り越した“カタストロフィー”(破滅的な大災害)ともいうべきもので、現在判明しているだけで

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崩れた原発の「安全神話」 -反・脱原発派は早くから地震による事故を警告-

著者: 岩垂 弘

 東日本大震災による東京電力福島第一原発の事故は日を追うごとに危機的様相を強めている。朝日新聞の3月16日付朝刊は一面トップで「福島第一 制御困難」と報じ、同紙の「天声人語」は「これまで『原発の二大事故』は、米国のスリー

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3月18日(金)の緊急集会の会場は…東京学院(水道橋駅より1分)  (地震と原発情報 その(9)より)

著者: たんぽぽ舎

当初予定した会場の「明大リバティータワー」が会場全面中止のため、会場を探していましたが、「東京学院」に決まりました (JR水道橋駅西口下車1分)(たんぽぽ舎から5分)。ご参加ください。 お二人の講師 1.『原発事故の放射

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崩れた原発の「安全神話」 -反・脱原発派は早くから地震による事故を警告-

著者: 岩垂 弘

 東日本大震災による未曾有の被害に関する報道をテレビや新聞で見ていて、最も衝撃を受けたのは、東京電力福島第1原子力発電所(福島県大熊町)における原子炉の「炉心溶融」だ。世界を震撼させた、1979年に米国で起きた「スリーマ

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被災地へ一刻も早い救援の手を~初めての帰宅難民体験記~

著者: 醍醐聡

一刻も早い救助と救援を  突然、東日本を襲った大地震。病院の屋上に逃れ、上空から近づいたヘリコプターに向かって、傘を広げて大きく振ったり、SOSの文字を書いたりして救助を求める人々の切迫した姿がテレビの画面に映ると、いた

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ムバラクと違うカダフィ -リビア内戦長期化の怖れ-

著者: 伊藤力司

2月15日にリビア第2の都市ベンガジで反政府デモが起こり、長期独裁カダフィ政権が民衆革命で倒されたエジプトのムバラク政権の二の舞かと言われて3週間あまり、リビアは本格的な内戦に突入してしまった。東部の諸都市を制圧した反政

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TPP交渉に「参加反対」の動き強まる -連合内や生協陣営にも「反対」の声-

著者: 岩垂 弘

 菅政権は、「今年6月をめどに環太平洋経済協定(TPP)の交渉に参加するかどうかの結論を出す」として、2月26日から全国各地でTPPに関する地方説明会「開国フォーラム」を始めたが、TPP交渉参加に反対したり、「慎重対応」

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グローバル、そして弱者の視座からの考察 -〔書評〕フィデル・カストロ著『カストロは語る』(青土社)-

著者: 岩垂 弘

 「カストロ節は今なお健在だ」。フィデル・カストロ著、越川芳明訳の『カストロは語る』(青土社)を読み終えての感想である。2008年に病気のためキューバの国家評議会議長を退任し、病気療養中と伝えられるフィデル・カストロ氏だ

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「持続可能な未来の探求」-法政大学サステイナビリティ研究教育機構 第1回国際シンポジウム-

著者: 河村哲二

「持続可能な未来の探求」 ―グロ-バリゼーションによる社会経済システム・文化変容とシステム・サステイナビリティ- グローバリゼーションのダイナミズムは、金融危機・経済危機や環境問題の深刻化、国際紛争の激化などを伴いながら

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所得格差など懸案解決にどれだけの効果あげるか -中国で固定資産税と家屋購入の制限措置を導入-

著者: 丹藤佳紀

  定例国会に当たる全国人民代表大会の開催(3月5日)を前に、中国の4直轄市のうちの上海と重慶で1月末から「房産税」(固定資産税)が試験的に導入された。また、それと歩調を合わせ、北京・長春・成都など11都市で家屋購入制限

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連載・やさしい仏教経済学-(34)健康な人をめざす高齢社会の設計/(33)地産地消型自然エネルギーへ転換を

著者: 安原和雄

連載・やさしい仏教経済学(34)   健康とは何だろうか。一口には答えを出しにくい難問である。この世に生を享(う)けたからには健やかな人生を全うしたいと誰しも願うにちがいない。しかし思いのままにはならないのが現世の切なさ

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日の丸とエジプト国旗(2) -読者のコメントに触発されて-

著者: 半澤健市

 有り難いことに「日の丸とエジプト国旗」(2月18日)に対して読者から多くのコメントをいただいた。それに触発されて再考し確認したことを次に掲げる。おおむね繰り返しになった。 《国旗への感情移入は自然だろうか》  国旗に対

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サウジアラビアに危機感高まる -反体制デモの周辺諸国に包囲されて-

著者: 伊藤力司

チュニジア、エジプトと長期独裁政権が民衆のデモで相次いで打倒されるというアラブの民衆革命の嵐はいつ収まるとも知れない。当面はチュニジアとエジプトに挟まれたリビア、ペルシャ湾の小島バーレーン、アラビア半島の最南端のイエメン

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底辺労働者が吐いた怒りの川柳 -句集『がつんと一句!――ワーキングプア川柳』-

著者: 岩垂 弘

 「子づくりの望みも失せる国づくり お橙柑さま」。『がつんと一句!――ワーキングプア川柳』と題する冊子が、レイバーネット日本・川柳班の編著で刊行された。ワーキングプアとは、賃金が安く生活の維持が困難な就労者層のこと(大辞

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混乱を生みだしているのは民主党首脳陣である

著者: 三上 治

混乱を生みだしているのは民主党首脳陣である     外からは見えにくいのが近親憎悪と呼ばれる動きだ。これは政治的な集団の中だけに見られる現象ではないが、僕らが身近で目撃した政治的現象としては連合赤軍事件や内ゲバと呼ばれる

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世界中が現場体験したエジプト革命 -革命体験ない日本はアジアでも珍しい-

著者: 伊藤力司

30年間も独裁権力を握り続けたホスニ・ムバラクを追放したエジプト革命は、世界中の衆人環視の下で繰り広げられた。インターネットと衛星テレビが普及しておかげで、何万キロも離れた日本でタハリール広場に結集したエジプト大衆の抗議

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「インターネット時代のネットワーク型革命」に、 世界と日本の若者は、どのように応える?

著者: 加藤哲郎

 2011.2.15  この間毎週金曜日の夜は、寝不足でした。日本の新聞、テレビは相変わらず相撲の八百長や永田町政治中心で頼りにならず、CNN TV及びネット上のアルジャジーラのライブ放送で、エジプト情勢ウォッチングです

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