inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

大国の論理が生み出した核戦争の危機 ウクライナ侵攻の長期化を前に「キューバ危機」を振り返る

著者: 後藤政子

 ウクライナ戦争の長期化とともに核戦争の勃発が懸念されている。今年は「キューバ危機」60周年に当たる。「危機」はどのようにして生まれ、終結したのか。その後には何が残されたのか。ウクライナ問題を念頭にキューバ危機について振

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(385)

著者: 本間宗究(本間裕)

ノーベル賞経済学者の破綻 2022年のノーベル賞も、結局は、「発展中の自然科学」と「未熟な社会科学」の落差を浮き彫りにした結果となったものの、今年の経済学賞で気になった点は、「バーナンキ氏の受賞が、25年前を彷彿とさせる

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二十世紀文学の名作に触れる(47) 『百年の孤独』のガルシア・マルケス――欧米では「魔術的リアリズム」と激賞

著者: 横田 喬

 南米コロンビアのノーベル文学賞作家ガルシア・マルケスの代表作『百年の孤独』は、欧米の文壇で「魔術的リアリズム」と激賞され、驚異的なヒット作となった。日本でも大江健三郎や中上健次らの現代作家たちに少なからぬ影響を与え、話

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二十世紀文学の名作に触れる(46) ガルシア・マルケスの『百年の孤独』――奇矯な叙述に彩られた世にも不思議な物語

著者: 横田 喬

 1982年にノーベル文学賞を受けた南米コロンビアの作家ガルシア・マルケス(1928~2014)の代表作『百年の孤独』は欧米の評論家が「マジック・リアリズム」と激賞したベストセラー小説だ。人の怨霊が祟ったり、死者が再生~

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原発いらない金曜行動にご参加 岸田政権の原発政策の転換(新増設・再稼働)を許すな

著者: リベラル21

 東京・永田町の首相官邸前で、毎月第3金曜日の午後6時30分から7時45分まで、原発の稼働に抗議の声を挙げている人たちがいます。「原発いらない金曜行動」に参加した人たちです。  この行動は、落合恵子(作家)、鎌田慧(ルポ

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】503 西サハラ難民を生んだモロッコ<緑の行進>

著者: 平田伊都子

 今年の11月6日も、モロッコ国王は<緑の行進>を祝って、イケイケ演説をしました。  11月7日、友人が「昨日(11月6日)のNHKニュース7で、西サハラをモロッコと同色に塗った地図を使っていた」と、報せてくれました。モ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(384)

著者: 本間宗究(本間裕)

制御不能状態に陥る世界の金融市場 現在の「世界的な金融混乱」は、間もなく、「デリバティブのバブル崩壊」を引き起こすことにより、「制御不能な状態」に陥るものと思われるが、この点については、「100年ほど前に誕生した世界各国

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いま、向きあおう 北朝鮮の核問題と北東アジア非核兵器地帯

著者: リベラル21

 北朝鮮による弾道ミサイルの発射が続いています。こうした北朝鮮の核・ミサイル計画はいつ始まったのか。なぜ続いているのか。ファクト(事実)に基づいて正しい解決の道を考える――という問題意識の講座が開かれます。NPO法人ピー

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海峡両岸論 第144号 2022.11.07発行 - 民意は台湾統一防ぐ万能薬か 「法統」から独立封じる中国 -

著者: 岡田 充

 中国共産党の第20回党大会(10月16~22日)は、習近平総書記の3期目続投を決め「習一強体制」を強化した。台湾問題で習は、統一攻勢を強める姿勢を打ち出した。しかし党規約改定では、統一を急ぐ記述や武力行使の表現はなく中

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】502 妨害に勝ってAASアルジェ・アラブ・サミット成功!

著者: 平田伊都子

 「えらいぞモロッコ代表団!よくごねた!!」と、AAS(アルジェ・アラブ・サミット)で、ブリタ・モロッコ外務大臣は同行していたモロッコ代表団を労いました。 モロッコはこの調子で日本が共催するTICAD 8(アフリカ経済会

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(383)

著者: 本間宗究(本間裕)

自然科学と社会科学との違い 100年ほど前に著わされた「シュペングラーの西洋の没落」では、「ギリシャ・ローマの数学」と「現代西洋の数学」との違いが挙げられており、私自身としては、「マクロ物理学からミクロ物理学への移行」に

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究極の監視社会への道 マイナンバーカードはいらない

著者: 小原 紘

韓国通信NO708  マイナンバー制度が義務化されようとしている。突如、河野デジタル担当大臣が健康保険証、自動車免許証までをセットにする構想を打ち出した。  個人情報漏れと悪用が懸念される制度だが、健康保険証とセットなら

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】501 ダーティーボム・汚い爆弾

著者: 平田伊都子

 <ダーティーボム・汚い爆弾>という言葉が、当節、出回ってます。 「ウクライナがダーティーボムを使おうとしている」と、ロシアが非公開の安保理に訴えてから、俄然、<ダーティーボム>なる単語が拡散しました。 <ダーティーボム

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(382)

著者: 本間宗究(本間裕)

  ロシアの国民投票 2022年の9月に実施された「ロシアへの併合に関するウクライナ南部や東部の住民投票」については、「権力の暴走」を、全世界の人々に明らかにするとともに、「国民の覚醒や気付き」を引き起こし始め

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語り継ぎたい「小繋事件」 東北の農民による100年余にわたる入会権闘争

著者: 岩垂 弘

10月16日付の「しんぶん赤旗」に載った小さな記事に引き寄せられた。「小繋事件 後世に残そう」「岩手 一戸町に100周年記念碑」という2本見出し、2段扱いの記事だった。岩手県一戸(いちのへ)町に、小繋事件(こつなぎじけん

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中央委員の選挙はどのように? ― 中国共産党大会を考える 7

著者: 田畑光永

 中國共産党の第20回大会は22日に閉会した。最終日のメイン・イベントは第20期の中央委員とその候補委員、それに中央規律検査委員会の委員の選挙であった。  そして前者では205人の中央委員と171人の候補委員が選出され、

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来るところまできた?習一強体制 ― 中国共産党第20回大会について 6

著者: 田畑光永

 奇妙な光景だった。一昨22日、中国共産党第20回党大会の最終日、おそらく最後の議題であった中国共産党規約の改訂案が議題になっていた時だと思う(思うというのは、詳しい議事日程は公表されていないので)、舞台最前列の中央、習

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歴史修正主義を克服する 奥泉光・加藤陽子『この国の戦争:太平洋戦争をどう読むか』(朝日新聞出版)他

著者: 小川 洋

 安倍政権下では、明治以降の日本の歴史を全面的に肯定する歴史修正主義的な議論が目立ち、元首相自身も、東アジア諸国に対する日本の加害の歴史を否定する議論を好んだ。これに対して中国や韓国などばかりでなく、欧米諸国の政府やメデ

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】500 西サハラの政治的地位は植民地

著者: 平田伊都子

 【西サハラ最新情報】が、500回を迎えてしまいました。 とっくに国連西サハラ人民投票が実施され、独立国西サハラツアーにお誘いするつもりでいましたが、、なにこれ?! 全く、進展なしです。 国連は、31年前の1991年に約

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二十世紀文学の名作に触れる(45) 『サンクチュアリ』のフォークナー ―― アメリカ文学を世界の檜舞台に引き上げた功労者

著者: 横田 喬

 1949年にノーベル文学賞を受けたウィリアム・フォークナー(1897~1962)は、ほぼ同世代のヘミングウェイと並び称される二十世紀アメリカ文学の巨匠だ。ヘミングウェイが海外で精力的に活動~戦争や冒険などを執筆テーマに

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(381)

著者: 本間宗究(本間裕)

魂と世界 シュペングラー著の「西洋の没落」では、いろいろと興味深い表現が見受けられるが、具体例としては、「魂と世界」であり、また、「成ったことと成ること」が挙げられるものと感じている。つまり、「時間と空間」との関係性、す

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