akiyoshiの執筆一覧

大賞に信濃毎日の「連載・鍬(くわ)を握る 満蒙開拓からの問い」 2024年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞

著者: 岩垂 弘

 反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員=ルポライターの鎌田慧、ジャーナリストの田畑光永の両氏ら)は11

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不可視の物神性~廣松渉没後30年に寄せて

著者: ブルマン!だよね

資本論の例の商品の物神性について記述した一節(商品の物神的性格とその秘密)は価値形態論で貨幣の必然性を説いた節に後続しており、そこで商品の分析は神学的こごとや形而上学的小理屈にあふれている、商品は自分の頭で逆立ちしその頭

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貧しくても希望がありさえすれば、無差別殺傷事件は起こらない ――八ヶ岳山麓から(496)――

著者: 阿部治平

 信濃毎日新聞(信毎、11月24日)は社説で「締め付けで再発は防げぬーー中国の凶悪事件」として中国で続く無差別殺傷事件に関する論説を掲げた。社説はこういう。  「(連続無差別殺傷事件は)景気低迷で生活苦や閉塞感が強まり、

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果たせなかった32年目の再会  反核一人芝居の声優・堀絢子さんが急死

著者: 岩垂 弘

11月26日(火)午前1時すぎ、朝日新聞DIGITALをインターネットで見ていたら、短い記事に目が止まった。そこには、「俳優・声優の堀絢子さんが18日に老衰で死去、89歳。被爆翌日の広島が舞台の一人芝居『朝ちゃん』の脚本

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水俣病が映す近現代史(25)水俣病事件の発生①

著者: 葛西伸夫

このシリーズは水俣病事件を通して見えてくる近現代史を記述する試みで、これまで水俣病をマクロの視点で見てきたが、水俣病の発生についてはいわば「焦点」にあたる部分で、ここだけはミクロアプローチとなる。発生から激動期までを時系

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前知事選比「6割」の大量得票を失った共産党兵庫県委員会幹部は責任(辞任)を取らないのか、SNSが支配した兵庫県知事選挙(2)、 共産党はいま存亡の岐路に立っている(その43)

著者: 広原盛明

 SNS情報が乱れ飛んだ兵庫県知事選挙が終わった。しかし、その後も選挙中の報道のあり方についての記事や論評が相次いでいる。マスメディアが「中立」的報道に終始して論点を掘り下げなかったことが、斎藤陣営に加担するグループによ

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経産省前テントひろばニュース テント強制撤去から3007日 原発再稼働糾弾!

著者: テントひろば運営委員会

吉本隆明生誕100年祭 11/23「いま、吉本隆明を問う」へのお誘い! 11月19日(火)夜、渋谷・ロフト9で開かれた「吉本隆明と60年安保闘争・全共闘運動」の報告 第一部の講演者は元東大助手共闘の長崎浩氏。「安保の後に

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December 7: バンクーバーで南京大虐殺追悼集会を開催します Nanjing Massacre Memorial Vigil will be held in Vancouver 南京大屠殺追悼會將在溫哥華舉行

著者: 「ピース・フィロソフィー」

私たちは「バンクーバー」と呼ばれる、先住民族のムスキウム、スコーミッシュ、ツレイワトゥッシュネイションの、盗まれた土地の上に存在する者たちです。 この12月で、1937年の南京大虐殺から87年になります。南京大虐殺とは、

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トランプ勝利の感想・・・・・「またトラ」か! ーー八ヶ岳山麓から(495)ーー

著者: 阿部治平 

 トランプが相手候補のハリスとは大差で次期アメリカ大統領の座をかちとった。びっくりしたし、暗い気持ちになった。 トランプは2020年の大統領選挙の結果をひっくり返そうとしたとか、それに関係して米議会への暴徒侵入を支援した

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機関紙拡大と票読み活動はもはや時代遅れの選挙運動になったのか、SNSが支配した兵庫県知事選挙 共産党はいま存亡の岐路に立っている(その42)

著者: 広原盛明

           2024年11月17日に行われた兵庫県知事選挙で、県議会の全会一致の不信任決議で失職した斎藤元彦前知事が異例の再選を果たした。それも2021年前回選挙85万8千票を大幅に上回る111万3千票を得票し

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■短信■ 日本被団協の「原爆被害者の基本要求」とは何か 研究展示とシンポジウム開催へ

著者: 「リベラル21」

 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)、NPO法人ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会、昭和女子大学戦後史史料を後世に伝えるプロジェクトの3団体が、共催で「私たちにとっての『基本要求』―『原爆被害者の基本要求』の

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オンライン講演会 「万人坑」とはなにか~南京大虐殺の日に学ぶ中国人強制労働~ 講師:青木茂さん Webinar on Mass Graves(万人坑) of Chinese Forced Labourers

著者: 「ピース・フィロソフィー」

カナダ9条の会主催、ピースフィロソフィーセンター・Nikkei Vancouver for Justice 共催オンライン講演のご案内です。北米、中南米の人たちにも参加しやすい時間帯となっています。ぜひご参加ください。リ

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 中国は日本の政局をどう見ているか ――八ヶ岳山麓から(494)―

著者: 阿部治平

 中国人民日報傘下の環球時報(11月9日)は、総選挙後の臨時国会での首相指名を前にして、「日本政治の混迷の根源は社会の困惑にある」と題する論評を掲載した。筆者は霍建崗氏で中国現代国際関係研究院東北アジア研究所研究員、日本

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「ルネサンス」-「宗教改革」-「マキアヴェッリ」(3)

著者: 合澤 清

ここでは再びマキアヴェッリに立ち返る。そして特に彼の代表作である『君主論』がどういう条件下で書かれたものなのかについて考察してみたい。 15世紀~16世紀のイタリア、特にフィレンツェを取り巻く複雑な情勢 塩野七生も触れて

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■短信■   声優・堀絢子の反戦・反核のひとり語り   演目は公演262回目となる「朝ちゃん」

著者: 「リベラル21」

 11月22日(金)15時から、東京都墨田区両国2丁目の「シアターX カバレット ろびい寄席」(JR総武線両国駅下車)で、声優の堀絢子さんの「反戦・反核ひとり語り」が行われます。  演目は『朝ちゃん』(原作・山本真理子著

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