m_sawamuraの執筆一覧

〝右旋回〟の時代状況を反映─「自民・改憲案」と「秘密保全法案」

著者: 池田龍夫

福島原発事故から1年、事故調査委員会などの検証作業が精力的に進められているものの、事故収束の道はいぜん険しい。野田佳彦政権が、点検・停止中の原発再稼動の是非、エネルギー政策見直しなどについて明確な方針を示さないため、国民

本文を読む

4.14講演会「白鳥事件60年目の真実-冤罪説は歴史に耐えうるか-」

著者: 社会運動史研究会、現代史研究会、ちきゅう座、社会運動資料センター

講演会のお知らせ 「白鳥事件60年目の真実-冤罪説は歴史に耐えうるか-」 1. 日 時  4月14日(土)午後1時~5時 2. 場 所  明治大学リバティータワー・1013教室 (千代田区神田駿河台1-1) 3. 講 師

本文を読む

テント日誌3/27日 経産省前テント広場―199日目 果てしない議論の行方

著者: 経産省前テント村住人

今までの衣服では暑すぎる。さりとてもう一枚脱いで幾分か軽装にすると寒すぎる。というわけで服のことで悩みながらテントに出向いてきた。不安定で微妙な天候に振り回される結果になったが、風邪を引くよりはよいかということで軽装にし

本文を読む

旧ユーゴスラヴィア戦争をめぐる、「ハーグ戦犯1号の日記」(12)

著者: 岩田昌征

27 堅固な証拠かファンタジーか 収容所開設の初日から収容所の仕事を意識的に調整し方向付けた一群の人々がいた。彼等はそうすることで全セルビア人にどれだけの損害をもたらすかを考えもしなかった。ドイツ人ジャーナリスト・グルー

本文を読む

日本はどんな社会に向かうのか(その2)

著者: 岡本磐男

まえがき 以前に書いた論稿において、私は日本の資本主義のシステムが、商品販売が円滑に行われず限界に近付き、ついには破綻に陥れば、民主主義国家自身も財政危機を中心に危機に陥ることがありうると指摘しておいた。実際、大阪市長橋

本文を読む

4月1日JVJA写真・映像報告会「3・11東日本大震災から1年~大津波と核汚染」

著者: 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)/現代史研究会

東日本大震災発生から1年。日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)会員はこの一年間、大津波被害から福島第一原発事故の被災地までそれぞれ取材・撮影してきました。今回はその総括的報告会として、JVJA会員多数が当日に報

本文を読む

テント日誌3/20日 経産省前テント広場―192日目 春一番はどうしたのだろう

著者: 経産省前テント村住人

さすがに「春分の日」である。日中は春を思わせる日差しだ(?) というよりもう春なのであるから春らしい陽気を感ずる日が少ないのが異様なのである。「暑さ寒さ」も彼岸までというが今日はそのお彼岸さんなのである。夜には結構風が強

本文を読む

4・15〈シンポジウム 1970年代イタリアとアントニオ・ネグリ『戦略の工場』をめぐって〉

著者: シンポ実行委員会

昨年11月、作品社からアントニオ・ネグリ『戦略の工場』が出版されました。「訳者あとがき」によれば、「本書は、1977年に初版がイタリアで刊行され、2004年に新版序文を付して再刊され」、邦題は、初版タイトル『戦略の工場―

本文を読む

旧ユーゴスラヴィア戦争をめぐる、「ハーグ戦犯1号の日記」(11)

著者: 岩田昌征

25 運命の男「髭面」 ムスリム人フォリチ・ダニエルは1992年6月14日に起こった諸事件の直接的参加者であり、目撃証人である。彼は書く。「誰から強制されたり示唆されたりしたのではなく、私の発意で表明する。ドイツにいて、

本文を読む