27 堅固な証拠かファンタジーか 収容所開設の初日から収容所の仕事を意識的に調整し方向付けた一群の人々がいた。彼等はそうすることで全セルビア人にどれだけの損害をもたらすかを考えもしなかった。ドイツ人ジャーナリスト・グルー
本文を読むm_sawamuraの執筆一覧
日本はどんな社会に向かうのか(その2)
著者: 岡本磐男まえがき 以前に書いた論稿において、私は日本の資本主義のシステムが、商品販売が円滑に行われず限界に近付き、ついには破綻に陥れば、民主主義国家自身も財政危機を中心に危機に陥ることがありうると指摘しておいた。実際、大阪市長橋
本文を読む4月1日JVJA写真・映像報告会「3・11東日本大震災から1年~大津波と核汚染」
著者: 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)/現代史研究会東日本大震災発生から1年。日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)会員はこの一年間、大津波被害から福島第一原発事故の被災地までそれぞれ取材・撮影してきました。今回はその総括的報告会として、JVJA会員多数が当日に報
本文を読む原発再稼働に向けての茶番劇
著者: 藤田博司大飯原発再稼働に関して、原子力安全委員会が原子力安全・保安院の安全評価(1次評価)を妥当とする報告を出した。これで再稼働に向けての「政治判断」の前提が一つクリアできた、とメディアが伝えている(3月24日各紙朝刊)。 東京
本文を読む「原子力規制庁」発足、先延ばしに驚く
著者: 池田龍夫原子力の安全規制を目指していた「原子力規制庁」の4月発足が先延ばしされた。野田佳彦政権の不手際から、原子力安全改革法案の年度内成立が絶望的になったからだ。 「原子力規制庁」は、原発を推進してきた経済産業省から原子力安全・
本文を読む一体何が争われ何が明らかになったのか
著者: 三上 治「陸山会事件」といわれる小沢一郎裁判はいよいよ4月26日に判決を迎える。 検察側は証拠として提出した調書の採用を退けられただけでなく、検察の調書のねつ造も明らかになった。普通これなら控訴棄却になる事態である。そうでなくて
本文を読む『労働情報』836号(2012年4月1日号)を、3月26日(月)に発売します
著者: 浅井真由美『労働情報』836号(2012年4月1日号) ■□■□■□■ 2012年4月1日号 目次 ■□■□■□■ ●時評自評 太宰治の活用…… 佐高 信(評論家) ●労働法の抜本的改正を改正につながらぬ法案には妥協するな…… 大
本文を読むテント日誌3/20日 経産省前テント広場―192日目 春一番はどうしたのだろう
著者: 経産省前テント村住人さすがに「春分の日」である。日中は春を思わせる日差しだ(?) というよりもう春なのであるから春らしい陽気を感ずる日が少ないのが異様なのである。「暑さ寒さ」も彼岸までというが今日はそのお彼岸さんなのである。夜には結構風が強
本文を読む4・15〈シンポジウム 1970年代イタリアとアントニオ・ネグリ『戦略の工場』をめぐって〉
著者: シンポ実行委員会昨年11月、作品社からアントニオ・ネグリ『戦略の工場』が出版されました。「訳者あとがき」によれば、「本書は、1977年に初版がイタリアで刊行され、2004年に新版序文を付して再刊され」、邦題は、初版タイトル『戦略の工場―
本文を読む「核燃料サイクル」問題の見直しを
著者: 池田龍夫大飯原発の第一次ストレスト結果を受け、野田佳彦政権が再稼動を決めるのではないかと取り沙汰されているが、核燃料サイクル稼動へ向けた動きも気がかりである。 MOX燃料を100%使う原発計画 朝日新聞3月19日付夕刊が「核燃料
本文を読む「日米地位協定を問う」伊達判決53周年シンポに参加を
著者: 三上治■ 段々と不透明で混迷の度を深めていく日本の政治状況である。消費税増税という迷路にはまりこんだ民主党首脳部。他方で誰の目にも明らかな東日本大震災の復興の遅れ。そして愚かな原発再稼働の画策。おおい、永田町よ、君たちは日本を
本文を読む「沖縄返還」密約文書の開示、再び認めず
著者: 池田龍夫沖縄返還(1972年)の密約文書をめぐり、NPO法人「情報公開クリアリングハウス」三木由希子理事長が、国の不開示決定取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は3月15日、一審東京地裁判決に続き請求を退けた。 三輪和雄
本文を読む再稼働阻止の週末集中行動(3月23~26日)に結集を
著者: 9条改憲阻止の会2012年3月19日 連帯・共同ニュース第236号 ■ 体制や権力が動き出す時はこんなものと言えばそれだけでが、それにしても露骨すぎやしないだろうか。大飯原発3・4号機を再稼働するために彼らは不都合なことは全部排除する。
本文を読む旧ユーゴスラヴィア戦争をめぐる、「ハーグ戦犯1号の日記」(11)
著者: 岩田昌征25 運命の男「髭面」 ムスリム人フォリチ・ダニエルは1992年6月14日に起こった諸事件の直接的参加者であり、目撃証人である。彼は書く。「誰から強制されたり示唆されたりしたのではなく、私の発意で表明する。ドイツにいて、
本文を読む吉本隆明さんを悼む
著者: 三上 治いつかはこんな日があるのだろうとは覚悟はしていた。また、何度も想像したことはある。吉本さん<さようなら>と声にならない声で呟いてみても、声は深く沈んでいくだけである。僕の中には吉本さんは生きている。だから、僕はこのままで
本文を読む「甲状腺がん」予防の検査態勢を急げ
著者: 池田龍夫放射性ヨウ素による甲状腺がんリスクは、ヨウ素の半減期が短いことを理由に、実態究明は一向に進まず、住民の不安感が募っている。甲状腺はノド仏の下にあり、ヨウ素を取り込む性質があって、特に子供への影響が大きいという。ところが、
本文を読む3月24日トークフォーラム「飯舘村のお母ちゃんたち」
著者: 古居みずえ3月24日、福島の飯舘村で酪農・畜産を営んできたお母ちゃんたちがやってきます。 私が3.11以後、飯舘村で出会ったお母ちゃんたちです。計画的避難区域に指定された現実の中で、彼女たちがどういう経験をし、何を感じ、そして今、
本文を読む4月14日「日曜クラブ」・渡辺治氏講演会
著者:「日曜クラブ」・渡辺治氏講演会のお知らせ 政治学者渡辺治氏が東日本大震災後の民主党政権を論じます。切れ味鋭い渡辺政治学の野田政権論を是非お聴き下さい。 ◆日時 2012年4月14日(土) 午後2時30分~4時30分 ◆
本文を読むテント日誌 3/13日 経産省前テント広場―185日目 韓国の脱原発運動も急展開
著者: 経産省前テント村住人『3・11』を前後する動きの余韻がまだ身体の一部に残っていて動きが鈍い。こんなことじゃいかんと急いでテントに向かう。テントの前に座り込んでいたら韓国の国会議員が激励に訪れた。TPPの件で日本を訪問中の韓国の民主労働党の議
本文を読む「原子力ホロコースト」という言葉をめぐってー三上氏への手紙
著者: 須藤光郎 / 三上治■ ホロコーストは「全部 (ὅλος holos)」+「焼く (καυστός kaustos)」に由来するギリシア語「ὁλόκαυστον holokauston」を語源とし、ラテン語「holocaustum」からフラ
本文を読む国連・人権委が「普天間問題」で日本政府に質問状
著者: 池田龍夫普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古(名護市)移設問題は、暗礁に乗り上げたまま。日米両政府が2月に合意した「米海兵隊4700人のグアム先行移転」が、「辺野古移設」とセットになっているため、地元・沖縄の了解を得られないからだ。
本文を読む旧ユーゴスラヴィア戦争をめぐる、「ハーグ戦犯1号の日記」(10)
著者: 岩田昌征23 致命的過失 ドイツへ向かったのは致命的過失だったと人は言う。私は法律が支配する民主主義国に行くんだと信じていた。ハーグ検事局が言うような犯罪を行っていたならば、わざわざ罠にはまりに行くものか。 ミュンヘンでの家族再
本文を読む3・11までなぜ書けなかったのか 「メディアの責任とフクシマ原発事故 」
著者:アジア記者クラブ3月定例会 http://apc.cup.com 3・11までなぜ書けなかったのか「メディアの責任とフクシマ原発事故」 ・2012年3月21日(水)18時45分~20時45分 ・明治大学リバティタワー7階
本文を読む「暮らしの中の放射能」第4回目「杉花粉と放射性セシウムについて」
著者: :『労働情報』浅井真由美「暮らしの中の放射能」第4回目 「杉花粉と放射性セシウムについて」 http://www.youtube.com/watch?v=njhPviEKhFs&feature=youtu.be 放射線の影響を回避しなが
本文を読む3月16日(金)は『共同幻想と今』の10回目です
著者: 三上 治5月20日(金)から吉本隆明の『共同幻想論』をテキストにした「共同幻想論と今」がスタートしました。テキストは角川書店の文庫本を使っています。これまで「序」・「禁制論」・「慿人論」・「巫覡論」「巫女論」「他界論」「祭儀論」
本文を読む福島から発信された人々の声が胸に強く響いた「3・11」
著者: 9条改憲阻止の会2012年3月12日 連帯・共同ニュース第235号 ■ 夜の隅田川は水面が光っていた。そして街は灯りに包まれていた。僕の目の前のこの東京の光景は自然に江戸という時代を想起させる。高層の建物が包む街にはかつては木造の建物が
本文を読む愛川欽也が4月7日に「kinkin .tv」を開局
著者: 池田龍夫CS放送「朝日ニュースター」の看板番組「愛川欽也パックインジャーナル」が3月末で放送打ち切ると2月13日付ウオッチで伝えたが、同番組存続を望む声が高まっていた。このため、愛川氏は「自由な言論の場を引き続き提供したい」と決
本文を読む3月17日まで 映画「ひろしま」上映会
著者: 映画「ひろしま」上映実行委員会・ギャラリー古藤広島の市民役9万人が出会陰し、1945年8月6日、広島に原爆が投下された直後の参上を再現。1955年ベルリン映画祭受賞が59年の時を越えて再公開。 ●上映期間 3月3日(土)~3月17日(土) ●上映時間 平日:一回
本文を読む3月17日緊急報告【ガザ攻撃から3年―今ガザはどうなっているのか】
著者: 土井敏邦3月17日(土)の緊急報告会まで、あと1週間に迫りました。再度、案内をさせていただきます。 この3年間、私はイスラエル政府によってプレスカード発行を拒否され、ガザに入ることができませんでしたが、昨年11月末、やっとエジプ
本文を読む福島原発調査独立検証委員会について
著者: グローガー理恵八代勝美さんのご寄稿なさった記事3月2日付の記事「福島原発調査独立検証委員会について」で、八代さんが「日本再建イニシァティブが、設立したとされる、事故調査独立委員会は、どういう組織なのか、知っている方 教えてください。」
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