正治安岡の執筆一覧

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政治家への道~女性アナウンサー、タレント、元アスリートたち

著者: 内野光子

 今回の参院選でも、アナウンサー、タレント、アスリート、テレビコメンテイターたちの立候補が目立った。そして、多くの人たちが当選した。とくに、「女子アナ」と呼ばれる人たちが多かった。 見落としがあるかもしれないが

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民主主義が正常に機能するための条件整備が必要なのだ。いかに迂遠であろうとも。

著者: 澤藤統一郎

(2025年7月21日) 惨憺たる参院選の開票結果である。なんとも虚しい限りの民主主義。社会が壊れかけている感がある。この世の行く末を案じざるを得ない。  参院は、良識の府ではなかったか。選挙は、その良識を具現する手続で

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参政党・神谷宗幣の演説に見える《歴史修正主義・反共主義・國體擁護、陰謀論、そして教育への介入願望》

著者: 澤藤統一郎

(2025年7月19日) 第27回参院選投票日を明日に控えた本日、毎日新聞夕刊社会面トップの下記の見出しが目に飛び込む。 《史実無視「陰謀論」の典型》《参政党の歴史認識 演説を識者と検証》《「被害者意識」膨らませる手法》

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黙っていてはいけない。声をあげよう、後悔しないように。排外主義は、あらゆる差別の引き金になる。そして、平和と国際協調を危うくする。

著者: 澤藤統一郎

(2025年7月17日) 最近、マルティン・ニーメラーの警句の引用が、あちこちに目につく。不気味なことだが、そういう時代の空気なのだ。 「ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった。私は共産主義者ではなか

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「自党ファースト」の参政党が、TBS『報道特集』に偏向報道攻撃。これは、排外主義批判報道の萎縮を狙った不当な選挙戦術ではないか。

著者: 澤藤統一郎

(2025年7月16日) 参院選の投票日が間近である。選挙情勢の分析やら予測やらの報道がしきりである。前回参院選は2022年7月10日だったが、当時とはまったく様変わりの選挙情勢だという。 3年前の選挙直前の7月8日、安

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Global Headlines:アジアにおけるトランプ政権の貿易戦争

著者: 野上俊明

<はじめに>  トランプ米大統領は7月9日、貿易相手国に新たな課税措置を通知する書簡を送付した。アセアン地域と日韓の新たな関税率は以下のとおり(かっこ内は4/2発表された関税率)。 ――タイ 36%(36%)、ベトナム

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ミャンマー、著名な活動家が警鐘 NUG(国民統一政府)には人民革命を勝利に導くために必要な指導力が欠けている、手遅れになる前に行動を!

著者: 野上俊明

<はじめに>  2021年2月1日のクーデタの直後、ミャンマー全土は凍り付いたように沈黙が支配した。民主的な政治指導者の多くが囚われ、町々にはためらいが支配していた。しかし恐怖に金縛りになっていたのではない、誰かが鬨(と

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Global Headlines:狂気の世界に対抗する新しいカリスマ登場?

著者: 野上俊明

11月のニューヨーク市長選に向けた民主党の予備選で、ゾーラン・マムダニ州下院議員が、番狂わせで本命と見られていたクオモ前州知事を抑えて勝利した。民主社会主義者を自称するマムダニ氏は、ウガンダ生まれのインド系移民でイスラム

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旧ユーゴスラヴィア労働者自主管理の歴史的意義  小山洋司著『旧ユーゴの自主管理社会主義 理想・破綻の原因・結果』(ロゴス 2025年)を論ず

著者: 岩田昌征

   本書は、書名の通り、今は亡き旧ユーゴスラヴィアにおいて40数年にわたって実行された歴史的実験である労働者自主管理社会主義の小百科全書的紹介である。勿論、著者の経験と評価を前面に出す所もかなりある。  著者は、「まえ

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Global headlines:ドイツ左翼党再生への試み

著者: 野上俊明

<はじめに> はてしなき議論の後われらの且つ讀み、且つ議論を鬪はすこと、しかしてわれらの眼の輝けること、五十年前の露西亞の靑年に劣らず。われらは何を爲すべきかを議論す。されど、誰一人、握りしめたる拳に卓をたたきて、‘ V

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「人見るもよし 人見ざるもよし・・・」実篤公園へ出かけました。

著者: 内野光子

 6月1日、昼は晴れそうなので、夫に誘われ、武者小路実篤(1885~1976)の「仙川の家」と実篤公園に出かけた。京王線の仙川駅下車(センガワ、と読むらしい)。10分ほど歩くが、途中の角角に、公園まで「あと320m」とい

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キリン・ビールのミャンマー撤退劇―邦人企業の危機管理能力に一石を投じる  

著者: 野上俊明

 日経新聞5月27日に気になる記事があったので、それについて若干コメントさせていただきたい。その記事は、財界成功者の勲章というべき日経新聞「私の履歴書」欄に、キリンホールディングス会長CEOの磯崎功典氏が、ミャンマーでの

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