正治安岡の執筆一覧

政治家井上義行曰く ― 「私は全く同情しません」「大根1本で1週間暮らせる」「甘ったれるな」

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月15日)  参議院議員・井上義行と言えば、安倍晋三側近として知られた政治家。昨年7月10日の参院選で、安倍晋三がとりまとめた統一教会信者票によって当選した国会議員である。  井上義行当選後に、世論は統一教

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山上徹也起訴 ー 「暴力は許されぬ」か、「背景を徹底解明せよ」か。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月14日)  昨日、奈良地検は安倍晋三殺人の被疑者・山上徹也を起訴した。起訴罪名は、殺人とその手段としての銃刀法違反。報道の限りでは、銃撃の事実と責任能力の存在に問題はないと思われるので、審理の争点は自ずか

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Let’s Join Hands  1月14日 台湾有事 どうなる日本 

著者: 江口千秋

「米シンクタンクが想定する 2026年台湾有事 日本の基地は要」注目記事を紹介させていただきます。 米機が、日本の基地を発進して攻撃すれば、中国の標的は、日本になるでしょう。 米国本土は傷つかず、日本の基地周辺、発電所(

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「統一教会スラップ・有田事件」の報告と、ご支援のお願い。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月13日)  「旧統一教会スラップ・有田事件」は、東京地裁民事第7部合議B係(野村武範裁判長)に係属しています。被告とされた有田芳生さんの弁護団は現在5名。光前幸一弁護団長、澤藤大河事務局長。これに、郷路征

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3.18オンライン・フォーラム /朱建栄「改革開放後の中国の対外戦略の変遷と『中国脅威論』」 のご案内

著者: 矢沢国光

 【趣旨】岸田政権が、戦後安保政策の大転換を、乱暴に進めています。敵基地攻撃能力を装備し、米軍と共同作戦の組織を立ち上げる、と言っています。  その背景に、日本人の多くがロシアのウクライナ侵攻・北朝鮮のミサイル連続発射と

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ウクライナ左翼のオリガルヒ(財閥)独裁批判

著者: 岩田昌征

 露烏戦争下のウクライナ野党の状況に関して、ウクライナ左翼諸勢力同盟議長マクシム・ゴリャダルがベオグラードの日刊紙『ポリティカ』(2022年12月22日、p.18)に論説「オリガルヒ独裁がウクライナに樹立されつつある」を

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国際人権規約委員会の総括所見を尊重して、裁判所は国旗国歌の強制を違憲と判断しなければならない。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月12日)  本日は、東京「君が代裁判」第5次訴訟の弁護団会議。ここしばらくは、ズームでのオンライン会議が続く。その便利さに慣れてはきたが、リアルに顔を合わせないのは、なんとなく物足りないような、淋しいよう

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気候変動問題は、民主主義で対応すべき課題か、それとも人権問題か。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月11日)  昨日の赤旗「学問・文化」欄に、京都の浅岡美恵弁護士の『世界で広がる気候訴訟』と題した寄稿が掲載されている。「地球温暖化を止めたい」「国の怠慢ただす市民と司法」という副題が付いている。  これま

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侵略戦争も「祖国の防衛」ですか? 「神聖な国民の義務」ですか?

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月10日)  本郷・湯島の皆様、こちらは「九条の会」です。年は新たまりましたが、目出度くはありません。お年玉の代わりに、大軍拡大増税というのですから。その皺寄せは、福祉や教育の予算を削減となるでしょう。物価

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『プーチンのロシアと宗教』ーそして「戦後日本の国家と宗教」

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月9日) 宗教専門紙「中外日報」1月5日号に、野田正彰さん(精神病理学者)が寄稿している。『プーチンのロシアと宗教』という標題。短い論文だが、時宜にかなった手応えのある問題提起。 そのまとめの1文が、「私た

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Let’s Join Hands  1月8日 有事の想定 沖縄は、本土は? 添付1点

著者: 江口千春

 台湾をめぐって中米が戦闘状態になったとき、米国としては、短期で台湾が占領されないよう、日本を盾にしてミサイルを撃ち合って、膠着状態に持ち込むようにするという戦略を知りました。その際、真っ先に命や暮らしを奪われる可能性が

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人を不幸にする宗教が、信教の自由の美名のもとに被害を拡大し続けて行くことを許容してよいのか。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月8日)  もっぱら統一教会の主張を代弁している「世界日報」。その本日付の【社説】が、「安倍氏暗殺半年 揺らぐ民主主義の根幹」というタイトル。「軽視される信教の自由」「テロは決して許されぬ」という二つの小見

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時流になびかず軍拡競争に異を唱えた石橋湛山の姿勢に学ぶ

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月7日)  人が自分自身の考えや意見をもつことは、実は幻想に過ぎないのではないか。これが自分の意見だと思いこんでいるもの、自分が選び取ったと思いこんでいる普遍性をもった思想も、実のところ、誰かから刷り込まれ

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「統一教会」と「天皇教」 どちらのカルトにも洗脳されてはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月6日)  統一教会問題の根は深い。深刻に教訓とすべきは、人の精神はけっして強靱ではないということである。周到にプログラムされたマインドコントロール技術は有効なのだ。自律的な判断で信仰を選択しているつもりが

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忘れてはいけない、覚えているうちに(8)1950年代の映画日記が

著者: 内野光子

  「エデンの東」より  古い日記帳に混じって、映画記録の手帳が出てきた。先に1953年の日記によって、観た映画を記録にとどめたが、54年以降は、映画メモとして日記帳の巻末に一覧にしている年や別の手帳に記録していたものが

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近代社会思想史における頭皮剥ぎ(狩り)の謎――インディアン起源か、市民社会起源か

著者: 岩田昌征

 NHKBS2の午後1時プレミアムシネマで時々アメリカ西部劇を観る。殆ど必ず先住民、所謂インディアンが登場する。理由もなく、白人の町や旅人を襲撃し、殺す。頭皮を剝がされた白人の死体を目撃して、新任の若きアメリカ騎兵隊士官

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どうやら日本は、いまだに『神の国』『天皇の国』のごとくである。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月5日)  昨日、1月4日が世の「仕事始め」。首相である岸田文雄も、この日仕事を始めた。その一年の最初の仕事が伊勢神宮参拝という違憲行為。年頭の記者会見を伊勢市で行うという、何ともグロテスクな時代錯誤。  

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「世界日報」【社説】に反論する。「信教の自由」の名の下に、統一教会の横暴を許してはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月3日)  あらたまの年のはじめである。正月にふさわしく、格調高く明るい希望を語りたい。…とは思えども、なかなかそうはならない。結局は本日も、格調もなく楽しくもない話題を取りあげることになる。  「世界日報

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忘れてはいけない、覚えているうちに【7】1953年という年―もしかして「選挙オタク」?

著者: 内野光子

「選挙」への異様な関心  1953年、この年の前半には、公私ともにいろいろあったのである。日記には、3月6日にはスターリンの死去で「軍事株」の大幅な値下がり、3月14日吉田茂首相のバカヤロー解散などの記述がある。4月19

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中国共産党の野蛮が、香港の文明を制圧している。

著者: 澤藤統一郎

(2023年1月2日)  新年にふさわしい明るい話題ではない。それでも、野蛮な大国の現実について警鐘を鳴らし続けねばならない。  我々は、香港についての報道を通じて、野蛮と文明との角逐を垣間見ている。残念ながら、そこでは

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