ミャンマー内戦は、11月時点で、総じて反軍抵抗勢力が着実に勝利を拡大し、軍事政権はヤンゴン・ネーピドゥ・マンダレーという大都市とそれをつなぐライン上の中央平原地帯に勢力圏を縮小しつつある。ミンアウンフライン政権は、クー
本文を読む正治安岡の執筆一覧
【12月28日(土)】第21回 ヘーゲル研究会のお知らせ
著者: 野上俊明今日の日本の民主主義の状況は、かつてなく悪化している。ドイツほどではないにせよ、右派ポピュリズムの跳梁や、与野党問わず政党、労働組合などの中間団体の衰退は目を覆うばかりである。ヘーゲルは普通選挙権を社会進歩の表徴とはみ
本文を読む「吉本」と「三島・森田」の両集会で感じた(大)事――露烏戦争の空気の中で――
著者: 岩田昌征11月23日(土)、超満員の集会「いま、吉本隆明を問う」に参加した。 集会のテーマの本筋ではない二つの軽い発言が気になった。現在進行中の露シア烏クライナ戦争に触れて、評論家甲氏は、プーチンとトランプの名を挙げたが、バ
本文を読むGlobal Headlines:ファシズムに囚われたヨーロッパ
著者: 野上俊明<はじめに> 不安が全世界を包みつつある。東アジア、ウクライナ、中東―どこもかしこも権威主義体制の抬頭に既存の西側的秩序が対応できなくなっている。そしてとどめは、アメリカにおけるトランプ政権の再登場。価値判断の基準を唯
本文を読むあの頃の大学歌人会~風前の灯だった中に岸上大作も
著者: 内野光子いま、各地で大学歌人会が立ち上げられ、隆盛を極めているようだ。老舗の京大短歌会、早稲田短歌会など、現在は、学生であれば、在学大学にこだわらないかなり自由な短歌会のように見受けられる。その大学歌人会同士の交流はどうなって
本文を読むGlobal Headlines: 死せるスターリン、生けるプーチンを走らす
著者: 野上俊明<はじめに> 最初に表題に関して一言。これは、中国の「死せる孔明、生ける仲達を走らす」という故事成句をもじったものである。そもそもの意味は、優れた人物は死んだ後もなおその威光は衰えず、生きる者を怖れさせるというものであ
本文を読む風の会・会報「鳴り砂」2024年11月号が発行されました&11.27女川原発再稼働差し止め裁判控訴審にご参集下さい
著者: 舘脇章宏風の会のたてわきです 会報「鳴り砂」2024年11月号が発行されたので、ご紹介します https://miyagi-kazenokai.com/ (目次はこのメールの最後) ☆裁判のご案内です (添付「原告団ニュース
本文を読む「再稼働の女川原発で父娘半世紀の闘い」を見ましたか
著者: 内野光子今日の「報道特集」の<特集・再稼働の女川原発で父娘半世紀の闘い>は、女川の原発反対運動を半世紀以上も続けてこられた故阿部宗悦さんと娘の阿部美紀子さんに焦点をあてたものだった。2016年、旅の途中ながら、知人から紹介された
本文を読む図書館への本の寄贈は迷惑?
著者: 内野光子断捨離のさなか、図書や資料の処理に苦慮している。必要に迫られて購入した図書や雑誌、いただいた図書や雑誌、コピー資料などがあちこちから出て来てしまって、始末に困っている。図書館勤めが長かった習性か、たんなるズボラか、その
本文を読む絶対的真実:誰かの黒字は誰かの赤字 誰かの支出は誰かの収入 ――頑迷ドイツの石頭をすげかえよ!――(その三)
著者: 柏木 勉◆皆がドイツになったら?――緊縮は世界経済を不安定化、緊張状態に ドイツは外需依存に傾斜して、国内は長期にわたって民間設備投資は低水準、公共投資は抑制され、個人消費は停滞した。また海外直接投資も増大していった。この極端
本文を読む中国のミャンマー内戦介入/毒喰わば皿まで
著者: 野上俊明かつて旧日本軍の侵略に対し、反封建的な国内の革命闘争と組み合わせた「人民戦争」戦略をもって闘い抜き、最終的に勝利したのは、毛沢東率いる中国共産党・人民解放軍であった。遊撃戦と機動戦を巧みに使い分け、農村から都市を包囲す
本文を読む第112回「NO WAR! 八王子アクション」アピール決議
著者: 戦争をさせない八王子市民集会実行員会https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2024/11/IMG_20241117171705.pdf
本文を読む生まれて初めて法廷に立った! 即位礼・大嘗祭はなぜ違憲なのか
著者: 内野光子即位礼・大嘗祭違憲裁判は、平成から令和への天皇代替わりの即位礼の諸儀式と大嘗祭の違憲性を問うもので、2024年1月31日、東京地裁の一審判決は、憲法判断を回避、政教分離原則や信教、思想の自由について、憲法は制度的に保障
本文を読む「本郷・湯島9条の会」の本郷三丁目交差点街宣。けっしてマンネリとはならない。思いがけなく楽しいこともある。
著者: 澤藤統一郎(2024年11月12日) 小春日和のお昼時。「本郷・湯島9条の会」の街頭宣伝活動。14人が参加した。いや、15人と訂正しなければならない。 ***************************************
本文を読むGlobal Headlines:ウクライナの危機、ヨーロッパの危機
著者: 野上俊明<はじめに> トランプの再登場が決まった。しかも予測とはまったくちがって、民主党候補ハリスに圧倒的な差をつけての勝利であった。いったいアメリカはどうなっているのか、いやそれ以上に、これから世界はどうなるのか、いま怖れや
本文を読む【11月21日(木)】オンライン被ばく学習会 参加費無料/津田敏秀さん連続講座その1「100mSv安全論」を理解して反論するために
著者: 温品惇一申込み:https://forms.gle/UmTHWDgmHARjrPzj8 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 放射線被ばくが有害なことは明らかなので、「被ばくはできるだけ少なく」が基本です。とこ
本文を読むGlobal Headlines:政治と経済に苦吟するドイツ
著者: 野上俊明<はじめに> 第二次世界大戦の元凶であり、人類史上最悪の災厄をもたらした枢軸同盟の覇者であったドイツと日本。その後両者とも西側に属する自由民主主義国として生まれ変わり、戦後の奇跡の復興を演じ、屈指の工業生産力を誇る国に
本文を読む「皇位継承のあり方は国家の基本に係る事項」なんちゃって。そりゃ、ないよ。
著者: 澤藤統一郎(2024年10月30日) 国連の「女性差別撤廃委員会(CEDAW)」が、日本政府に選択的夫婦別姓の導入を勧告したことが話題となっている。ナニ、初めてのことではない。既に、2003年、09年、16年と過去3度の勧告に政
本文を読む今回の選挙結果、どうみる?
著者: 内野光子投票には出かけたけれど、どうもすっきりしないのは、どの党も、賃上げ、手取りを増やす、減税、社会保障費の軽減など、もっぱら、目先の問題が叫ばれていた。「お金」の問題は切実だが、どの党も、その財源を明確に示さず、その実効性は
本文を読む2000年4月NATOシナリオ:露烏戦争の起源――「あるシナリオが文字通り遂行されたのは稀なことである。」
著者: 岩田昌征露シア烏クライナ戦争の現状認識に関して、素人にとって、電子画面に毎週登場する“BOGDAN in Ukraina”と「ニキータ伝」が役に立つ。前者はキーウ(キエフ)のウクライナ人による、後者はモスクワ在住の日本人による
本文を読む10/29 東北電力本店への抗議行動
著者: 舘脇章宏10月29日、女川原発2号機原子炉起動の日。おおぜいの市民が思い思いの抗議行動を行ないました。 みなさま たてわきです 続いて、東北電力本店前での行動の報告が多々良さんからありました この日は午前中から、10人ほどでスタ
本文を読む女川原発ゲート前での抗議行動(申入れ)
著者: 舘脇章宏女川原発2号機の原子炉起動に関するニュースです https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tbc/1519788?display=1 阿部美紀子さんも取材に応じました https://news
本文を読むGlobal headlines:資本主義、ポピュリズム、民主主義
著者: 野上俊明<はじめに> 北朝鮮の軍隊がウクライナの戦場に派兵された。これからの推移にもよるが、本格的な参戦の端緒とすれば、これは戦争の影響がユーラシア大陸全体に及びかねないことを意味する。また、これは一方では「北朝鮮のロシア化」
本文を読むショウほど素敵なものはない?政府が決める文化勲章なのに
著者: 内野光子投票日が27日に迫った、10月25日、政府は、文化功労者20人と文化勲章受章者7人を決定、発表した。受章者を誰が選ぶのかといえば、政府なのだ。「選ぶ」の主語は政府なのだが、主語なしで「今年の文化勲章は、・・・〇〇さんら
本文を読む国民審査には、レッドカードの今崎幸彦・中村愼の両名に✕を。あるいはイエローカードの宮川美津子・平木正洋を加えた4名に✕を。
著者: 澤藤統一郎(2024年10月23日) 総選挙の投票日が近づいている。同時に、最高裁裁判官の国民審査が行われる。誰にバッテンを付けるべきか。 随分以前から議論が分かれるところ。 A「審査対象の裁判官全員に ✕ を付けるべきだ」
本文を読むミャンマー国軍の要衝次々陥落 ―中国の経済権益にも大打撃
著者: 野上俊明ミャンマーの軍事政権は、来年に実施するとした総選挙のために有権者を確定すべく、この10月1日~15日を国勢調査の期間として、軍と警察に警護されながら調査員が各戸訪問を行なった。ヤンゴンやマンダレーのような大都市でもテロ
本文を読む1950年代、ダンスが盛んだったころ~児童舞踊、バレエ、フォークダンス、社交ダンス・・・
著者: 内野光子母親が残しておいてくれたのだろう。断捨離のさなか、また面白いものが出てきた。20頁に満たない『島田舞踊』の二十数冊で、1951年1月の復刊180号から1953年7・8月合併号までだった。小学生のころ、私は体育と音楽が苦
本文を読む学校に自由と人権を! 10・20集会」にご参集の皆様に、東京「君が代」裁判弁護団から報告を申しあげます。
著者: 澤藤統一郎(2024年10月20日) 東京「君が代」裁判第5次訴訟は、12月16日(月)に、最終準備書面を陳述して結審となります。原告側の最終準備書面は、15人の原告に対する26件の懲戒処分の違法性について、憲法・公務員法・教育
本文を読むGlobal Headlines:ドイツAfDの抬頭と政党禁止への動き
著者: 野上俊明<はじめに> 予想されたこととはいえ、今秋のドイツの三つの州議会選挙での極右政党AfDの抬頭は衝撃的であった。いずれも旧東独地域であるが、チューリンゲン州では1位、ザクセン州とブランデンブルク州では2位という大躍進ぶり
本文を読む鳥海昭子さんからの古い手紙出てきて、思い出すのは
著者: 内野光子断捨離のさなか、古い手紙などを整理していると、2004年、私の30年ぶりの第二歌集『野の記憶』(ながらみ書房 2004年6月)を出版したときの礼状が何通か出てきた。その中で、やはり、思い出深かったのは、鳥海昭子さん(19
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