正治安岡の執筆一覧

IR(カジノ)とは「共食い」である。松井一郎よ、吉村洋文よ、立ち止まれ。そして「引き返す勇気」を持て。

著者: 澤藤藤一郎

(2022年5月9日)  本日の毎日新聞夕刊に、「『共食い』はごめんだ」という永山悦子論説委員の、IRに関する解説記事。『共食い』=「カリバニズム」は、まことに嫌な語感。指摘されてみると、賭博・博打・カジノは、まさしく『

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【5月9日】立憲主義の理念を共有する野党の勝利で、いのちと暮らしを守る政治の実現を -参議院選挙勝利に向けた市民連合シンポジウムのご案内-

著者: 大井 有

 ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、私たちはこれに強く抗議し、平和を求める声を上げ続けなければなりません。同時に、平和と民主主義は私たち自身の問題でもあります。戦争に便乗して、憲法9条の改定と、専守防衛や非核三原則の事

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ミャンマー、戦線膠着のなか民主派微速前進

著者: 野上俊明

 ミャンマー内戦は、タイと国境を接するカレン州、カヤー州などの少数民族の山岳地域でもサガイン管区やマグェ管区などの平原地域でも、戦況が膠着状態に陥っている。しかしそれでも戦闘による兵員損失が国軍側で大きいことが、抵抗勢力

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「法と民主主義」5月号紹介。「ロシアのウクライナ侵略に抗議する ― 9条徹底の立場から」

著者: 澤藤藤一郎 

(2022年5月6日)  「法と民主主義」2022年5月号【568号】が、連休にはいる前の4月27日に発刊になっている。特集は、「ロシア―ウクライナ問題」だが、メインタイトルは、「ロシアのウクライナ侵略に抗議する」。そし

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<国策メディア>を見究めるには―『国策紙芝居ー地域への視点・植民地の経験』を読んで

著者: 内野光子

下段は裏表紙  最近、神奈川大学の非文字資料研究センターからブックレット『国策紙芝居―地域への視点・植民地の経験』(大串潤児編 神奈川大学評論ブックレットシリーズ41、御茶の水書房 2022年3月)をお送りいただいた。数

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参加者の自信を深めた、「九条のネジ締め直した」集会。

著者: 澤藤藤一郎

(2022年5月3日)  空は青く澄みわたり、緑の風が心地よい。絶好の「平和憲法」日和である。  本日の東京新聞「筆洗」欄に、 憲法記念日天気あやしくなりにけり (大庭雄三) という句が引用されているが、そのような懸念を

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幸徳秋水に学ぶー「戦争反対」「改憲反対」「9条を守れ」と絶叫せざる可からず

著者: 澤藤藤一郎

(2022年5月2日)  プーチン・ロシアのウクライナ軍事侵攻という深刻な事態のさなかに、明日75回目の憲法記念日を迎える。好機到来とばかりに、改憲派が日本国憲法の平和主義を侵攻している。とりわけ、維新がその尖兵の役割を

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Let’s Join Hands  5月2日 さらば退学 校則を見直す 海軍カレー ネオコンと戦争 手をつなごう第一リスト

著者: 江口千春

◎      子ども&教育  ☆さらば!高校ドロップアウト~” (NHKクローズアップ現代)八王子拓真高校の取り組みを紹介   毎年全国で4万人を超える高校中退者。その防止に懸命に取り組む都立高校がある。自傷行為を繰り返

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祝・第93回メーデー。労働運動の発展を祈念する。

著者: 澤藤藤一郎

(2022年5月1日)  本日、第93回メーデー。労働者が階級的な団結と連帯を確認し合う日。団結して闘うという働く者の誇りを示すべき日。国内的にも国際的にも、労働者の主要な闘いの課題を語り合い決意を固める日。そして来たる

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『プーチン3.0』から『ウクライナ3.0』へ  連載 下 ゼレンスキー政権の内幕

著者: 塩原俊彦

ゼレンスキーによる情報統制  前述のビデオ演説のなかで、ゼレンスキーは、2022年3月18日に採択された国家安全保障・国防評議会の決定「国家の情報セキュリティに対する脅威の無力化について」と「戒厳令下での統一情報政策の実

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『プーチン3.0』から『ウクライナ3.0』へ 連載 上 全体主義化するゼレンスキー政権

著者: 塩原俊彦

 「『プーチン3.0』から『ウクライナ3.0』へ」というタイトルで、ウクライナに焦点をあてた論考を二度に分けてこのサイトで公開したいと思う。その理由は、『プーチン3.0』という400字換算700枚ほどのウクライナ戦争にか

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東京「君が代」裁判5次訴訟。原告と代理人の意見陳述に改めて感動。

著者: 澤藤統一郎

(2022年4月28日)  石原慎太郎教育行政時代の悪名高き「10・23通達」から18年余。都立学校での「日の丸・君が代」強制の嵐はおさまることなく、猛威をふるい続けている。  本日、第5次処分取り訴訟の第4回口頭弁論が

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《NHK文書開示請求訴訟》明日・4月27日(水)103号法廷で口頭弁論。パワーポイントでの解説をお楽しみに。

著者: 澤藤統一郎

(2022年4月26日)  NHKと森下俊三経営委員長の両名を被告として、NHKの報道と経営の姿勢を問う《NHK文書開示請求訴訟》。その第3回口頭弁論が、明日・4月27日(水)14時から東京地裁103号法廷で開かれます。

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ヒトラー・ムソリーニ、そしてヒロヒト。その評価が社会の深層を映し出している。

著者: 澤藤統一郎  

(2022年4月25日)  似合いというものがある。あるいは釣り合いというべきか。鶴には亀、梅に鶯、富士には月見草。翁には嫗、ロミオにはジュリエット、そして、ヒトラーにはヒロヒトである。ウクライナ政府の公式ツイッター上の

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侵略2か月、ロシアの民衆はプーチンの戦争を支持し続けるだろうか。

著者: 澤藤統一郎

(2022年4月24日)  本日でロシアのウクライナ侵略開始から2か月となった。この2か月間、戦争というものの悲惨さ、愚かさを噛みしめ続けてきた。いま、停戦への光明はまったく見えていない。この理不尽は、いったいいつまで続

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中国における「普遍的価値」と近代――M.ウェーバーと丸山真男を媒介にして

著者: 石井知章

はじめに  中国の「市民社会」論とは、現存する「社会主義」の問題を考えるうえでの「理念型」(M・ウェーバー)的指標となっており、グローバルな視野での「市民社会の復権」として提起されている。いいかえれば、現代中国の「市民社

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高松城水攻めと「アゾフスターリ」包囲戦――領民や市民を人間の盾としない戦(いくさ)の掟――

著者: 岩田昌征

 ロシア軍がマリウポリを掌握したと報じられている。  しかしながら、マリウポリの巨大製鉄所「アゾフスターリ」内にウクライナ軍の一部約1000人が立てこもり、その地下空間に負傷兵や一般市民約二千人が避難していると言う。  

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プーチン・ロシアの蛮行は、大量殺戮であり、大規模強盗であり、都市と建造物の破壊犯罪であり放火でもある

著者: 澤藤統一郎

(2022年4月22日)  ロシアの軍事侵攻によるウクライナの悲惨な事態に胸が痛む。これまで、その名さえ知らなかったマリウポリという都市の存在が、ここ数日特別の意味をもって脳裏を離れない。その市民の深刻な苦悩や恐怖を思わ

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書評『コロナ時代のパンセ―戦争法からパンデミックまで7年間の思考』辺見庸・著     毎日新聞出版・刊

著者: 阿部 浪子

 「わたしたちのアタマは日に日に幼稚になっているのではないか」と問うのは、作家の辺見庸である。人としての怒りと恥、言葉の芯の欠如を悲嘆する。  本書86編は、2014年から21年の時代・社会・政治・人間・生活にたいする思

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