正治安岡の執筆一覧

子どもたちをオリンピック観戦に動員するな!

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月12日) オリパラは完全に堕落した。政権浮揚の道具になり下がったのだ。スポーツにとってもアスリートにとってもこの事態は悲劇であろう。政権は、なりふり構わず開催と盛り上げに狂奔し、いつものとおり提灯持ちの連

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ミャンマー/反クーデタ運動17:「非暴力抵抗運動と武力闘争とのはざまで」再考

著者: 野上俊明

 先月の話になるが、郵便ポストにミャンマーの軍事クーデタへのSNS上での反対署名を呼びかけるチラシが入っていた。おそらく相当な枚数のチラシが、都内で各戸配布されているのであろう、なかなかの組織力と見た。運動の呼びかけ人は

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NHK、ここまでやるのか、五輪開催高揚報道~歌人や短歌まで動員?

著者: 内野光子

NHKテレビのニュース番組の偏向が言われて久しいが、まるで政府の広報番組と化してしまったのではないか。近年ますます顕著になってきた。国会の質疑でも、何を質したかは省略して、首相や担当大臣の答弁の「いいとこどり」の答弁を流

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ここまで来た「DHC包囲網」ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第192弾

著者: 澤藤統一郎

(2021年6月10日) 毎木曜日に配達される「週刊金曜日」。今週(6月11日)号に、岩本太郎記者の「ここまで来た『DHC包囲網』」という記事がある。副題が、「本社前で抗議行動、自治体・企業による関係見直しの動きも」とい

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いったい、誰のための何のための東京五輪なのか。 五輪の原点が問われている。

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月9日) 多様な分野に、それぞれの専門ジャーナリストがいる。政治・経済・司法・外交・軍事・科学・医療・教育・福祉・芸能・芸術・文化・家庭・ジェンダー…。中には、皇室ジャーナリストや、右翼ジャーナリスト、政権

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何のために、子どもたちをオリンピック観戦に動員しようというのか。

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月8日)  明治天皇(睦仁)以来、天皇は精力的に全国の各地を行脚した。 その天皇の行脚には「巡幸」という特別の言葉が使われた。天皇の外出を行幸といい、外出先が複数あれば巡幸というのだという。天皇の身体は玉体

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竹中平蔵よ。絶好のタイミングで、よくぞ本音を語ってくれた。

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月7日)  物語を面白くするには、悪役が必要である。その悪役も、安倍晋三や菅義偉のごとき底の浅い軽薄な悪役だけではストーリー展開に厚味が欠ける。料理に喩えれば、歯ごたえもなく、コクも旨味も出てこないのだ。意

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「Tokyoは犠牲を拒否する」ー 東京五輪を即刻中止とすべき建言の理由13か条

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月5日) いまだ中止の決断ないままの東京五輪開会予定日まで50日に満たない。そして、東京都議選の投開票まではちょうど30日である。東京五輪は中止しなければならない。都議選は、都民の五輪中止の意思表明の場とな

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原発処理水の海洋放出禁止を国際ルールに――中国外相王毅発言に関連して――

著者: 岩田昌征

 福島第一原発処理水の海洋放出方針が日本政府によって決定されると、ただちに韓国から非難の声が上がった。『朝日』(夕刊、6月2日)によれば、中国外相がBRICSのオンライン外相会合で日本の海洋放出問題を国際問題と見て、「利

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「法律あって法治なく、憲法あって憲政なし」ー 天安門事件の日に『08憲章』を読む

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月4日) 6月4日。1989年のこの日の早朝、北京天安門広場とその周辺に集まった無防備・無抵抗の群衆に人民解放軍が襲いかかった。「針一本、糸一筋も盗まない」ことで、人民からの信頼を得てきた中国共産党の武力装

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【 パレスチナ子どものキャンペーンからのお知らせ】  ガザ緊急支援クラウドファンディングご協力のお願い

著者: 特定非営利活動法人 パレスチナ子どものキャンペーン

ガザ緊急支援へのご協力、誠にありがとうございます。 応援メッセージとともに、たくさんの方からご支援が届きつつあります。   今回の空爆被害を受け、ガザの子どもたちに必要物資を届けるために、6月4日からクラウドフ

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日弁連:重要土地等調査規制法案に反対する会長声明(2021.6.2)

著者: 大井 有

タイトル文を以下に紹介します。 ************************************ 重要土地等調査規制法案に反対する会長声明   「重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査

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世論の糾弾に屈したか、吉田嘉明ヘイトコメントを削除 ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第191弾

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月2日) DHCの吉田嘉明が、公式ホームページからヘイトコメントを削除した。いかにも、こっそりと、である。昨日(6月1日)の早朝のことか、あるいは5月31日深夜のこと。なぜ削除したか、その動機や理由について

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民族の虐殺者とのパイプ役を誇る「日本ミャンマー協会 渡邉祐介氏」の驚くべき論考 ―日本の支配者階級の底なしの劣化を示す鉄面皮な言説

著者: 野上俊明

 アジア・パシフィックにおける定評ある外交誌「The Diplomat」(5/26号)に掲載された「ミャンマー問題で、日本は率先垂範しなければならない」(On Myanmar, Japan Must Lead by Ex

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吉田嘉明のヘイトコメントにDHC取引先7社が「遺憾の意」 ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第190弾

著者: 澤藤藤一郎

(2021年6月1日) 昨日付の共同通信配信で、「DHC取引先7社が『遺憾の意』 会長名での差別的文章掲載に」(表題は、毎日・大阪版)という記事。天下に隠れもないレイシスト、DHC・吉田嘉明のヘイトコメントに関して、「D

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目前の都議選は、オリパラ開催可否の民意を問う投票となる。

著者: 澤藤藤一郎

(2021年5月31日)  東京都議選の告示は6月25日だが、事実上の選挙戦は既に始まっている。投開票の7月4日は東京五輪開会式まで20日たらず。この都議選、今秋総選挙の前哨戦であるよりは、東京オリパラ開催可否の民意を問

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なぜセルビア大統領は中国のコロナワクチンを打ったのか――新黄禍論に無縁なヨーロッパ人――

著者: 岩田昌征

 我国でもコロナワクチンの大規模接種は、自衛隊を動員するほどの重大問題である。とは言っても、人々の接種に対する歓迎と拒絶が政権党支持と反対党支持に連動する傾向をくっきりと示すような質の政治問題ではない。  米国では、民主

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【6月22日(火)】オンライン被ばく学習会(第67回)/「怖い地層処分 揺れる寿都町」講演:野村保子さん

著者: 温品惇一

  原発では、ウラン核燃料に中性子を当てて核分裂させ、放射能を1億倍に増やすことによって大量の熱と電気を生み出しています。 1億倍に増やした放射能が発電前のレベルに戻るには、数百万年かかります。 一体どうやって処分するの

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維新が危険な存在になりつつある。維新への厳しい批判が必要だ。

著者: 澤藤藤一郎

(2021年5月28日) 維新とは、特定の主義主張や体系的な理念に基づいて結成された政党ではない。ひとえに世の風向きを見てこれに乗ろうという本性だから、右にも左にも大きくブレる。ブレないところは、反共の素性と権力への摺り

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萩生田文科大臣が、国会で「最高裁判決で『軍隊慰安婦』という用語が使われている」と指摘され、面目まるつぶれ!

著者: 高嶋伸欣

 藤岡「つくる会」の仕掛けに乗った「日本維新の会」議員が閣議決定を経て得た『答弁書』が「政府は『従軍慰安婦』等の用語ではなく、単に『慰安婦』との語を用いている」旨の回答であったことに勢いづき、同党議員が萩生田文科大臣に歴

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入管行政に色濃く残されていた戦前的なるものの残滓「特高の組織体質」

著者: 澤藤藤一郎 

(2021年5月27日) 今通常国会は6月16日(水)に閉会となる。残された日程は、20日にも足りない。ここまでの審議を振り返って特筆すべきは、入管法改正法案の撤回であったろう。間もなくの解散、総選挙という日程を考えれば

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