正治安岡の執筆一覧

人権・環境権と並行的な動物福祉権―ドイツで新たなうごき

著者: 野上俊明

 かつて私は本論壇に動物のよりよく生きる権利(動物福祉権)に関わって、乳牛虐待の事実を紹介しました―(ヘーゲル研究会余禄―動物権から自然権まで 2019年12月13日)。本稿はその続きとなりますので、以前の拙稿の論旨をご

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12月8日、あらためて戦争を繰り返させない教訓を噛みしめる。

著者: 澤藤統一郎

(2020年12月8日) 本日は定例の「本郷・湯島9条の会」の街宣活動の日。これが、文京母親会議の「12月8日行動」と重なった。本郷三丁目交差点では、いつにないにぎやかさ。マスク姿の22名が、マイクを持ち、プラスターを掲

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つまらない国会の終わりに、つまらない首相による、まことにつまらない記者会見。

著者: 澤藤統一郎

(2020年12月5日) 第203臨時国会は実質的に昨日(12月4日)閉会した。夕刻、菅首相が官邸で記者会見を行って、記者の質問にも応じた。正式な形の記者会見を国内で開くのは、首相就任直後の9月16日以来、2か月半ぶり2

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(要申込)12/9(水)変えよう選挙制度の会・12月例会 「時代遅れの二大政党制~小選挙区制はどのようにして誕生したのか」

著者: 紅林 進

(要申込)12/9(水)変えよう選挙制度の会・12月例会「時代遅れの二大政党制~小選挙区制はどのようにして誕生したのか」   日時:12月9日(水) 18:30~20:30 会場:東京ボランティア・市民活動セン

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負けを認めないトランプと、トランプの負けを信じたくない支持者たちと。

著者: 澤藤統一郎

(2020年12月3日) 自分の望まない真実は、なかなかに受け容れがたいもの。時に人は、厭うべき歴史を修正して認識し、望ましからぬ眼前の事実さえも否定する。 戦後長く、ブラジルやハワイの日本人社会に、「勝ち組」と「負け組

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半端といえば、半端!?議会開設130年記念式典に参加しなかった共産党?

著者: 内野光子

この式典には、皇族からは、天皇夫妻と秋篠宮夫妻の長女眞子さんが参加していた。100周年、120周年の時は、天皇夫妻以外には秋篠宮夫妻が参列していた。 11月29日、議会開設130年に当たり、参議院議場では、記念式典が開か

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何もかも半端な~自粛か停止?結婚と婚約は違う?・・・・

著者: 内野光子

自粛?停止?基礎疾患?   Go to トラベルで、東京を除外するか否かで、小池都知事と菅総理が綱引き続いていたが、12月1日の夕方、緊急会談を開いたといい、急展開ともいうが、どんな結論が出たかと思ったら、65歳以上の高

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「『桜を見る会』を追及する法律家の会」の緊急声明 ー 安倍晋三を正式起訴せよ・安倍晋三は政界から身を引け

著者: 澤藤統一郎

(2020年12月2日) 「桜を見る会前夜祭」にまつわる首相の犯罪を刑事告発したのが、「『桜を見る会』を追及する法律家の会」。5月21日の第1次告発状提出時には622名だった。その後の告発を含め、現在は会員941名となっ

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三島由紀夫 同世代の知識人による憲法侵犯――信書開封・英訳と安保堅持心性――

著者: 岩田昌征

 前述したように、アメリカ占領軍の占領行政の要として、CCD・民間検閲局が設置され、昭和20年・1945年9月から昭和24年・1949年10月まで日本各地の主要郵便局を拠点と定め、日本国民の信書(手紙・葉書)・電報を検閲

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《教科書採択》《原発と人権》特集の「法と民主主義」11月号購読のお願い

著者: 澤藤統一郎

(2020年11月29日) 11月26日、日本民主法律家協会の機関誌「法と民主主義」2020年11月号【通算553号】が予定どおりに発刊となった。 今号は、特集Ⅰ「2020年夏 教科書採択をめぐるたたかいの成果と教訓」と

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2021年1月9日(土)- 6月20日(日) 展覧会のご案内 – 世界のなかに写されたもの –

著者: 東京アートミュージアム

東京アートミュージアムより展覧会のご案内です。 弊館では「世界のなかに写されたもの」を開催いたします。 つきましてはご取材ご掲載の程よろしくお願い申し上げます。 ……………………………………………………………………………

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Loi “sécurité globale” フランスで警察や機動隊を撮影して公開することを禁じる法案にデモが起きる

著者: 村上良太

  フランスでは12月まで新型コロナウイルス対策で、今年、2回目のconfinement(必要がない限り、自宅で過ごすこと)を求められています。しかし、そんな中、人々を町に駆り出している原因の1つが、与党が法制化しようと

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安倍晋三の虚偽答弁は主権者国民に対する背信行為であって、政治家失格である。

著者: 澤藤統一郎

(2020年11月26日) 民主主義とは、国民自身が統治の主体であるという思想であり制度である。思想として語ることは易いが、現実の制度を設計し運用することは決してたやすいことではない。常に、国民一人ひとりに、主権者として

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安倍晋三による国政私物化の本命は「桜を見る会」であって、「前夜祭」ではない。

著者: 澤藤統一郎

(2020年11月25日) 安倍晋三とは、右翼陣営の期待を担って改憲に執念を燃やしながら挫折した政治家である。また、長い任期の中で何のレガシーも残すことのできなかった愚昧な首相としても記憶されることになる。のみならず、近

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リコール署名の偽造・水増しは、犯罪である。その隠蔽は許されない。

著者: 澤藤統一郎

(2020年11月23日) 「あいちトリエンナーレ展」の「表現の不自由展・その後」の顛末は、日本の今を象徴する大事件だった。その大事件からスピンオフした小事件が、河村たかしと高須克弥が中心となった、お馴染み右翼言論人総が

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11/26(木)貧困ジャーナリズム大賞2020授賞式・シンポジウム @文京区民センター

著者: 紅林 進

貧困ジャーナリズム大賞授賞式を11月26日に文京区民センターにて開催します。 「貧困」に関する報道の分野でめざましい活躍をみせ、世間の理解を促すことに貢 献したジャーナリストたちを顕彰します。日本社会が抱える貧困の問題に

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憲法23条は「専門領域の自律性」「公的学術機関による人選の自律」を保障するために置かれた。― 「加藤陽子の近代史の扉」

著者: 澤藤統一郎

(2020年11月22日) 昨日(11月21日)の毎日新聞朝刊に、「加藤陽子の近代史の扉」が掲載されている。月に一度、第3土曜日に連載の「学術コラム」だが、平易な表現で読み易い。 日本学術会議正会員になるはずが菅政権から

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