正治安岡の執筆一覧

関弁連から、アパホテル問題についての「公開質問状に対する回答」

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月30日) 関東弁護士会連合会が発行する、「関弁連だより」に掲載されたアパホテル専務インタビュー記事。何の問題意識もなく、あたかもアパホテルグループを普通の企業のように扱うその編集者の感覚に驚愕せざるを得な

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日本人独特な自己組織行為《同調圧力》を解明する― 鴻上尚史・佐藤直樹『同調圧力―日本社会はなぜ息苦しいのか―』(講談社現代新書、2020年)を読む ―

著者: 内田 弘

 《何人も何事も、いざというときに、その本性を暴露する》とは、よく耳にする警句である。現今のコロナ災禍も、その《いざというとき》である。コロナ災禍は、「日本人独自の自己組織化」という日本人の本性を露呈している。本書の著者

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【要申込】9/10(木)変えよう選挙制度の会・9月例会「日本の政治を変えた二大選挙制度改革~1925年と1994年~」

著者: 紅林 進

【要申込】変えよう選挙制度の会・9月例会「日本の政治を変えた二大選挙制度改革~1925年と1994年~」   日時:9月10日(木) 18:30~20:30 ※9月例会は水曜日の会場予約が取れず、木曜日ですので

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中国の圧力による香港教科書の改悪ー「愛国教育」とは政権に従順たれと教え込むこと

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月27日)  香港教育当局が「愛国教育」を重視する中国の習近平指導部の意向を受け、学校で使う教科書への管理を強化している。今年の検定では複数の出版社が当局の修正要求を受け、香港に「三権分立」の仕組みがあると

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天皇批判言論についての「法的自由」と「現実の不自由」の落差

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月25日) 一昨日(8月23日)、私のブログに醍醐聰さんから、「苦言」をいただいた。私のブログに目を通していただき、わざわざコメントをいただいたことをありがたいと思う。が、一言釈明をしておかねばならないし、

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【直前掲載】8.29(土) 青山雫「世界恐慌とパクス・アメリカーナへの移行」 オンライン・フォーラムのご案内

著者: 矢沢国光

主催 世界資本主義フォーラム 日時 2020年8月29日(土) 午後1時30分~4時(ZOOM接続開始 1時) ZOOMによるオンラインで行います。 報告 青山雫 テーマ 「世界恐慌とパクス・アメリカーナへの移行」 ※報

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「政権長きが故に貴からず」ー 無能な政権の長きを以て迷惑と為す

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月23日・連続更新1701日) 通俗道徳を説く『実語教』の冒頭に、  山高きが故に貴からず 樹有るを以て貴しと為す  人肥えたるが故に貴からず 智有るを以て貴しと為す とある。これに、以下のように続けよう。

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「リツィート」も「いいね」も法的責任追及の対象となる。ネトウヨ諸君、中傷誹謗は慎まれよ。

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月22日) 伊藤詩織さんの大逆襲が始まった。私は、その勇気を称え、その行動を強く支持する。 弱い立場の者が被害に遭ったとき、泣き寝入りをしてはならない。泣き寝入りは破廉恥な加害者を図に乗らせることになる。社

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証人買収容疑で秋元司逮捕。安倍晋三の、首相・総裁としての幾重もの責任。

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月20日) カジノの建設が、アベ政権経済政策の目玉のひとつとなっている。情けない経済政策ではないか。カジノとは賭博以外の何ものでもない。賭博とは、互いに相手の金をむしり合うゲームである。ゲームに加わるのは人

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メデイアの中の「知識人」たちー清水幾太郎を通して考える(2)

著者: 内野光子

 1960年代前半、清水幾太郎は、思想的にも活動にも、大きな転換期を迎えていたことになるのは、前述の二著からも明らかである。1959年3月に結成されて安保改定阻止国民会議は構成団体が多いだけに、さまざまな軋轢があった。と

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「英霊」の望むところとして、首相の靖国参拝を正当化してはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月19日) 日本遺族会は、本年8月6日内閣総理大臣安倍晋三宛に、下記「靖国神社への参拝のお願い」なる要請書を提出した。その要請は実現しなかったが、靖国神社問題についての右派の言い分が良く表れている。これにコ

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メデイアの中の「知識人」たち~清水幾太郎を通して考える(1)

著者: 内野光子

1963年の春、学習院大学の門を初めてくぐった。キャンパスは緑豊かで、木造の古色蒼然とした図書館(1909年築、現在資料館)、ネオ・ゴシック調の理学部研究棟(1927年築、現在学習院さくらアカデミー)、本部前の1960年

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靖国神社とはなんであるか。今、靖国とどのように向き合うべきか。

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月18日) 例年8月15日は、人々がそれぞれに過去の戦争と向き合う日である。戦争の悲惨さや愚劣さを思い起こし、語り継ぎ、語り合うべき日。そして、再びの戦争を繰り返してはならないとの真摯な誓いを新たにすべき日

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