正治安岡の執筆一覧

在外国民の最高裁裁判官国民審査制限は違憲(東京高裁判決)

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月30日) 6月25日、東京高裁(阿部潤裁判長)が、「在外邦人の最高裁裁判官国民審査制限は違憲」という判断を含む判決を言い渡した。当事者は「勝訴」の二文字を掲げて、記者会見に臨んだ。もっとも、一審では認めら

本文を読む

トランプとボルソナロと、そしてアベ。みんなよく似て、みんなヘン。

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月29日) すっかりお馴染みとなった、「米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の集計」。本日(6月29日)までに、新型コロナウイルスによる世界の感染者の累計は1000万人を超え、死者

本文を読む

切られた尻尾のうごめきに目を奪われることなく、トカゲのアタマを押さえねばならない。

著者: 澤藤統一郎 

(2020年6月28日) 河井克行・案里の運動員買収の実態がほぼ明確になりつつある。検察のリークだけではなく、メディアによる追及もめざましい。何より、世論の糾弾が厳しく、被買収者が否定しきれない空気を作っている。そのこと

本文を読む

【直前案内】7月4日(土)世界資本主義フォーラム・北原徹「段階論と戦後アメリカ資本主義」

著者: 北原 徹

●新金融資本主義とは? ・新金融資本主義の2本の柱:機関投資家・金融市場の圧力によるコーポレートガバナンスにおける株主価値経営と金融機関・金融市場の動きが実体経済を振り回すこと ・経営者資本主義→新金融資本主義: コーポ

本文を読む

NHKにピリリと辛い「受信契約の義務なし」判決を歓迎する。

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月27日) 昨日(6月26日)、東京地裁で注目すべき判決が言い渡された。「NHK映らないテレビ、受信契約の義務なし」「NHK視聴できない装置付けたTV、受信契約義務なし」などの見出しで報じられているもの。

本文を読む

30万円の現金授受に添えられた『安倍さんから』の強烈なインパクト

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月26日) 昨日(6月25日)の中国新聞の報道が、「克行容疑者『安倍さんから』と30万円 広島・府中町議証言」というものだった。これは、強烈なインパクト。 この証言をしたのは、案里容疑者の後援会長を務めたベ

本文を読む

60年安保を想う――1960年6月3日と1959年11月27日――

著者: 岩田昌征

 『流砂』(2020年第18号)を国政記念会館における60年安保60周年記念集会の場で主催者の一人三上治氏より頂戴した。また伊藤述史氏からもすでに贈られていた。記して感謝したい。  60年安保に関する『流砂』の文章二個所

本文を読む

びっくり仰天、ここまでやるか、NHK「エール」の番宣!

著者: 内野光子

古関裕而がモデルという、朝ドラ「エール」の“喜劇的”な展開には、驚いている。自伝や評伝ともかなり異なるストーリーになっているのは確かである。私の漫画歴は、「サザエさん」どまり、近くでは、雁屋さんの「美味しんぼ」や天皇制を

本文を読む

朝日社説「『森友』再調査 この訴えに応えねば」を評価する。

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月25日) 本日(6月25日)の朝日社説が、「『森友』再調査 この訴えに応えねば」と訴えている。その姿勢を大いに評価したい。 「森友再調査」の必要は、亡くなられた赤木俊夫さんの手記が遺族によって発表され、こ

本文を読む

関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典の公園使用に、不当な条件の撤回を求める東弁会長声明

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月24日) 一昨日(6月22日)、東京弁護士会が素晴らしい会長声明を発表した。私は、東京弁護士会会員であることを誇りに思う。 その会長声明のタイトルは長い。「9.1 関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典のための公

本文を読む

明日沖縄「慰霊の日」に、今年も先人の心を受け継ぐ「平和の詩」。

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月22日) 明日6月23日は、沖縄県が制定した「慰霊の日」である。75年前の1945年6月23日、沖縄戦における日本軍の組織的抵抗終わった日。 沖縄戦は、この上なく痛ましい犠牲を余儀なくさせた国内唯一の地上

本文を読む

中国最新人権事情 ー おぞましい天皇制時代なみではないか。

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月21日) わが国の戦前は野蛮な時代だった。野蛮極まる天皇制跋扈の時代であった。その象徴が治安維持法である。1925年制定の治安維持法第1条は、「国体ヲ変革シ、又ハ私有財産制度ヲ否認スルコトヲ目的トシテ、結

本文を読む

お辞め下さい、表現の自由を損なう愛知県知事リコール運動。

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月20日) 6月17日(水)、「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコールの会(代表 高須克弥)」なる団体が、《大村秀章愛知県知事不信任議決の請願書》を愛知県議会に提出した。もっとも、団体名は単

本文を読む

ナショナリズムに惑わされてはならない(東京「君が代」訴訟から)

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月19日) 国旗・国歌(日の丸・君が代)への敬意表明の強制を違憲違法と主張する、東京「君が代」訴訟の憲法論を見直している。憲法論で、何とか勝ちたいと思うからだ。その見直し作業の中で、短かくまとまった紹介に値

本文を読む

「鐘の鳴る丘」世代が古関裕而をたどってみると~朝ドラ「エール」は戦時歌謡をどう描くのか(8)

著者: 内野光子

短歌の歌謡曲と朗読と  古関裕而について書き続けていると、キリもなく、伝えたいことは、満載なのだが、もうこの辺で終わりにしたい。なお、今回の作業で、興味深い一件があった。というのは、古関が有名な歌人の短歌に曲をつけて、レ

本文を読む

「鐘の鳴る丘」世代が古関裕而をたどってみると~朝ドラ「エール」は戦時歌謡をどう描くのか(7)

著者: 内野光子

前述のように、敗戦直後、古関の活動は、菊田一夫とのコンビで、NHKのラジオドラマ「山から来た男」「鐘の鳴る丘」により再開する。「鐘の鳴る丘」の制作は、占領軍GHQの戦災孤児対策の一環としての要請であった。古関は、その主題

本文を読む

安倍の科を 然も隠すか 雲だにも 心あらなむ 隠さふべしや

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月17日) アベ晋三で、ごじゃます。「あんな人たち」を除く国民の皆様に、ご挨拶申しあげます。本日、150日間にも及んだ通常国会がようやく終わることになったわけでごじゃます。思えば長い々い針のムシロの150日

本文を読む

●強行採決から3年~6・15共謀罪の廃止を求めるオンライントーク

著者: 松原 明

松原です。 きのうの青木理・海渡雄一氏のビッグ対談がありました。私がライブ中継を担当しました。警察内閣化する安倍政権の実態が見えてきます。とてもいい内容で、怖い話も多いですが、面白くためになります。ぜひアーカイブをご活用

本文を読む

●労働者の 労働者による 労働者のためのレイバーネットTV 第150号放送 特集 : 東京都知事選挙公示直前!緊急ディスカッション「マスコミが伝えない小池都政の忘れもの」

著者: 松原 明

松原です。 遅くなりましたが、あすレイバーネットTVの案内です。ぜひご覧ください。拡散歓迎。 -------------------------------------- ●労働者の 労働者による 労働者のための  レイ

本文を読む

60年目の6.15(「樺美智子さんの死を悼む」)集会

著者: 合澤 清

60年安保闘争の最大の山場だった「6月15日の国会南通用門前のデモ隊と機動隊の激突」から既に60年が過ぎ去った。「明治は遠くなりにけり」とは言うものの、安保闘争も樺美智子さんの尊い犠牲も、段々忘れられて来ているかに思える

本文を読む

「憲法53条違憲国家賠償訴訟」那覇地裁判決に見る、安倍内閣の憲法無視の姿勢。

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月15日) 政府・与党が10兆円もの予備費を抱いて6月17日に通常国会を閉じようとしている。国会審議での追及を恐れて、ボロ隠しの逃げに徹する姿勢。これを不当として、野党が「逃げるな内閣・自民党!」「国会閉じ

本文を読む