緊急事態宣言が発出された昨日(4月7日)のこと、醍醐聰さんと私と二人で代々木のNHK放送センターに署名簿を提出に出向いた。より正確に言えば、署名者を代表して醍醐さんがNHKに赴き、私が随行した。センターは、コロナ禍にロッ
本文を読む正治安岡の執筆一覧
《検事長の勤務延長に関する閣議決定の撤回を求め》《国家公務員法等の改正案に反対する》日弁連会長声明
著者: 澤藤統一郎今夕(4月7日)緊急事態宣言という。これも重大事だが、コロナ禍での大騒ぎを奇貨としての安倍の諸疑惑逃れを許してはならない。桜疑惑、森友文書改竄疑惑、カジノ疑惑、河井夫妻疑惑…。そして、そのすべてに関わるものが幹部検察官
本文を読む「阿部静枝の戦後」が友愛労働歴史館のHPに紹介されました。
著者: 内野光子4月1日の記事にあります拙著「阿部静枝の戦後ー歌集『霜の道』と評論活動をめぐって」(『昭和後期女性文学論』所収)が「友愛労働歴史館」のHPに紹介されました。論文集の表紙と阿部静枝の若き日の肖像画とともに掲載されていまし
本文を読むフランスの哲学者マチュー・ポット=ボンヌヴィル氏のエッセイ集「もう一度・・・やり直しのための思索」を刊行します
著者: 村上良太このたび、フランスの哲学者マチュー・ポット=ボンヌヴィル氏のエッセイ集「もう一度・・・やり直しのための思索」を刊行いたします。筆者は翻訳を行った者です。マチュー・ポット=ボンヌヴィル氏はフランスではミシェル・フーコーの
本文を読む緊急事態宣言の発出がもたらす「副作用」
著者: 澤藤統一郎明日(4月7日)にも、インフル特措法に基づく緊急事態宣言の発出がなされるとの報道に気が重い。とは言うものの、宣言の効果として可能となるべきことの多くが既に前倒しで実行されてきたのだから、今さらの宣言で変わるところは小さい
本文を読むもう一度見たかったハマスホイ~都美術館の展覧会は中止になった
著者: 内野光子もう十年以上も前に、当時はハンマースホイと表記されていたと思うが、国立西洋美術館での展覧会(「ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情」2008年9月30日~12月7日)は見逃しながらも、デンマークの、この画家の室内画
本文を読む《惨事便乗型政治》に警戒を
著者: 澤藤統一郎「ショック・ドクトリン」は《惨事便乗型資本主義》と訳される。「ショック=大惨事」が多くの人を震えあがらせる事態に付け込む経済政策を批判的にいう。権力が国民を震えあがらせてその意思を貫徹することでもあり、資本主義の歪みが大
本文を読む日程変更のお知らせ 5月9日(土)のフォーラム・北原徹「戦後アメリカの実体経済と金融経済」は、中止し、7月以降に延期します。
著者: 矢沢国光5月9日(土)13時30分―17時に予定していた世界資本主義フォーラム・北原徹(立教大学名誉教授)「戦後アメリカの実体経済と金融経済――1980年代以降の金融経済の肥大化と変調と世界資本主義」は、会場の本郷会館が、新型コ
本文を読む「布マスク2枚」の次は何ですか~税金なんですからムダ使いしないでください
著者: 内野光子表札下の植え込みにだいぶ前から咲き出したツルニチニチソウ 4月1日、首相は、小さめの布マスクをかけて、会議に出ていた。あんな隙間があっては、感染予防にはならないだろう。衆議院の本会議でも、議員は一斉にマスクをつけ始めた
本文を読む再度のお願いです。森下俊三NHK経営委員長の辞任を求める署名にご協力を ー (転載・拡散のお願い)
著者: 澤藤統一郎放送法を踏みにじり、NHKの番組制作を妨害した 森下俊三氏のNHK経営委員辞任を求める署名運動 へご協力ください 民主主義と国民の知る権利を大切とお考えの皆さまに再度のお願いです。 下記URLを開いて、ネット署名をお願い
本文を読む「コロナ・ショック」への経済対策 何が必要か
著者: 白川真澄みなさま。新型コロナウィルスの感染拡大が首都圏でも急激に進行し、若い世代にも広がり、予断を許さない状況になっています。安倍政権は、感染拡大の防止と経済活動の維持(消費の喚起)という相反する「二兎を追う」スタンスに固執して
本文を読む専門家に対する信仰はやめ、その言を吟味しよう。
著者: 澤藤統一郎「コロナおたく」を志そう。「感染症マニア」になろう。その道の専門家になる必要はないが、専門家の説明を正確に理解する能力を身につけよう。それ丈でなく、専門家の言を問い質す力量を身につけなければならない。そのために、基礎的な
本文を読むDHC・吉田嘉明 展望なき上訴 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第175弾
著者: 澤藤統一郎3月18日(水)に言い渡された「DHCスラップ『反撃』訴訟」の控訴審判決。その上訴期限最終日の昨日(4月1日・水)、DHC・吉田嘉明が最高裁に上訴した。控訴審判決の「連帯して165万円を支払え」とする命令を不服としてのも
本文を読む女性歌人のいま・むかし~二つの文章が活字になりました
著者: 内野光子三月末に、以下が刊行されました。 ① 「阿部静枝の戦後―歌集『霜の道』と評論活動をめぐって」(新・フェミニズム批評の会編『昭和後期女性文学論』 翰林書房 2020年3月28日) ② 「女性歌人の評価は変わったのか―『短歌
本文を読む本日、「憲法日記」満7歳に。
著者: 澤藤統一郎コロナ風厳しい中での4月1日。当ブログの連載開始記念日である。「建国記念の日」命名の筆法に倣えば、「憲法日記記念の日」にほかならない。「この日記とともに憲法をしのび憲法をこよなく愛する心を養うべき日」なのだ。 「年齢計算
本文を読む「井戸端会議」的コロナ談義
著者: 山川 哲八百屋もスーパーマーケットも長蛇の列。どうしてこうなんだろうとは思いながら、それほど気にもかけずに過ごしてきた。 ところが先日(3月29日)、コメディアンの志村けんが亡くなったというニュースが飛び込んできた。それまで、「
本文を読む卒業式は、日の丸掲揚・君が代斉唱儀式ではない。
著者: 澤藤統一郎本日(3月31日)は、「日の丸・君が代」強制に抵抗する諸運動体による、恒例の「卒業式総括集会」だった。 悪名高い「10・23通達」が発せられて以来、17度目の憂鬱な春である。本来胸おどる卒業式・入学式の希望の季節が、日の
本文を読む首相が、何度、記者会見を開いてみても、変わらない感染拡大
著者: 内野光子安倍首相が、記者会見を開いても、新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、何を語っても、具体的な感染拡大予防対策と経済対策が見えてこない。いったい何をやっているのだろう。 たとえ、マスクの増産・配布、PCR検査の拡充などを
本文を読む「この低劣な品性に命を預けられるか」 ー 赤木俊夫さんの死に対する責任の問い方
著者: 澤藤統一郎昨日(3月29日)付毎日新聞の「声」欄に掲載された短文の投書に目を惹かれた。 「自民党支持の皆さんへ」という表題。投書者は、広島の年金生活者、75才の男性である。 森友学園への国有地売却に関する財務省の決裁文書を巡り、
本文を読む桜の受難、安倍と小池とコロナと雪と。
著者: 澤藤統一郎驚いた。花の盛りを過ぎて、東京に雪である。ソメイヨシノは散り始めてはいるが、まだ見頃といってよい。その花に、ぼた雪である。花のついたままの枝折れもあったろう。今年の桜は御難だ。 月に叢雲、花に風。のどかなはずの春にコロナ
本文を読む当世恐ろしきもの ー 地震・原発・アベ・コロナ
著者: 澤藤統一郎今も昔も、恐いものの筆頭は地震である。動かぬはずの大地の揺らぎほど恐ろしいものはない。3・11のあの衝撃と傷痕が癒えない今、必ず起こるという次の大地震はひたすらに恐い。 次が原発である。安全神話が脆くも崩壊して以来、観念
本文を読む東京高裁「君が代不起立」処分を取り消か逆転判決
著者: 澤藤統一郎一昨日(3月25日)、東京高裁(第9民事部・小川秀樹裁判長)で「河原井・根津09年停職事件」の控訴審判決言い渡しがあった。同判決は、東京地裁判決を主要な部分で変更し、根津公子さんに対する停職6月の懲戒処分を取り消す旨の「
本文を読むコロナ感染の危機を、民主主義の危機にしてはならない。
著者: 澤藤統一郎新型コロナウイルス感染をめぐる世の雰囲気が、尋常でない。昨夜(3月25日)、小池都知事が緊急の記者会見を開き、現状を「感染爆発の重大局面」と表現した。「このままの推移が続けば、ロックダウン(都市の封鎖)を招いてしまう」と
本文を読む森友問題は終わっていない!安倍首相、麻生大臣、大丈夫?
著者: 内野光子3月23日の参議院予算委員会の集中審議を中継で見ていた。コロナ感染拡大対策やそれに伴う経済対策、オリンピック開催動向と森友問題の公文書改ざんにかかわり自殺(2018年3月7日)した近畿財務局職員の手記・遺書が公表されたこ
本文を読む「こんな日本に誰がした」 ー いま、切実に問わなければならない。
著者: 澤藤統一郎本日(3月25日)の毎日新聞第8面「みんなの広場」欄に、市民感情を代表する投書が掲載されている。タイトルが、「こんな日本に誰がした」というもの。大阪の主婦・岡田マチ子さんの叫ぶがごとき文章である。 このタイトルだけでおよ
本文を読むNHKの良心的番組続編制作を妨害した4悪の面々。署名運動にご協力を。
著者: 澤藤統一郎昨日(3月23日)の毎日新聞朝刊1面に、【NHK問題取材班】の記事。お上の発表を鵜呑みに文字にすることが記者の仕事ではない。精力的にNHKと経営委員会に肉薄してお上の嫌がる真実を記事する、こういう記者の存在は貴重である。
本文を読む防衛大学校の卒業式での、あらまほしき首相訓示。
著者: 澤藤統一郎安倍晋三は昨日(3月22日)、防衛大学校の卒業式に臨んで訓示をした。卒業生「諸君」にではなく、彼らを「諸官」と呼んで、幹部自衛官の使命を語った。防衛大学校の伝統としての上級生から下級生への陰湿なイジメが世の話題となる中で
本文を読む3・31『自衛隊も米軍も、日本にはいらない!』出版記念講演会
著者: 宇井 宙皆さま いつもお世話になっております、平和創造研究会の宇井です。 当研究会会員、花岡蔚(しげる)さんのご著書『自衛隊も米軍も、日本にはいらない!』が本年1月、花伝社より出版されましたのを記念しまして、下記の要領で出版記念
本文を読む『阿Q正伝』の総合的にして独創的な研究― 冉秀(ぜん・しゅう)『《阿Q正伝》の作品研究』(日本僑報社、2019年)を読む ―
著者: 内田 弘[魯迅『阿Q正伝』の本格的研究] 1912年以後の中華民国時代の作家・魯迅の代表的な作品は、『阿Q正伝』(1920-1921年公表)である。このことは、大方の魯迅研究者が同意するだろう。 著者・冉秀(ぜん・しゅう:Ra
本文を読む「こんにゃくえんま」境内の「汎太平洋の鐘」と「南洋群島平和慰霊像」。
著者: 澤藤統一郎コロナ風の吹くさなかではあるが、昨日(3月21日)は上野に、本日(22日)は小石川植物園に花を見に出かけた。明日の夕方は六義園の予定。今年は、新宿御苑にだけは、絶対に行かない。 上野は、例年とはうって変わった「宴会禁止」
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