評論・紹介・意見の執筆一覧

米中の覇権争い本格化-双方とも戦争は避ける -TPPかRCEPの勝負-

著者: 伊藤力司

昨年11月、米国でオバマ大統領が再選され、中国の最高首脳として習近平・共産党総書記が選出された。新体制下の米中、すなわち世界第1位と第2位の経済大国はいよいよ覇権争いを本格化することになる。その主戦場は太平洋である。地理

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自治体が実施している原子力防災に関するパブコメについて

著者: chiba

全国各地で行われている地域防災(原子力災害対策)に関する パブコメの募集状況について、再稼働阻止ネットホームページで 取り上げました。今後も公示があれば追加していきたいと思います。 また、 再稼働阻止ネットのホームページ

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病縁で多くを学び、古希を迎える -人を思いやる心を忘れないでいたい-

著者: 安原和雄

私(安原)にとって得難い「心の友」、清水秀男さんから新年の心境を綴ったメールが届いた。題して「病縁で学んだ多くのこと」で、三つを挙げている。それは、生かされていることの有り難さ、「当たり前」こそが幸せの原点、残された生を

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脱原発にかかわらずドイツは、今迄になかったような多量の電力を輸出

著者: グローガー理恵

2012年、完全脱原発への途上にあるドイツでの電力輸出量が記録的な量に達しました。これはドイツにおける再生可能エネルギーのブームに起因するものと、シュピーゲル・オンライン(Spiegel Online)の記事「脱原発にも

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経団連会長会社の社会貢献活動に異議あり! (下) -なぜ農薬蚊帳は大量配布され続けるのか-

著者: 岡田幹治

(上)で述べたように、オリセット事業は効果の点でも安全性の面からも問題が多い。にもかかわらず、住友化学はオリセット事業の拡大に意欲的だ。同社の水野達男ベクターコントロール事業部長は12年7月の意見交換会で、耐用年数がくる

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経団連会長会社の社会貢献活動に異議あり! (上) -農薬蚊帳は無駄で危険な「アフリカ支援」だ-

著者: 岡田幹治

大手化学メーカー、住友化学のウェブサイトで「アフリカ支援」のページを開くと、子ども二人が蚊帳の中に座る写真に「マラリアを予防する。」との文字が添えられた画像が現れる。米倉弘昌・経団連会長が会長を務めるこの会社は、農薬蚊帳

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「バトンタッチ!」中沢啓治さんを追悼して Remembering Nakazawa Keiji

著者: 乗松聡子

2011年8月4日、日本、米国、中国、韓国ら出身の大学生を対象に 証言する中沢さん。左は近藤紘子さん、右はこのブログ筆者の乗松聡子。 12月24日、バンクーバーの自宅でクリスマスディナーの支度をしているときにニュースが飛

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青山森人の東チモールだより 第227号(2012年12月31日)

著者: 青山森人

エミリア=ピレス財務大臣、疑惑に対しノーコメント 医療機器購入をめぐる疑惑 前号の「東チモールだより」で、エミリア=ピレス財務大臣が縁故主義の批判をうけていることについて「病院への設備事業(ベッド購入)が大臣の夫が経営す

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子安宣邦 on Twitter 12月6日〜12月27日……安倍政権と<反原発>党、仁斎『論語古義』の現代語訳、中−米(日)関係へ、衆院選に見る〈アメリカの平和〉と〈アジアの平和〉、〈中華帝国〉的中国の到来

著者: 子安宣邦

12月27日 熱しているのは安倍と自民党政権であって、国民ではない。国民は冷めている。今朝の朝日の世論調査を見てそう思った。菅内閣発足時より低い支持率は、選挙結果のあの数字が、いかに民意からはずれたものであるかを示してい

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【緊急署名】避難基準に福島原発事故の実態を! 7日間50mSv、年20mSvは高すぎる 緊急防護準備区域(UPZ)30kmは狭すぎる

著者: 満田夏花

みなさま(拡散歓迎) すでにお伝えした通り、原子力規制委員会は、現在急ピッチで、原発事故 がいざ生じたときの防災計画策定のための避難基準を検討しています。 ところが、現在の案では、事故後数時間は毎時500μSv(7日間5

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青山森人の東チモールだより 第226号(2012年12月26日)

著者: 青山森人

美しいビルの陰に隠される貧困と惨めさ  1998年3月11日、ジャカルタに囚われの身となっている解放軍のシャナナ=グズマン総司令官に代わって現場の闘争指揮を執っていたニノ=コニス=サンタナ司令官が亡くなりました。「3.1

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12/22の現代史研究会「戦後の日本政治史を日米関係を軸に考える」の印象記

著者: 現代史研究会事務局

当日はあいにくの雨模様にもかかわらず、100人を超える熱心な参加者がありました。特に、日ごろはあまりお見かけしない女性たちが10数人こられていたのは驚きでした。多分これは孫崎享さんの著書(『戦後史の正体』)に触発されて、

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月例世界経済管見 2  安値で各国市場に殺到する中国製品

著者: 岡田幹治

中国発のデフレが世界を襲い出した  世界経済にまた一つ、暗雲が広がってきた。世界の工場として急速に生産能力を高めてきた中国で供給過剰が顕在化し、世界の資源、素材、装置、海運などの業界で余剰感が強くなっているのだ。中国景気

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『研究不正と国立大学法人化の影-東北大学再生への提言と前総長の罪』の書評

著者: 希望

「研究不正と国立大学法人化の影-東北大学再生への提言と前総長の罪」(日野ら)の第三章を中心に論ずる。当該部分は井上明久東北大学前総長の研究不正と二重投稿の一部に対する東北大学調査検討委員会及び日本金属学会の不適切な対応に

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虚構解体!原発は「文明の凶器」、「文明の利器」ではない =3/8町田集会の成功を、原発ゼロ社会をめざして、いまこそ「大同」を=

著者: 藏田計成

(1) 福島県庁舎の空間線量は事故前線量の「25倍」 (2) ICRPのいう「一般公衆」とは「46歳集団」、「0歳集団」の被曝感度は「30倍」 (3)  ゴフマンモデル「被曝時年齢別集団」の被曝ガン死数 (4)  胎児の

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