旧ソ連の作家ショーロホフ(1905年生まれ~84年没)は65年、長編小説『静かなドン』などが高く評価され、ノーベル文学賞を受けた。旧ソ連では58年のパステルナーク(作品は『ドクトル・ジバゴ』)に次ぎ、70年のソルジェニ
本文を読むカルチャーの執筆一覧
リハビリ日記Ⅳ 47 48
著者: 阿部浪子(文芸評論家)47 有賀喜代子と娘、内田良子 庭木のツツジの花が4月になっても咲きそろわない。ぽつり、ぽつりと咲いている。木の手入れを怠っているせいだろうか。赤紫色の花びら。1つでも開花すれば、あざやかでうつくしい。早朝がたのしみだ
本文を読むリハビリ日記Ⅳ 45 46
著者: 阿部浪子(文芸評論家)45 岩藤雪夫のはがき 春のおとずれを告げるアオモジの木の花。アオモジは別名、卒業木だそうな。はじめて見るもの。白い小さな花が、枝に連なって咲いている。黄緑の葉たちも、清らかな感じがする。しかしテーブルの上では、その姿
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(2) 『ペスト』の著者カミユとは――正義と自由を守るヒューマニスト
著者: 横田 喬フランスの作家カミユはこの作品を始め小説『異邦人』やエッセー『シーシュポスの神話』などの著作が高く評価され、1957年に43歳の若さでノーベル文学賞を受けている。日本人で同文学賞を受賞した川端康成は69歳、大江健三郎は
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(1) カミユの『ペスト』――不条理なものとの闘い
著者: 横田 喬新型コロナ禍の時節柄か、フランスのノーベル賞作家アルベール・カミユの小説『ペスト』が日本でも最近よく読まれている、と聞く。アルジェリアのオランという地方都市で二十世紀半ば、稀代の悪疫ペストが突如蔓延する仮想の筋立てだ。
本文を読むささや句会 第66回 2021年 3月20日 土曜日
著者: 公子春分や母の遺せしヤクルト飲む 守屋明俊 少しねじれたあの人の文字柳の芽 新海あすか あの空へ祈るかたちの白木蓮 合
本文を読む江東屋上菜園瓦版号外4号/フジが満開寸前 あまりにも早い! グレタさんに叱られる!
著者: 中瀬勝義フジが満開寸前 あまりにも早い! グレタさんに叱られる! https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2021/04/41fb4b4de49191b812c9ebfa1ec7f3f3.
本文を読む江東自転車エコライフ通信第193号/193 回 楽しく自転車で走る会(21.3.28)
著者: 中瀬勝義江 東 区 内 の さ く ら 巡 り 拡大してみてください https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2021/04/8be5ece709b64cffaa42b7ad43c8d15
本文を読む屋上菜園瓦版169号/コ ロ ナ 禍 第 4 波 が 心 配 ! フジが咲き始めました
著者: 中瀬勝義コ ロ ナ 禍 第 4 波 が 心 配 ! フジが咲き始めました https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2021/03/9086ce0e945c6e8366cd02c36a6d2
本文を読むリハビリ日記Ⅳ 43 44
著者: 阿部浪子43 ある小説家の昼下がり 赤いツバキの花が、ホソバの木の間から顔をのぞかせている。緑の葉っぱは1年中つやつやしている。赤い花たちを健気にひきたてている。 寒い日がつづいた。2月17日午後のこと。窓を開ける。おや? 白い
本文を読む国家(国民)を食いものにして肥え太る企業とその背後をうろつく「巨悪」
著者: 合澤 清書評:『ロッキード疑獄 角栄ヲ葬リ巨悪ヲ逃ス』春名幹男著(KADOKAWA2020) はじめに 著者・春名幹男は、数々の栄誉ある賞に輝いた元共同通信の外信部記者で、元名古屋大学教授である。その春名が15年の歳月を費やし
本文を読むささや句会 第65回 2021年 2月20日 土曜日
著者: 公子縄跳びの縄春光をかき混ぜり 川瀬範子 捨ててよき余命いとほし夜の梅 守屋明俊 春光やパパはスーツに抱っこひも
本文を読む江東屋上菜園瓦版168号/コロナ禍第3波でも ウ メ は 満 開 !
著者: 中瀬勝義コロナ禍第3波でも ウ メ は 満 開 ! https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2021/03/5a6f55f19213dda6113e8bf912e9ba1f.pdf 〈記事
本文を読む「春の陽」
著者: 出町 千鶴子今、世界がひとつになって取り組むべき未来からの課題がふたつ。連動する「地球温暖化防止」と「新型コロナウィルス・パンデミックの収束」である。 人類の罪(気候危機)を反省し、世界中の言語・人種・文化・宗教・政治の全ての違
本文を読むリハビリ日記Ⅳ 41 42
著者: 阿部浪子41 小説家、河野多恵子は悪人か 黄色い果実をつけたカリンの木の下に、白いスイセンの花が咲いている。ほんのり香ってくる。楚々たる姿はうつくしい。冬の白い花は冷たい感じがするけれど、花の中央の黄色い部分は春のあったかさを
本文を読む江東屋上菜園瓦版167号/コロナ禍第3波 世界政治の大転換・大改革
著者: 中瀬勝義コロナ禍第3波 世界政治の大転換・大改革 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2021/01/8b09dae7b503cd9f7a7c79f666c78158.pdf http
本文を読むささや句会 第64回 2021年 1月20日 水曜日
著者: 公子切絵めく屋根の連なり寒夕焼 奥野 皐 初晴や岸辺の花芽は紅を帯び 合沢舞祥 ほめられし自作の凧と駆けだしぬ
本文を読む地球の上で「うたおう歓びの歌」
著者: 出町 千鶴子地球の上で「うたおう歓びの歌」 晴れたる青空 漂う雲よ 小鳥はうたえり 林に森に 心は朗らか 歓び満ちて 見交わす我らの 明るき笑顔 夜明け前、庭の小鳥たちの歌で目を覚ます。 今日もまじめに楽しく元気よく私は絵を描こう
本文を読む「共犯者」とならないために―「独ソ戦争」での大量犠牲者をすかして政府のコロナ対策を考える!
著者: 合澤 清書評:『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』 大木 毅著(岩波新書2020) 「独ソ戦」について書かれたものはこれまで数冊通読したことがあった。 それらの本からつくられたイメージでは、軍事力で圧倒的に優越しているナチス・ドイツが「独
本文を読む「グローバル世界」と言われて久しい中、皮肉にも新型感染ウイルスはそれを一瞬で証明
著者: 藤田泉2020年の2月はじめに、オーロラを観に行こうとノルウェーのトロムソを訪ねました。残念ながら鮮明で完璧なオーロラは望めませんでしたが、北限の教会「北極教会」を訪れ、感動し、作品にしてみました。世界がパンデミックに陥るほん
本文を読む私が出会った忘れ得ぬ人々(42) 北杜夫さん――僕の仕事は親父の歌一首に及びません
著者: 横田 喬作家の北杜夫さんは不惑にさしかかる年頃の一九六六(昭和四一)年春、躁病をいきなり発症した、という。 ――躁が来る時は、自分でもわかる。口数が多くなって、陽気になる。仕事をなんでも引き受け、ふだんは嫌いなテレビ出演なん
本文を読むボンオペラから:ベートーヴェン生誕250周年を祝福するコンサート
著者: グローガー理恵2020年12月17日、ベートーヴェンの生誕250周年を記して、ベートーヴェン生誕の地・ボン(Bonn)のボンオペラ (Bonn Opera)にてコンサートが開かれました。コンサートはドイツのWDR放送局によって生中継さ
本文を読むささや句会 第63回 2020年12月20日 日曜日
著者: 公子寒鰤を引き切る出刃の若き指 新海泰子 冬三日月刃こぼれのごと火星かな 小宮桃林 調子よき庭師の鋏冬日和
本文を読む江東屋上菜園瓦版166号/新年あけましておめでとうございます。
著者: 中瀬勝義新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2021/01/ebe3d8092e637b2c74c04dcb8c
本文を読む江東自転車エコライフ通信192号/スカイツリー・イルミネーション
著者: 中瀬勝義楽しく自転車で走る会(2020.12.27) スカイツリー・イルミネーション https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2020/12/6e3094fcc458a4dc3a77387
本文を読む私が出会った忘れ得ぬ人々(41) 「斎藤一族の人々」――超個性的な面々がずらり
著者: 横田 喬私は『朝日新聞』記者の振り出しが仙台在勤だった。今から六十年ほど前の一九六〇年代初めのこと、夏場の休日に東北の霊山・蔵王山へ日帰り登山を試みた。気が立っていたせいか、最高峰・熊野岳(一八四一㍍)に思いのほか容易に登頂で
本文を読む地球の上で«Jingle Bells»
著者: 出町 千鶴子ツリーを飾ってクッキーを焼いて、窓もきれいに準備は上々。 もうすぐクリスマスがやって来る。 祝福がぎっしり詰まったサンタクロースさんの大きな袋が、 あなたにも届きますように。 クリスマス、おめでとうございます。 初
本文を読む私が出会った忘れ得ぬ人々(40) 赤瀬川原平さん――青春時代の辛い体験が創作活動の肥やしに
著者: 横田 喬前衛美術家にして芥川賞作家でもあった赤瀬川さんは、実に面白い人柄の方だった。対面はたった一度きりだったが、最高に楽しい時間を過ごし、記者冥利に尽きる思いを味わった。三十年近く前の一九九二(平成四)年に、当時『朝日新聞』
本文を読むリハビリ日記Ⅳ 39 40
著者: 阿部浪子39 平林たい子の『林芙美子』 黄色いチョウが低空をひらりひらり舞っている。晩秋の昼下がりだ。隣家の白いサザンカの花が、今年も咲いた。無垢な白い花びらにピンク色の花びらが混じっている。日を追って、ピンク色が全体に広がっ
本文を読む私が出会った忘れ得ぬ人々(39) 草野比佐男さん――村の女は眠れない
著者: 横田 喬三年前に放映されたNHKテレビ朝の連続ドラマ『ひよっこ』を見入るうち、その昔取材で知り合った農民作家・草野比佐男さんの面目を懐かしく思い起した。ドラマの舞台設定は高度経済成長が始まり、東京オリンピック開幕の迫る一九六四
本文を読む