カルチャーの執筆一覧

冬の沖縄、二つの目的をもって~「難しい」と逃げてはならないこと(2)今帰仁城は桜まつりのさなか

著者: 内野光子

 平郎門 、1962年、琉球政府により修復された カンヒザクラの並木、2月12日までが桜まつりで、夜はライトアップされる由 やや前後するが、愛楽園再訪の前に、今帰仁城跡を訪ねた。今回の旅で、夫がどうしても訪ねたいと、計画

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冬の沖縄、二つの目的をもって~「難しい」と逃げてはならないこと(1)

著者: 内野光子

出発の前、数日間は、那覇の気象情報が気になっていたが、この季節の気温は、千葉より10度は高い。朝、着ていくものに迷ったが、セーターに薄いコートにマフラーで家を出る。羽田10時30分発ANA469便、修学旅行の高校生も乗っ

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文庫本「解説」の「解説」の面白さ  ―書評 斎藤美奈子著『文庫解説ワンダーランド』(岩波新書)―

著者: 半澤健市

 本書は、文庫本の「解説」を「解説」した本である。 解説の解説なんて何が面白いのか。面白いのである。 著者の斎藤美奈子(さいとう・みなこ)は、1956年生まれの文芸評論家。「序にかえて」の副題に「本文よりエキサイティング

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「短歌サロン九条」で「沖縄における天皇の短歌は何を語るのか」について報告しました

著者: 内野光子

「短歌サロン九条」は、「憲法九条を守る歌人の会」の有志の方が、隔月に開く勉強会だという。今回1月21日に、表記の題での報告の機会をいただいた。20人ほどの参加者であった。 テーマは、昨年6月「思想史の会」での報告と同じな

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紅葉のシーズンは終わったはずだが~久しぶりの京都(3)40年ぶりの法然院へ

著者: 内野光子

翌朝は、晴れる予報だったのに、すっきりしない空模様だった。今日は、南禅寺から北へ向かい、法然院を訪ね、小泉苳三の墓参を予定。小泉苳三(1894~1956)は、私が同人になっている短歌結社誌『ポトナム』を1922年に創刊し

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