カルチャーの執筆一覧

世界のノンフィクション秀作を読む(57) ウィリー・ブラント(元西独首相)の『ナイフの夜は終わった』(上)

著者: 横田 喬

ウィリー・ブラント(元西独首相)の『ナイフの夜は終わった』(朝日新聞社刊、中島博:訳) ――波乱に富む反ナチ闘争の自伝(上)  著者(1913~1992)は東西冷戦期での東方外交(対ソ連)の功績でノーベル平和賞(71年)

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世界のノンフィクション秀作を読む(56) 奥野克巳の『はじめての人類学』(下)

著者: 横田 喬

奥野克巳(立教大教授:文化人類学)の『はじめての人類学』(講談社現代新書) ――最近百年のダイナミックな知的格闘を一望(下) ◇ボアズ(1858~1942)――「生のあり方」  ユダヤ系のドイツ人だったボアズはドイツで物

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世界のノンフィクション秀作を読む(55) 奥野克巳の『はじめての人類学』(上)

著者: 横田 喬

奥野克巳(立教大教授:文化人類学)の『はじめての人類学』(講談社現代新書)  ――最近百年のダイナミックな知的格闘を一望(上)  人間とは何か?という根元的な問いは、古くて新しい。人間という存在は、数値化できない厄介な代

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世界のノンフィクション秀作を読む(54) 太田哲男の『レイチェル・カーソン』(下)

著者: 横田 喬

太田哲男の『レイチェル・カーソン』(清水書院刊)――「環境の世紀」の到来を語った人(下)  カーソンの著書『我らをめぐる海』の中に、後の『沈黙の春』につながる点を見よう。先ず、エコロジー的な観点が随所に見られる。温かい水

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世界のノンフィクション秀作を読む(53) 太田哲男の『レイチェル・カーソン』(上)

著者: 横田 喬

太田哲男の『レイチェル・カーソン』(清水書院刊)――「環境の世紀」の到来を語った人(上)  二〇世紀は「経済の世紀」から」環境の世紀」への転換点と捉え、著書『沈黙の春』で地球環境の悪化に警告を発したのがアメリカの生物学者

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江東屋上菜園瓦版205号/2 月は、ダイコン 3400g、ナツミカン 650g、 コマツナ 300gの 4.4 ㎏だった。

著者: 中瀬勝義

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江東自転車エコライフ通信217号/楽しく自転車で走る会(24.2.24)北の丸公園と靖国神社、皇居

著者: 中瀬勝義

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世界のノンフィクション秀作を読む(52) 『ガンディー――平和を紡ぐ人』(下)

著者: 横田 喬

竹中千春(立教大教授:国際政治学)の『ガンディー――平和を紡ぐ人』(岩波新書)――非暴力によるインド独立への闘い(下)  ◇マハートマの出現 「ガンディー様は大聖人、『聖者』だ」。ある村では涸れ井戸にガンディー様の名前を

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世界のノンフィクション秀作を読む(51) 『ガンディー――平和を紡ぐ人』(上)

著者: 横田 喬

竹中千春(立教大教授:国際政治学)の『ガンディー――平和を紡ぐ人』(岩波新書)――非暴力によるインド独立への闘い(上)  「マハートマ」(偉大なる魂)と呼ばれたインドの不世出の社会活動家ガンディー(1869~1948)。

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世界のノンフィクション秀作を読む(50) 『アインシュタイン』(下)

著者: 横田 喬

D・ブライアンの『アインシュタイン』(三田出版会刊、鈴木主税:訳) ――天才が歩んだ愛すべき人生(下)    ◇ノーベル賞と不確定原理  1922年10月、アインシュタイン夫妻は外遊に出た。日本では、夫妻は贅を

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世界のノンフィクション秀作を読む(48) マリー・キュリー(1867~1934)の『自伝』(下)

著者: 横田 喬

マリー・キュリー(1867~1934)の『自伝』(筑摩書房刊、木村彰一:訳) ――ノーベル賞を二つ受けた世界で唯一人の女性科学者の独白(下)    夫の死は、彼の行なった発見の意義がようやく社会的に認知されるよ

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江東自転車エコライフ通信216号/楽しく自転車で走る会(24.1.28)日本橋七福神 + 貨幣博物館+日比谷公園

著者: 中瀬勝義

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世界のノンフィクション秀作を読む(47) マリー・キュリー(1867~1934)の『自伝』(上)

著者: 横田 喬

マリー・キュリー(1867~1934)の『自伝』(筑摩書房刊、木村彰一:訳) ――ノーベル賞を二つ受けた世界で唯一人の女性科学者の独白(上)    本編の主人公「キュリー夫人」は十九世紀後半、帝政ロシアの過酷な

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世界のノンフィクション秀作を読む(46) Y・カーニー(生・没年不詳)の『私のルーファス――犀を育てる』(下)

著者: 横田 喬

Y・カーニー(生・没年不詳)の『私のルーファス――犀を育てる』(筑摩書房刊、マックリーヴェ阿矢子:訳)――専門知識を持たぬ一主婦による犀の孤児の世にも稀な育成記(下)    ▽成長と変化  ルーファスにとって、

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世界のノンフィクション秀作を読む(45) Y・カーニー(生・没年不詳)の『私のルーファス――犀を育てる』(上)

著者: 横田 喬

Y・カーニー(生・没年不詳)の『私のルーファス――犀を育てる』(筑摩書房刊、マックリーヴェ阿矢子:訳)――専門知識を持たぬ一主婦による犀の孤児の世にも稀な育成記    イギリス系白人の筆者は二十世紀前半と思しき

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お江戸舟遊び瓦版1015号/最近人気の神社詣で+ヒルズ巡り(虎ノ門、麻布台)

著者: 中瀬勝義

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世界のノンフィクション秀作を読む(44) R・ステフォフ(サイエンス・ライター、生・没年不詳)の『ダーウィン』(大月書店:刊)――世界を揺るがした進化の革命(下)

著者: 横田 喬

◇第四章 理論の誕生   <種とは何か>種は、生物分類学の基本単位だ。近代分類学の基礎を築いたスウェーデンのC・リンネはあらゆる生き物を植物界と動物界とに二分した(現代の生物学者は、植物界・動物界・菌界・他に微小な単細胞

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世界のノンフィクション秀作を読む(43) R・ステフォフ(サイエンス・ライター、生・没年不詳)の『ダーウィン』(大月書店:刊)――世界を揺るがした進化の革命(上)

著者: 横田 喬

 十九世紀イギリスの哲学者H・スペンサーはチャールズ・ダーウィン(1809~1882)の進化論を支持し、「適者生存」という概念を産み出した。これが極端化すると、人種差別主義者の正当化に利用され、ナチスのユダヤ人迫害に利用

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江東自転車エコライフ通信215号/ 楽しく自転車で走る会(23.12.23)東京スカイツリー

著者: 中瀬勝義

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ささや句会   第99回   2023年12月20日 水曜日

著者: 公子

味噌蔵に豆熟れてゆく冬銀河                  丑山孝枝   冬夕焼つぶやくやうに反戦歌                  新海あぐり 乗り換への長き地下道去年今年                 丑山霞外

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「私たちはガザの人々と連帯する!」:空襲警報を鳴り響かせて爆撃に抗議するスペイン・ゲルニカの市民たち

著者: グローガー理恵

その背景:空爆を受けたゲルニカ ゲルニカはスペインのバスク地方にある小都市。 スペイン戦争の真っ只中だった1937年4月26日、ゲルニカはドイツとイタリアの戦闘機による大規模な爆撃を受けた。 1936年から続いていたスペ

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世界のノンフィクション秀作を読む(歳末番外編) 市河晴子(1896~1943)の『エジプトの驚異――ピラミッドに登る』(下)

著者: 横田 喬

市河晴子(1896~1943)の『エジプトの驚異――ピラミッドに登る』<紀行文集『欧米の隅々』(素粒社刊)から抜粋> 希代の文章家の自由闊達で躍動感あふれる才筆(下)  (ピラミッドの)下りは十二三分もあれば足りる。下へ

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