市河晴子(1896~1943)の『エジプトの驚異――ピラミッドに登る』<紀行文集『欧米の隅々』(素粒社刊)から抜粋> ――稀代の文章家の自由闊達で躍動感あふれる才筆(上) 筆者、市河晴子は英語学者・市河三
本文を読むカルチャーの執筆一覧
農へ往け ! いろりん村 だより 2023 後編 Y・ A
著者: 村尾知恵子新宿連絡会NEWSから、いろりん村だよりを紹介します。 ◇ ◇ ◇ ◇ 今年5月から新潟県の松之山温泉に近い中立山地区に「いろりん村」が有ります。そこは昔ながらの生活を味わう ことが出来る所です。
本文を読む菅沼正子さんの「今も輝くスター55」(8)(9)が届いてます
著者: 内野光子今回は、ジェニファー・ジョーンズとジャン・ギャバン。二人とも忘れられない名優でしたね。ともに語れる友人が少なくなってしまい、それに、断片的なシーンは思い出せても、残念ながらストーリーは忘れてしまっている。菅沼さんはさす
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(42) 浜忠雄(1943~:北海学園大学名誉教授)の『ハイチ革命の世界史――奴隷たちがきりひらいた近代』(岩波新書)――未完の脱植民地化を問い直す論考(下)
著者: 横田 喬◇第三章 先駆性ゆえの苦難――革命以後の大西洋世界(続) <ハイチ革命と大西洋世界>奴隷制度下で虐げられている者にとって、ハイチは「解放のシンボル」だった。奴隷主は奴隷たちが以前よりも「無礼」で「反抗的」になったと
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(41) 浜忠雄(1943~:北海学園大名誉教授)の『ハイチ革命の世界史――奴隷たちがきりひらいた近代』(岩波新書)――未完の脱植民地化を問い直す論考(上)
著者: 横田 喬一八世紀末、カリブ海の島で黒人たちが立ち上がり、自身の手で史上初の奴隷解放を達成した。反植民地主義を掲げるこの革命と、苦難に満ちた長いその後。フランス革命やアメリカ独立革命にも匹敵する、その先駆性を誠実な学究が真摯に説
本文を読むささや句会 第98回 2023年11月20日 月曜日
著者: 公子賽銭の電子決済神の留守 丑山霞外 山茶花や熊野三山雨ざんざ 守屋明俊 塗りたてのネイルに映える冬茜
本文を読むささや句会 第97回 2023年10月20日 金曜日
著者: 公子秋雨や物みな歪むキュビスム展 奥野 皐 大過なく後期高齢栗ごはん 丑山霞外 抱きとりし赤子の重さ秋日和
本文を読む江東屋上菜園瓦版202号/区長辞任に伴う江東区長選挙が始まる!
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http
本文を読む続々届いています「今も輝くスター55」
著者: 内野光子今回は、ジョン・ウェインとジェームス・ディーンです。私の映画メモによれば、1955年には「エデンの東」を、1957年には「理由なき反抗」も「ジャイアンツ」も見ている。「エデンの東」は高校の映画教室で池袋の映画館に早朝出か
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(40) リール・ワーテンベーカーの『愛は死を見つめて』(筑摩書房刊。高橋正雄:訳)――癌との闘いの高い人間性の品位と尊厳の記録(下)
著者: 横田 喬◇祖国との別れ 11月5日(金)、私たちは旅客船の三等船室に潜り込み、海路ニューヨークを離れた。夫の体を蝕もうとする徴候が船上で姿を現した。夫の下腹がそれと判る位に膨れ、触ると熱を持っていた。一方の睾丸が大きく膨れ、華
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(39) リール・ワーテンベイカーの『愛は死を見つめて』(筑摩書房刊。高橋正雄:訳)――癌との闘いの高い人間性の品位と尊厳の記録(上)
著者: 横田 喬筆者(1908~没年不詳)は雑誌社の元記者で文筆家。職場で上司のチャールズ・ワーテンベイカーと知り合って恋に落ち、結ばれる。夫は42歳で、妻は34歳。両人とも三度目の結婚だった。夫は癌に侵され、55年初頭に亡くなるが、
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1007号/荒川新砂干潟クリーン作戦+観察会
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(38) ロバート・キャパの『ちょっとピンぼけ』 ――生と死を劇的に捉えた写真家の第二次大戦従軍記録(下)
著者: 横田 喬◇D・デイの前夜 私たちの飛行機は飛び立って、ナポリの上空を旋回した。空から見るシシリアの町の戦禍の跡は、二千年を経たローマ時代の遺跡と大差がなかった。僅か半年前に新聞雑誌を賑わしたそれらの場所は、弾痕ももはや深い
本文を読む遠くて近い 鎌倉の遠隔と溢れる自然 みんなでいこうばんしゅうのかまくら
著者: 繁竹 昇恒例の季節がやって来ました。 日頃の”もやもや”を吹き飛ばし、鎌倉の遠隔と溢れる自然を満喫しましょう‼ みなさま、お忙しい中是、非参画して大地の”たしかさ”を確認致しましょう‼ ツアーは添付資
本文を読むAIテクノロジーを利用して完成された ビートルズの最後の曲:”Now and Then”
著者: グローガー理恵4人揃ったビートルズ(1967年撮影):(時計回りで左から)ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリソン、リンゴ・スター [ Public Domain ] ビートルズはお好き? 今やビートルズは、
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1005号/金沢・兼六園・武家屋敷・永平寺・東尋坊ミニツァー
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(37) ロバート・キャパの『ちょっとピンボケ』 ――生と死を劇的に捉えた写真家の第二次大戦従軍記録(上)
著者: 横田 喬ハンガリー生まれのR・キャパ(1913~1954:本名フリードマン・エンドレ)は二十世紀を代表する戦場カメラマンだ。スペイン内戦~日中戦争~第二次大戦の欧州戦線~第一次中東戦争~第一次インドシナ戦争(取材中に不慮の死を
本文を読むささや句会 第96回 2023年 9月20日 水曜日
著者: 公子白露とや三途の川は兵に満ち 守屋明俊 針箱の銀の指ぬき月今宵 丑山霞外 窓を打つ風や夜食の豆腐粥
本文を読む山中湖~河口湖絵日記。
著者: 大西利治2023/11/19 この間の日曜日早朝、朝焼けの雪化粧し直した?!富士山と河口湖の紅葉目当てに山中湖~河口湖へ。素晴らしい富士山が撮れました! 今年は暑い日が続いたせいか、河口湖の紅葉はメイン会場まだ盛りでは無く、去年
本文を読む江東自転車エコライフ通信第214 号/ 楽しく自転車で走る会(23.11.18)
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http
本文を読む言霊降臨
著者: 川端秀夫僕がまだ大学一年生の時のことである。戦友との同窓会のために上京した父は、次のメモを残して帰っていった。 「今日靖国神社の社頭に祈念して、大東亜戦争で散華した二六〇万の青年・壮年の英霊に対して涙にくれた。其人
本文を読む詩篇「小鳥と雑草」
著者: 川端秀夫小鳥という名の鳥はいない 雑草という名の草はない しかし 少女が空を見上げればそこには小鳥が飛んでいるし 少年たちは常に雑草のようにたくましい けっきょくのところ 小鳥はいるのかいないのか 雑
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(36) 藤原ていの『流れる星は生きている』 ――母が子のために書いた感動の記録(下)
著者: 横田 喬◇三十八度線(下) 南へ南へと牛車は動いていく。私は牛車の傍を歩いている。太陽が昇ると人も牛も暑さの中にうだりながら前進を続ける。新渓で買った四円の草鞋は一晩で擦り切れ、私は裸足になった。足の裏が焼け付くように痛く、
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(35) 藤原ていの『流れる星は生きている』(日比谷出版社) ――母が子のために書いた強い感動の記録(上)
著者: 横田 喬筆者(1918~2016)は作家新田次郎(本名・藤原寛人)の夫人。夫と共に39年に旧満州の首都・新京(現・長春)の気象台に赴き、45年のあの敗戦の日を迎える。未曾有の大混乱の中で夫を現地に一時残し、三人の子供を引き連れ
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(34) L・ペイヤールの『ラコニア号遭難事件』(筑摩書房、近藤等・寿里茂:訳)――信じ得ないナチスUボートによる人道的救援活動の記録(下)
著者: 横田 喬◇救助作業始まる 9月13日、ドイツ海軍軍令部。デーニッツ提督は暗号解読済みの一通の電文に目を走らせた。「英船ラコニア号撃沈ス。残念ナガラ、イタリア捕虜千五百輸送シアリ。現在マデ、九十名救助。指令求ム。ハルテンスタイ
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(33) L・ペイヤールの『ラコニア号遭難事件』(筑摩書房、近藤等・寿里茂:訳)――信じ得ないナチスUボートによる人道的救援活動の記録(上)
著者: 横田 喬ナチスの暴状を知る者には信じ得ない物語である。Uボートの艦長が撃沈した英国の輸送船の乗員を救助するため、命懸けの異常な行動に出る。フランスのノンフィクション作家L・ペイヤール(1898~没年不詳)は独・英・仏の三方面の
本文を読む江東屋上菜園瓦版201号/東北農林専門大学開校準備が進む!
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2023/11/02a807a49e9aab24aab3c285302bfa5a.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://w
本文を読む処女作の経験
著者: 川端秀夫文章を書くことに関して持っている私の信念は極めて単純であり、それは「人間の極限のエネルギーを注いだものだけが文学であり、それ以外はすべてクズである」ということに尽きる。若い頃に読んだロートレアモンの影響は決定的であった。
本文を読む歴史における保守と進歩
著者: 川端秀夫*************************************************************** 中央大学創立百周年記念長谷川如是閑賞授賞論文 『歴史における保守と進歩』 *********
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(32) チャールズ・M・ダウティの『アラビア砂漠』(筑摩書房、小野寺健:訳) ――砂漠のアラブ族に関する第一で不可欠の宝典(下)
著者: 横田 喬◇ザイドの家族、妻ヒルファ 遊牧民のザイドにはヒルファの他にもう一人の妻があったが、逃げてしまった――大抵の夫婦では、男が暴虐であるため、これは珍しいことではない――そして今は彼女の母親の部族、ビシュル族と暮らしてい
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