本日は、日本民主法律家協会(日民協)の機関誌「法と民主主義」(法民)の編集会議。 選挙期間中だが、日民協と法民の話題を提供したい。 最新刊の法民2016年6月号【509号】特集は、小沢隆一さんの責任編集で「岐路に立つ日本
本文を読む時代をみるの執筆一覧
公的年金運用の失敗か - GPIFの10兆円マイナスを考える -
著者: 半澤健市《GPIFの大損発生はアベノミクスの破綻》 「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)の2015年度決算(2015年4月~16年3月)で、運用資産に巨額のマイナスが発生したと報道されている。その上、今期に入り英国の
本文を読む醍醐聡さんの「安倍政治批判、野党共闘」ブログに思うこと
著者: 澤藤統一郎下記は、醍醐聰さんの昨日(7月4日)付ブログ。タイトルが、「安倍政治批判、野党共闘、日本共産党の政治姿勢について」というのだから、話はこの上なく大きい。 http://sdaigo.cocolog-nifty.com
本文を読む神の国からの妄言にもの申す。
著者: 澤藤統一郎森喜朗よ。 錆び付いた大日本帝国時代の遺物よ。 汝の体内時計は、71年前で止まったまま。 歴史の歩みを刻んでいない。 いまだに汝は 「日本の国は天皇を中心としている神の国であるぞ」 という妄想の中にいる。 その妄想が、時
本文を読む安倍政治批判、野党共闘、日本共産党の政治姿勢について思うこと
著者: 醍醐聡2016年7月4日 (以下は昨夜、知人のAさんに送ったEメールである。このブログへの転載に当たっては一部、表現を加除した。小見出しも付け加えた。) 私のように気分が乗った時、手が空いた時に不規則にブログを更新する人間に
本文を読む「日本のこころ」とは、國体思想のことなのだ
著者: 澤藤統一郎今回参院選の勢力関係構図は分かり易い。 右翼アベ自民とこれを支持する公明が改憲勢力を形づくり、左翼リベラル4野党連合が反改憲でこれに対峙する。この両陣営対決のはざまに、おおさか維新という夾雑物が存在するという2極(+α)
本文を読む大阪維新は改憲政党である
著者: 澤藤統一郎おおさか維新の会が、「2016年参院選マニフェスト」を公表している。 その公約集のタイトルが、「維新が変える。改革メニュー13」というもの。そのメニューの第1が、驚くなかれ「憲法改正」なのだ。もっとも、アベ自民の改憲草案
本文を読む新自由主義の、破綻の始まり?
著者: 加藤哲郎2016.7.1 6月23日のイギリスの国民投票によるヨーロッパ連合(EU)離脱決定には、驚きました。2012年のギリシャのユーロ脱退論議で生まれたGrexit(Greece + Exit)になぞらえてですが、Brex
本文を読む公明党の公約には、「憲法」も「沖縄」もまったく出てこない。
著者: 澤藤統一郎はや7月である。今年も半分が過ぎた。この秋はどのような秋になるだろうか。暮れはどうだろう? 鬼が笑っているだろうか。それとも鬼も哭いているのだろうか。 今月10日に参院選投開票。そして、31日には都議選である。とりわけ2
本文を読む望みなきにしもあらず - 護憲派は最後の決戦に全力を -
著者: 岩垂 弘7月10日の参院選まで10日を切ったが、新聞各社の世論調査によれば、改憲勢力が3分の2をうかがう情勢である。世論調査通りの選挙結果となれば、改憲に意欲を燃やす安倍首相はいよいよ衆参両院での憲法改定発議に乗り出すだろう。
本文を読む新たな有権者諸君に呼びかける
著者: 澤藤統一郎私のブログの記事は、転載・引用大歓迎である。 昔、労働事件に携わっていた頃、日刊で「分会ニュース」を発行している組合がいくつかあった。ビラにして、これを毎日門前で出勤の労働者に手渡すのだ。あるいは、始業前に各従業員の机に
本文を読む「EU離脱国民投票」の「日本国憲法改正国民投票」への教訓
著者: 澤藤統一郎民主主義とはなんだろうか。なんとなく分かっているようで正確に定義することは難しい。民主主義の正しさを証明することはさらに難しい。民意にもとづく政治だから常に正しいとは限らない。このことは、脳裏に刻むべきだ。ナチスも天皇制
本文を読む「英国のEU離脱」を後付け理由にする安倍政権
著者: 盛田常夫EU離脱は「リーマン級」か ユーロに加盟していない英国がEUを離脱したからといって、世界的な金融危機を惹き起こす必然性はない。シティはいままで通り営業を続けるし、ポンドがそのまま通貨として使用されるから、国際的な債権債
本文を読む選挙期間中の落選運動ビラ配布は?
著者: 澤藤統一郎3年前の2013年参院選以来のインターネット選挙運動解禁は、画期的な選挙運動の自由をもたらした。しかし、インターネット選挙運動の解禁によって、ビラやチラシの必要がなくなったわけではない。特定の場所に集まる人
本文を読む反共を叫べ。野党共闘に楔を打ち込め。各個撃破せよ。そうして、改憲への道を切り開け。
著者: 澤藤統一郎シンゾーよ。汝との契約に従って、民衆を支配する要諦を教えんか。深く心に刻んで、夢忘れることなかれ。 何よりも、分断して統治せよ。これこそが支配の鉄則であると知れ。 可能な限り被治者を孤立した砂粒の状態に置け。砂粒は無力な
本文を読む速報:スペイン総選挙に与えたBrexitの打撃 安定への願望が変化への期待を打ち崩した?
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸です。 この26日にスペインの「やり直し総選挙」が行われたのですが、そのわずか3日前に行われたBrexitが、どうやらこの選挙に大きな影響を与えたようです。 速報としてお伝えします。 *
本文を読む米軍属による女性暴行殺人事件に対する抗議・追悼県民大会 ー 闘いは新しい段階へ ー
著者: 宮里政充4月24日夜、元米海兵隊員で米軍属のケネス・フランクリン・シンザト(旧姓ガドソン・32歳)という男性が、うるま市でウォーキング中だった女性(20歳)を乱暴しようと考え、県道沿いの草むらに連れ込んで暴行し、首を絞め刃物で
本文を読むかつて、創価学会は平和憲法擁護・反戦を掲げていた。
著者: 澤藤統一郎「公明党=創価学会ではない」とは、ときに聞かされること。「公明党≒創価学会ですらない」「創価学会は真面目ですよ。平和を求めることにおいては特にね」などとも。とりわけ学会の婦人部が、原水爆禁止や9条擁護に熱心だとされる。私
本文を読む浜の一揆訴訟が問いかけるものー「21世紀の水産を考える会」総会での報告
著者: 澤藤統一郎「NPO法人21世紀の水産を考える会」の年次総会にお招きいただき、浜の一揆訴訟についてお話しする機会をいただいたことに感謝いたします。 この運動、この訴訟について、是非とも多くの人に知ってもらいたいのです。しかし、岩手の
本文を読むサハラ砂漠の渇死難民数知れず - EUを離脱しても英国にとり憑く移民難民 -
著者: 平田伊都子2016年6月23日、イギリスはEUからの離脱を国民投票で決めました。 離脱に至る様々な理由が並べられましたけど、一番大きな要因は、移民難民にうんざりしていたことです。 これで、EU加盟諸国の移民難民排斥に拍車がかかるこ
本文を読む野党共闘をどう見るかー18・19歳の意見と向き合う
著者: 澤藤統一郎昨日(6月23日)の毎日新聞朝刊。「参院選で有権者になる20歳未満の男女各50人の計100人に野党共闘について聞いた」という記事。回答した92人の意見分布と9人の個別意見を紹介している。「野党共闘に「賛成」と答えたのは2
本文を読む「移民問題」に負けた残留派 イギリスの「離脱決定」に思う
著者: 矢沢国光「まさかの」イギリスEU離脱であった。 しかしよくよく考えてみると、「まさか」というわれわれの感覚は、問題の切迫を見落としていたからだと気づく。 残留派は「EU離脱の経済的リスク」という「経済論理」で半ば説得し、半ば脅か
本文を読む「沖縄全戦没者追悼式」と「平和の礎」の思想
著者: 澤藤統一郎本日、沖縄戦で組織的戦闘が終結したとされる「6月23日」。あの日から71年目である。折も折。元米海兵隊員の強姦殺害事件への追悼・抗議集会の直後であり、辺野古新基地建設反対を最大テーマとする参院選のさなかでもある。 選んだ
本文を読む赤ちゃんの泣き声を社会の幸せととらえる・たのべたかお候補(参院選栃木選挙区)とその陣営に敬意の拍手
著者: 澤藤統一郎本日(6月22日)、いよいよ第24回参議院議員通常選挙が公示。7月10日の投票日まで18日間の選挙戦の始まり。立候補を予想された顔ぶれは出揃い、届け出は午後5時に締め切られた。最終的な候補者数は、選挙区(改選数73)22
本文を読む「市民連合わかやま」の由良登信(ゆら・たかのぶ)さんに声援を送る。
著者: 澤藤統一郎明日(6月22日)が第24回参議院議員選挙の公示日。明日からのこの選挙戦は、いつにも増して日本の将来に大きく影響を与えるものとなる。 本日(21日)各紙の報道によれば、アベは、昨日(20日)のインターネット番組やテレビ番
本文を読む野党の選挙共闘は痛い。痛いからこその反共攻撃なんだ。
著者: 澤藤藤一郎私が、アベです。「アベ政治を許さない」って、全国津々浦々に回状をまわされている、お尋ね者同然の、あのアベ。 参院選が近くなったのに、最近何もかもうまく行かない。手詰まり状態でね。出るのは愚痴と溜息ばかり。ホントにどうしち
本文を読む沖縄の誇りと自立を愛する皆さまへ:第34号(2016年6月) 新基地建設は国際社会の信頼を低下させる 政府の主張する「公益」批判
著者: 河野道夫翁長知事に対する国土交通大臣の「指示」(2016年3月16日「公有水面埋立法に基づく埋立承認の取消処分の取消について」)は、埋立の「公共性の高さ」について知事は(例外的に)「国防・外交上の事由を考慮しうる」とした上で、
本文を読む沖縄県民大集会の日に、沖縄の怒りの根源を想う
著者: 澤藤統一郎本日(6月19日)那覇で、米軍属(元海兵隊員)女性暴行殺人事件に抗議する県民大集会が開催された。集会名は、「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾! 被害者を追悼し、沖縄から海兵隊の撤退を求める県民大会」(主催・辺野古新基地を
本文を読むこれは、国地方係争処理委員会の「味な大岡裁き」ではないか
著者: 澤藤統一郎辺野古新基地建設に関しての沖縄県と国との紛争。3月4日における訴訟上の「(暫定)和解」に続く法的手続として注目されていた、「国地方係争処理委員会」の審査申立事件において、昨日(6月17日)予想外の結論が出た。 「アメリカ
本文を読む問われるべきは「賛否のバランス」ではなく、「情報の質」
著者: 醍醐聡2016年6月17日 昨日、日本記者クラブで「放送メディアと放送法~何が争点か~」をテーマに、放送法遵守を求める視聴者の会」と「放送メディアの自由と自律を考える研究者有志」の公開討論会が開かれた。私は研究者有志の1人とし
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